瓦棒葺き屋根を、ドローンを使って雨漏り調査!安全・迅速・低コストで雨漏りリスクを未然に防ぐ方法を解説
更新日:2024年11月25日
ここ最近ではドローン(無人機)を使った屋根の点検が主流になってきているということをご存知でしょうか?本記事では、ドローンを利用した屋根点検のメリットやデメリットについて詳しく解説!ぜひ知っておきたい情報をご紹介します♪
ドローン点検の特徴
ドローンとは、無人で飛行する小型機器で、リモート操作によって撮影や調査を行うことができます。屋根点検においては、以下のような特徴があります。
・高性能カメラの搭載
・高い機動性
・短時間で点検が完了
ドローンには高性能なカメラが搭載されており、鮮明な画像や動画を撮影可能です。これにより、細かな屋根の劣化状況も確認できます。
狭い場所や高所でも飛行が可能なため、従来の足場や人力ではアクセスが難しい箇所も簡単に点検できます。
一般的な屋根点検では長時間の作業が必要ですが、ドローン点検は短時間で広範囲をカバーできます。
ドローンを使った屋根点検のメリット
安全性の向上
従来の屋根点検では、梯子を設置し、人が直接屋根に登って行う方法が一般的でした。しかし、この方法は高所作業による事故のリスクが高く、安全面で課題がありました。ドローン点検では、地上からリモート操作で行うため、作業員が屋根に登る必要がなく、事故リスクを大幅に低減できます。
費用の削減
急勾配や3階建て以上のお住まいでは、安全面の問題から点検時でも足場を設置する必要がありますが、足場の設置には数十万円以上の費用がかかることも…。
ドローン点検ではこのようなコストが不要です。また、短時間で点検が完了するため、工数削減にもつながります(^^)/
迅速な対応
災害後の屋根点検など、迅速な対応が求められる場面でも、ドローンを活用することで即時対応が可能です。例えば、台風や大雪の後の被害状況を短時間で確認できるため、早急な修繕対応に役立ちます。
広範囲の点検が可能
ドローンは高所や遠隔地にも簡単にアクセスできるため、大規模な建物や狭い住宅地でも効率的に点検を行うことができます。
詳細なデータ記録
高性能カメラで撮影した画像や動画データは、劣化箇所の記録や修繕計画の参考として保存できます。これにより、具体的な修理の計画を立てやすくなります。
ドローン点検にはデメリットもある?
法律や許可の問題
ドローンを飛行させるには、航空法を遵守する必要があります。例えば、住宅地や空港周辺など、ドローンの飛行が制限される区域では事前に許可を得る必要があります。無許可で飛行させると法律違反となり、罰則を受ける可能性があります。街の屋根やさんでは申請の手続きをしっかりと行ってから調査を行わせていただくのでご安心ください!
天候や環境の制約
雨天や強風時には、ドローンの飛行が難しいため、天候に左右されやすい点がデメリットです。また、日当たりや反射光によって撮影が困難な場合もあります。その際は、日程調整を行い、後日改めて点検に伺います。
ドローンを使った点検、実際どんな感じなのか気になる…という方のために、ドローンを使ったお住いの点検の様子をご紹介いたします!ぜひ参考にしてみてくださいね♪
ドローンを使った屋根点検の様子をご紹介いたします!
昭島市福島町で雨漏りでお困りになっているとお問合せをいただき調査にうかがいました。
室内に雨漏りしている訳では無いという事ですが、雨量が多い時などには天井裏でポタポタと音がするそうです。室内に症状が出ない雨漏りの状態もありますので、まずは調査していきます。
室内の状況を調べます
雨漏りしているという2階の部屋の天井です。
一部張り替えた跡がありますが、現在では雨染みなどはありません。丸く囲ったあたりで雨量が多いときにポタポタと音がするそうですので、小屋裏から状況を見ていきます。
二枚目が少しわかり難くて申し訳ないのですが、奥に一部箱状の部分が有って、その上の野地板が雨漏りによって黒ずんでいるのが確認出来ました。
そのほかの部分は問題なさそうなのですが、この付近が音がしている所の真上に当たりますので原因はここにありそうです。
ドローンで屋根を見ていきます
ドローンを使用して屋根の状況を見ていきます。
屋根は瓦棒葺きで、表面の塗装が大分劣化しているのが確認出来ます。アンテナからサビが流れ出ているようですが、瓦棒自体にはサビなどは出ていません。
ここが先程小屋裏から確認した部分です。ドーマーがあるのですが、その周りの板金納めに不具合が出ている様です。
屋根の雨漏りは、屋根材が劣化していたとしても下葺きの防水紙が劣化していなければ雨漏りせずに済みます。その為、防水紙の劣化状況は非常に重要になりますし、ドーマーや天窓などが設置されている場合は、屋根に穴を開けている状態ですので、その周辺の雨仕舞が大切です。
今回の雨漏りを止めるには屋根の葺き替え工事(税込み1,097,800円~)が必要になります。瓦棒を剥がしてから腐食した部分を修理して新しい防水紙と屋根材への葺き替え工事をご提案します。
まとめ
ドローンを使った屋根点検は、費用、時間、安全面で多くのメリットがあります。しかし、法律や環境、操作技術といった課題も存在します。そのため、点検を依頼する際は、航空法を遵守し、信頼できる業者に相談することが重要です。安全で効率的なドローン点検を導入することで、屋根の状態を的確に把握し、必要な修繕を迅速に行うことが可能になります。
街の屋根やさんでは、ドローンを使った屋根点検やリフォームのお見積り作成は無料で承っております。 私たち街の屋根やさんでは、建物の状況をしっかりと調査し適切な工事をご提案しておりますので、建物の事でお困りのことがございましたら、街の屋根やさんまでお気軽にお問合せください(^O^)/
記事内に記載されている金額は2024年11月25日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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