雨漏りの原因をピンポイントで特定!赤外線カメラによる効率的な調査方法を解説
更新日:2024年09月03日
赤外線カメラを使った調査なら、雨漏りの原因を特定できます!
家の雨漏りは、住まいの快適さを損なうだけでなく、建物自体に深刻なダメージを与える原因となります。
雨漏りが発生すると、まず壁や天井にシミができることが多いですが…その背後では、見えない部分での雨漏りが進行していることがあります!(>_<)
従来の目視検査だけでは雨漏りの原因を特定するのが難しい場合があり、実際街の屋根やさんにも
「必要以上の修繕を行われてしまった…」
「業者に頼んで修理をしてもらったはずなのに全然雨漏りが直らない」
というご相談をいただくこともございます。
そこで登場するのが、赤外線カメラを使った調査方法です。この方法により、雨漏りの原因を正確に特定し、最適な対策を講じることが可能となります!(^^♪
赤外線カメラとは?
赤外線カメラは、物体が発する赤外線を感知して温度分布を可視化してくれる機械です。よくテレビのニュースなどで見かけることが多いのではないでしょうか?
赤外線カメラは人間の目では見えない温度差を、画像として捉えることができます!建物の雨漏り調査においては、雨水が壁や天井に浸入することで温度差が生じ、その温度差を赤外線カメラで検出することで、漏水箇所を特定するのに役立ちます♪
また、雨漏り調査だけでなく、お住まいの断熱調査・工事にも有効な手段となっております!
雨漏りの原因を特定するメリット
雨漏りの原因を早期に特定することは、被害の拡大を防ぎ、修繕コストを抑えるために非常に重要です。
赤外線カメラを使用することで、目に見えない浸入経路を迅速かつ正確に特定できるため、壁や天井を無駄に破壊することなく、最小限の修繕で済ませることができます。
これにより、施工にかかる時間や費用も削減でき、安心してお住まいの修繕を任せることができるのです!
赤外線カメラを使った調査の流れ
まず、赤外線カメラを使った雨漏り調査では、建物全体を対象に温度分布を測定します。
雨漏りが発生している場合、雨水が浸入した箇所の温度が周囲と異なるため、その差をカメラで確認します。この温度差は、壁の裏側で水分が滞留している部分や、屋根や外壁の劣化した部分に現れることが多いです。
次に、温度差が確認された箇所について、詳細な検査を行っていきます!
これにより、雨漏りの原因が特定され、修繕の必要性がある箇所が明確になります。赤外線カメラを使用することで、目視では発見しづらい微細な浸入経路や、問題点を見逃さずに確認できるのです!
赤外線カメラ調査と従来の調査の違い
従来の雨漏り調査は、主に目視や触診に依存していました。そのため、雨漏りの原因を特定するには時間がかかり、誤った診断をされてしまう…ということも少なくありませんでした。
また、壁や天井の内側に雨水が浸入していても、外側からは全く確認できないケースが多く、その結果として無駄な修繕や、逆に必要な修繕が見落とされることもありました(>_<)
一方、赤外線カメラを使用した調査では、温度分布の違いを見逃すことなく捉えるため、迅速かつ正確な診断が可能です!さらに、建物を破壊せずに調査が行えるため、調査後の修繕も最小限に抑えることができます。これにより、余計な出費を避けることができ、修繕工事の後も安心して生活を続けることができます♪
施工後の安心感とアフターサービス
赤外線カメラを用いた調査で特定された雨漏りの原因に対し適切な修繕が施された後は、再発のリスクも大幅に低減されます。また、多くの施工会社では、修繕後のアフターサービスとして、定期的な点検や再度の赤外線カメラ調査を無料で提供することがあります。
これにより、修繕後も長期間にわたり建物の状態を把握し、安心して生活を送ることができるのです!
では、赤外線カメラを使った調査はどのように行うのでしょうか?実際に行った調査の様子をご紹介します(*^_^*)
赤外線カメラを使った調査の様子をご紹介します!
稲城市大丸で雨漏りしてるマンションの調査をおこないました!
先日の台風の影響による豪雨の際に天井から雨漏りしたという事でご連絡をいただきました。今回の台風10号の影響による雨漏りのお問合せが非常に増えております。放置する事で下地などの腐食に繋がってしまう事もありますので、早目に対処していきましょう。
室内から雨漏り箇所を確認します
雨漏りしているのは脱衣所の天井部分です。照明器具の横辺りから結構な雨水が漏れてきたそうですが、漏るのは降っている最中だけで雨が止むと比較的早く止まるという事でした。
天井より上に原因がありますので、まずはその状況を調べていきます。
外部の状況を確認
赤く囲った部分の下が雨漏りしている天井部分です。
必ず真上に原因があるとは限りませんが、パッと見で原因になりそうな箇所が何カ所かありますので、赤外線カメラで雨水の滞留状況を見ていきます。
赤外線カメラで雨水の滞留状態を見ていきます
赤外線カメラを使用した雨漏り調査では、建物内部に水が浸透している箇所や漏水している箇所の温度が低いので青く表示され、視覚化することができます。これにより、目に見えない雨漏りの原因箇所を正確に特定し、適切な修理方法を選択することができます。また、赤外線カメラを使用することで、建物の断熱性や気密性なども同時に評価することができます。
雨漏りしている部分の真上の外壁面を撮影したところ、明らかに温度が低くなっている部分がありました。
上の赤外線画像と同じ角度の画像です。矢印部分が赤外線カメラで温度が低くなっている所です。撮影時には雨も降っておらず、日陰になっている所でしたので天気の影響は受けずに撮影が出来た部分です。
近くで確認しましたが、表面は濡れている状況も無く見た目には何も問題無いような感じです。しかし、上から雨水が垂れた跡が付いていましたので、この上の鉄骨階段と外壁の取り合い部分から雨水が入り込んでいる可能性が考えられます。ピンポイントで原因箇所を特定するには散水試験(税込み55,000円~)を実施する事をお勧めいたします。
私たち街の屋根やさんでは、今回の様な雨漏りの時には原因箇所をしっかりと特定したうえで、無駄な工事をおこなわなくて済む様に適切な工事のご提案を致します。雨漏りでお困りの方は、街の屋根やさんまでお気軽にご相談ください(*^^*)
まとめ
雨漏りは、建物の寿命を縮める重大な問題ですが、赤外線カメラを使用した調査によって、迅速かつ正確に原因を特定することが可能です。この先、このような進的な調査方法は無駄な修繕を避けるための最適な手段であり、建物の耐久性を保つために必要不可欠なものです。
雨漏りが発生した際には、信頼できる施工会社に赤外線カメラによる調査を依頼し、早期の対応を行うことをお勧めします。
これにより、建物の健康を守り、長く安心して暮らすことができるでしょう!(^^)/
確実な雨漏り調査・雨漏り修理なら、街の屋根やさんにお任せください!
記事内に記載されている金額は2024年09月03日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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