屋根カバー工法を検討するなら知っておきたい葺き替えと比較したメリット・デメリット
更新日:2024年09月26日
屋根リフォームの一つの選択肢である屋根カバー工法には多くのメリットがある反面、工事を検討する上で知っておくべきデメリットも存在しています。
屋根リフォームを行う上で、ご自身のご希望に屋根カバー工法は最適なのか、それとも葺き替え工事を選択した方が良いのかというのはよくあるお悩みですので、カバー工法が向いている状況や考え方について知りたいという方も多いはず(^▽^)/
今回はそんな屋根カバー工法についてお調べ中の方に向け、分かりやすくメリットとデメリットをご紹介したいと思います!
屋根カバー工法のメリット
まずは屋根カバー工法を選択することのメリットについて見ていきましょう!
ここでは屋根リフォームを行う事でのメリットとしてではなく、よく比較対象とされる葺き替え工事との違いを重点的に扱いたいと思います(*^^)v
葺き替え工事よりも費用が抑えられる
葺き替え工事と比べると、屋根カバー工法は既存屋根材や防水紙といった屋根から除去するものの撤去・廃棄物処理にかかる費用が削減されるため、全体的な工事費用を抑えることができます(^^)
参考までに、街の屋根やさんでの参考価格を下記に掲載いたしますのでご参考ください(^▽^)/
■屋根カバー工事:877,800円~1,430,000円(税込)
■屋根葺き替え工事:1,097,800円~2,200,000円(税込)
工期が短い
こちらも屋根葺き替え工事と比較したメリットになります。
既存の屋根を取り外す作業が不要なため、葺き替え工事よりも短期間で完了します。
工事中は洗濯物や窓の開閉などが制限されることもありますので、日常生活への影響をなるべく短くできるというのも利点の一つです。
現場の状態などで異なりますが、屋根葺き替え工事は約7‐10日程度の日数を要するのに対し、屋根カバー工法ではそこから屋根材撤去の作業を省いた工期になります。
工事スケジュールが短い方が人件費なども減らせるため、先に上げた費用面でのメリットとも結びついています(*^^)v
アスベスト含有屋根材へも対応可能
既存の屋根にアスベストが含まれている場合、カバー工法であれば撤去工事が不要なため、アスベストの飛散リスクを低減できます。
葺き替え工事では飛散を抑えるために撤去の際の工程が増えたり、処分費用もノンアスベスト屋根材と比較して高くなりますので、カバー工法を検討される場合には既存屋根にアスベストが含まれているかどうかを重視することも多いです。
ただし、この後のデメリットにも関連することではありますが、カバー工法後も長く住み続けたり、下の世代へと家を引き継ぐことを計画されている場合、いずれはアスベスト含有屋根の処分費を負担することになりますので、今後のライフプランなども考慮した上で決定することが大切です(^▽^)/
屋根カバー工法のデメリット
屋根カバー工法には多くのお客様に選ばれていることが頷けるようなメリットがありましたが、工事を検討する上で知っておくべきデメリットも存在しています。
屋根の重量増加
まずは屋根の重量が増加する点が挙げられます(-_-;
既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねるため、重量増加によって建物全体にかかる負荷が大きくなります。
特に古い建物や構造的に弱い建物にとっては問題となる可能性があります。
現在はリフォームによって屋根を軽量にし、お住まいの耐震性を向上させるために葺き替え工事を選ばれる方も増えてきておりますので、ご自身のご希望によってはカバー工法による屋根重量の増加は大きなデメリットになる部分です。
既存屋根や新しい屋根材に対して条件が存在している
カバー工法では現状よりも重い屋根材を使用することができません。
例えばスレート屋根の上に和瓦を載せることは不可能です。
これは、元々の構造が和瓦に耐えられるように設計されていないという理由が大きいです。
そのため、カバー工法ではほとんどの場合で軽量な金属屋根材が選択されています(^▽^)/
また、既存の屋根材が和瓦やセメント瓦など、表面が平らでない屋根には適用できません。
屋根カバー工法が向いている状況とは
基本的に、現在のお住まいにこれからも長く住み続ける場合には、屋根の寿命を最も長くすることができる葺き替えでのリフォームが一番です。
屋根カバー工法では現状の野地板などの下地をそのまま使用しますので、葺き替えに比べるとどうしても先に劣化していくことになります(-_-;
そのため、今後20年以内にお住まいを手放す予定があるものの、屋根の劣化状態的にリフォームが必要という場合にはカバー工法が向いていると言えるでしょう(^▽^)/
また、予算や工期の制約がある場合にも、屋根カバー工法は適しています!
注意点として、屋根の下地がかなり劣化している場合には、カバー工法をご希望されていたとしても工事を行うことができません。
そのため、検討時には無料の現地調査やお見積もり作成をご利用してみることから始めてみましょう(*^^)v
街の屋根やさんでは複数パターンのお見積もりを提出し、金額を比較した上でご検討していただけます。
「葺き替えとカバー工法のどちらのパターンでも見積もって欲しい」という場合でも、ぜひお気軽にご相談ください!
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
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