台東区蔵前にて行った屋根調査！棟板金を固定する釘の浮きや抜けなどの症状が見られましたので、棟板金交換工事をご提案致しました。

更新日：2023年12月03日

　台東区上野にお住いのお客様より「飛び込み業者より屋根を指摘され、屋根に上らせてしまったが、不安になったので一度見に来てほしい」とのご依頼を頂き、調査にお伺いさせていただきましたのでそちらの調査の様子をお届けいたします。

　私たち街の屋根やさんでは調査からお見積り作成まで無料で行っております。お困りの際はお気軽にお問合せ下さい(^^ゞ

釘の浮きの放置は危険です！

　棟板金を固定する釘に浮きが見られました。まず棟板金とは、屋根の頂点部分の「棟」部分を覆う板金のことを示しており、風や雨の浸入を防ぐ役割を果たしています。

　 その棟板金を固定する釘に浮きが見られると、釘穴の隙間から雨水が浸入しやすくなります。雨水が浸入してしまうと、棟板金の内部にある貫板という木材に雨水が浸透してしまい、貫板が腐ってしまう可能性があります。 棟板金は貫板に固定されているため、貫板が腐ると棟板金を固定することが難しくなります。 また、貫板が腐ると雨漏りの原因にもなりますのでお早目のメンテナンスが必要になります👍

棟板金を固定する釘が抜けていました！

　 棟板金を固定する釘が抜けている箇所が見られました。また、棟板金が一部、養生テープによって補強されていました。 お客様にご確認をしたところ、飛び込み業者の方が棟板金内部の貫板を確認する際に棟板金を持ち上げてしまったらしく、棟板金と屋根材との間に大きな隙間ができてしまっていました。

　このような隙間や釘の抜けができてしまうと、棟板金を固定する釘と同様で、隙間から雨水が浸入し貫板が腐る原因となります。養生テープでの補強は雨水の浸入を完全に防ぐことはできませんし、固定力が弱いため、時間が経つと風雨の影響で剥がれてしまいます。

　お客様が確認をできないことを良いことに工事の契約を取るために、屋根に上りこのようなことをする業者がいますので、屋根に人を上らせる際には十分注意しましょう(^^ゞ

屋根材にひび割れの発生！

　 屋根材にひび割れの発生が見られました。ひび割れが発生すると、ひび割れ部分から雨水が浸入し屋根材の耐久性が劣化してしまいます。よってこの状態で放置をしているとひび割れが広がり屋根材が飛散してしまう可能性があります。屋根が飛散し、通行人や車などに当たってしまうと大変ですのでお早目のメンテナンスが必要になります。こちらの症状はシーリングでの補修工事を行うことで、屋根材が飛散してしまう心配も無くなります👍

　こちらのお客様邸では、棟板金を固定する釘の浮きや抜け、屋根材にひび割れの発生が見られ、棟板金が屋根材から大きく浮いていてメンテナンスが必要な状態でした。よって棟板金交換工事と屋根材シーリング工事のご提案を致しました。

お値段につきまして

　棟板金交換工事の費用につきましては棟の長さが20m程ですと￥154,000（税込み）が料金の目安となっており、 屋根材シーリング補修工事は￥33,000（税込み）から、施工を行っております。また、屋根の勾配によっては足場の施工が必要になります。

　使用する材料や棟の長さにより料金が変動致しますので詳しいお値段につきましては私たち街の屋根やさんまでお気軽にお問い合わせください(^_^)/

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