
HOME > ブログ > コロニアル遮熱グラッサとは?高遮熱スレート屋根材の特徴とメリ.....
更新日:2025年05月21日
屋根材を選ぶとき、デザイン性だけでなく、機能性にも注目したいですよね。
屋根の機能性の一つに遮熱性というものがありますが、その遮熱性能に優れているスレート屋根材が「コロニアル遮熱グラッサ」という屋根材です。
この記事では、コロニアル遮熱グラッサの特徴やメリット、注意点について詳しく解説します。
コロニアル遮熱グラッサは、大手建材メーカー・ケイミュー株式会社が製造するスレート屋根材です。
主に以下のような特徴を持っています。
遮熱性能: 特殊な赤外線反射顔料を配合し、太陽光の赤外線を効果的に反射。これにより、屋根表面の温度上昇を抑え、室内の温度上昇も軽減します。
耐候性: 表面には無機塗膜「グラッサコート」を採用。紫外線や雨風による劣化に強く、色あせしにくいため、美観を長期間維持できます。
軽量性: 瓦屋根と比較して約半分の重量。建物への負担を軽減し、地震時の揺れも抑える効果が期待できます。
環境への配慮: 「ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減等技術)」において効果が実証され、環境省の環境技術実証マークを取得しています。
デザインバリエーション: 多彩なカラーバリエーションが用意されており、住宅の外観に合わせた選択が可能です。
遮熱性能のある屋根材は、夏場の室内温度の上昇を抑える効果があります。
コロニアル遮熱グラッサは、日射による熱を屋根材表面で跳ね返すことで、屋根裏の温度上昇を抑制します。
これにより、エアコンの効きが良くなり、冷房費の節約にもつながります。
特に猛暑が続く地域や、屋根に直射日光が当たりやすい家には大きなメリットです。
コロニアル遮熱グラッサのもう一つの魅力は、「グラッサコート」と呼ばれる特殊な表面処理です。
このコートは無機系塗膜で、紫外線や雨風による劣化に非常に強いのが特長です。
一般的なスレート屋根と比較して、色あせや汚れの付着がしにくく、長期間美しい状態を保てます。
塗装によるメンテナンスの頻度も抑えられるため、トータルでの維持費も軽減できます。
コロニアル遮熱グラッサは、瓦よりも軽量なスレート屋根材であることも見逃せないポイントです。
屋根の重量が軽くなることで、建物全体への負荷が減り、地震時の揺れを抑えることができます。
軽量で高性能、そして見た目も美しいため、耐震性と意匠性の両方を求める方におすすめです。
遮熱性能は、使用する屋根材の色によって大きく変わります。
一般的に、明るい色ほど日射反射率が高く、遮熱効果が高いとされています。
たとえば白やライトグレーなどの淡い色は、太陽光に含まれる赤外線を効率的に反射し、屋根表面の温度上昇を抑える効果があります。
一方、黒や濃紺、ダークブラウンなどの濃い色は熱を吸収しやすく、表面温度が高くなりやすい傾向があります。
コロニアル遮熱グラッサは、赤外線を反射する遮熱塗膜を持っていますが、それでも色の違いによる性能差は無視できません。
実際、同じ製品でも色によって「遮熱性能評価値(日射反射率)」が異なり、10〜20%以上の差が出ることもあります。
したがって、遮熱効果を重視する場合は、デザイン性だけでなく、屋根色の選択も重要なポイントになります。
外観と機能のバランスを考えながら、なるべく明るめのカラーを選ぶことで、快適な住環境づくりに繋がります。
コロニアル遮熱グラッサは、遮熱性・耐候性・軽量性という3つの大きなメリットを持つスレート屋根材です。
夏の暑さ対策や光熱費削減、美観の長期維持を考える方にとって非常に魅力的な選択肢です。
私たち、街の屋根やさんは屋根の専門店ですので、屋根の事でお悩みの際はぜひお気軽にご相談ください!
記事内に記載されている金額は2025年05月21日時点での費用となります。どのリフォームが最適?屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】
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【施工内容】
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