
HOME > ブログ > 【調布市小島町】劣化が進むニチハパミールの正しいメンテナンス.....
更新日:2025年06月21日
1996年~2008年頃に流通していた「ニチハパミール」は、当時の住宅で多く採用されたスレート屋根材です。
見た目はスタイリッシュな印象がありますが、現在では不具合が多く報告されており、注意が必要な屋根材とされています。
特に多く見られるのが、以下のような症状です。
このように、層が剥がれ落ちてしまうと屋根材としての機能が低下し、雨漏りのリスクが一気に高まります。
ニチハパミールの主な素材は木質繊維とセメントの混合材料です。
経年劣化に加え、製造時の圧縮不足や防水性の弱さが原因で、早期に不具合が生じやすいのが特徴です。
屋根材には「パミール」の刻印があり、製品を特定する手がかりになります。
一部の業者では「塗装で対応可能」と案内されることがありますが、パミールに関してはそれは誤りです。
なぜなら、表層の剥がれは内部の素材まで劣化しており、塗膜で押さえ込むことはできないからです。
このように、表層だけでなく端部がボロボロに崩れている状態は、すでに下地材まで劣化が進んでいるサインです。
もっとも効果的な対処法は、屋根の「葺き替え」もしくは「重ね葺き(カバー工法)」です。
街の屋根やさんでは、現地調査の上で状態を確認し、最適な施工方法を提案しています。
こちらは実際に行った葺き替え工事の途中経過の写真です。既存のパミールを剥がし、防水シートを確認しながら作業を進めます。
最近では、耐久性が高く軽量な金属屋根材(ガルバリウム鋼板など)への葺き替えが主流となっています。
重ね葺きよりもコストはかかりますが、屋根下地の状況も把握できるため長寿命化につながる工事です。
最終的にこのように美しい金属屋根に仕上がりました。見た目も一新され、防水性・耐久性も大幅に向上します。
調布市小島町のような都市部の住宅密集地では、屋根の劣化に気づきにくいこともあります。
今回ご紹介したような剥離やひび割れが見られた場合は、塗装ではなく葺き替えや屋根カバー工事を前提としたメンテナンスが必須です。街の屋根やさんでは、現地調査から施工提案、工事完了後のアフターフォローまで一貫して丁寧に対応していますので、屋根の事でお困りの方は街の屋根やさんまでお気軽にご相談ください(^O^)/
記事内に記載されている金額は2025年06月21日時点での費用となります。
どのリフォームが最適?屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】
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【施工内容】
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