改質アスファルトルーフィング「ゴムアス」とは？特徴と選ばれる理由

更新日：2025年09月29日

屋根の下で雨水の侵入を防いでくれる大切な建材が「ルーフィング」です。

その中でも性能が高いものが「改質アスファルトルーフィング」や「ゴムアス」と呼ばれる種類。通常のルーフィングよりも防水性・耐久性に優れており、多くの住宅で採用されています。

本記事ではゴムアスの特徴やメリット・デメリット、使われる場面、長持ちさせるためのポイントまで詳しく解説いたします！ぜひ参考にしてくださいね(^^)/

　

改質アスファルトルーフィングとは？特徴をチェック！

　

屋根の防水シートとして昔から使われてきたのが「アスファルトルーフィング」です。

その中でも、より性能を高めたものが改質アスファルトルーフィングと呼ばれるタイプになります。通常のルーフィングに比べ、耐久性や防水性が強化されており、住宅の寿命を延ばすために欠かせない建材なんです(^^♪

　

特に大きな特徴は「改質剤」と呼ばれる特殊な材料を混ぜることで、アスファルト自体の弱点である「温度変化への弱さ」を補っている点です。

夏の強い日差しによる高温や、冬の冷え込みによる低温にも対応しやすく、ひび割れや劣化の進行を防ぎやすいメリットがあります。

　

ゴムアスのメリット・デメリット

　

改質アスファルトルーフィングの代表的な種類のひとつが「ゴムアス」と呼ばれる製品です。これは名前の通り、アスファルトにゴム成分を混ぜたシートで、柔軟性と防水性の高さが魅力なんですよ(^^)/

　

メリットとしては…

　

・柔らかく施工性が高いので、細かい部分や複雑な屋根形状にも対応できる
・釘やビスを打っても破れにくく、止水性能が高い
・耐久性が通常のアスファルトルーフィングよりも優れている

　

一方で、デメリットとしては重量がやや重いことや、通常タイプのルーフィングに比べると価格が高めという点が挙げられます。ただし、屋根を守る役割を考えると「安心感を重視するならゴムアス」と選ばれる方も多いです。

　

どんな場面で選ばれているのか？使用例をご紹介

ゴムアスは新築住宅やリフォームの現場で広く使われています。特に、雨漏り対策をしっかり行いたい屋根工事では定番とも言える存在なんです。

　

例えば…

　

・金属屋根や瓦屋根の下葺き材
・雨漏りが心配される下屋や谷部分
・強風や豪雨の影響を受けやすい地域の住宅

　

　

近年はゲリラ豪雨や台風被害も増えているため、「多少コストがかかっても防水性を強化したい！」と考える方に選ばれるケースが多いですよ。

また、既存の屋根をカバー工法でリフォームする場合にも、ゴムアスを組み合わせることで二重の防水性を確保できるため、安心感が高まります(^^♪

　

長持ちさせるためのポイントと注意点

　

せっかく高性能なゴムアスを使用しても、施工や管理方法を誤ると本来の性能を発揮できません。長持ちさせるためには以下のようなポイントが大切です。

　

・正しい重ね幅を確保すること
・シワや浮きが出ないよう丁寧に施工すること
・屋根材との取り合い部分をしっかり密着させること

　

また、ゴムアスは優れた素材ですが「永久に劣化しない」というわけではありません。屋根の点検を定期的に行い、ルーフィングの寿命を把握しておくことも安心につながります。

特に、雨漏りのリスクが高い谷部分や棟の周辺は重点的にチェックするのがおすすめです(^^)/

　

今回は改質アスファルトルーフィング、特にゴムアスについてご紹介しました。

柔軟性や止水性に優れたゴムアスは、雨漏り対策としてとても頼もしい建材です。新築やリフォームで採用されることが多く、屋根の耐久性を高めるための心強い存在といえるでしょう。ただし、施工の丁寧さや定期的な点検が欠かせません。

安心して長く暮らすために、ゴムアスの特性を理解しておくことが大切です。ぜひ屋根工事の参考にしてみてくださいね(#^^#)

　

　

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