
HOME > ブログ > 杉並区高井戸東にてスレート屋根の調査、塗膜の劣化したスレート.....
更新日:2023年09月26日
杉並区高井戸東にお住いのお客様より屋根のメンテナンスを検討しているとのことでお問い合わせいただきまして現地調査にお伺いしてまいりました。
既存の屋根材はスレートでした。スレートとは通常、セメント、繊維、顔料、合成樹脂などの合成材料を使用して製造されます。
スレートは製造された年代によってアスベストの有無が変わってまいります。アスベストは不燃性と耐久性の高さを持ち合わせた建材で非常に重宝されておりました。
しかしながら解体時の人体に与える悪影響が問題視され、建材への使用が制限されました。現在では使用ができない材料になります。2002年以降はアスベストの使用が制限されておりますので基本的に2002年以降にお家を建てられた場合はアスベスト非含有のスレートが使用されております。
今回使用されていたのはフルベスト20というスレートでアスベスト含有のものになります。スレートはそれぞれに特徴があり、それを目印にして見極めを行います。スレートの見極めを間違えると葺き替えの際は大きな問題になってしまいますのでご注意ください。
アスベスト含有スレートという事もありましたので今回は屋根のカバー工事のご提案をさせていただきました。屋根のカバー工事は既存の屋根材を解体しない工事なので比較的安価に抑えられます。
下地の状況によっては対応ができませんのでそのあたりは現地調査や設計図面から判断させていただければと思います。
屋根のカバー工事は税込877,800円から承っております(屋根面積60㎡、既存スレート屋根を金属屋根でカバー工事の場合)。
屋根の点検を行う際は屋根本体以外にもしっかりと確認を行いましょう。
例えば今回の屋根の形状は腰折れ屋根になっておりました。腰折れ屋根とは屋根の途中で勾配が変わっている屋根のことを指します。
腰折れ部分は処理を怠ると雨漏りしやすい部分になりますので十分に気を付けなければなりません。
続いて、ケラバ部分の確認です。ケラバは屋根の横から雨水が入り込まないようにつけられる役物で、屋根の上を伝う雨水が横に漏れないようにする役割も果たします。
ケラバの板金は既存の野地板に打ってありますので下地の状態が悪ければ浮いてきますし、今回のように錆が生じてくる場合もございます。
屋根の上は非常に過酷な環境に置かれますので劣化の状況も普通のものとは異なります。点検時しっかりと確認したうえでご提案できればと思いますので何かお困りの際はお気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2023年09月26日時点での費用となります。【新シリーズ:施工事例を紹介!】雹(ひょう)の被害を受けたスレート屋根をスーパーガルテクトで屋根カバー工事!【施工事例を紹介!街の屋根やさん】
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【施工内容】
スレート屋根工事
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スレート屋根工事
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