
HOME > ブログ > セキスイかわらUの屋根にお困りの方へ!問題点の解説や製造時期.....
更新日:2024年03月25日
セキスイかわらUという屋根材は、現在でも街中で屋根に使われているのを目にします。
ただ、セキスイかわらUはある問題点からクレームが相次ぎ、現在は廃盤となっている製品です(>_<)
しかもセキスイかわらUは製造された年代によって問題の有無も変わってくるため、「我が家はどうなんだろう…?」とご不安になられる方も多いかと思います。
そこで本記事ではセキスイかわらUの問題や行うべき対策について解説したいと思います!
冒頭で問題があるとご紹介したセキスイかわらUなのですが、実は1970年~2007年まで販売されていたロングセラーの屋根材です!
材質としてはセメントを主成分とするスレートなのですが、瓦を模した形状をしているため、瓦の雰囲気を持ちつつ軽量な屋根材として人気でした(^^)
また、屋根カバー工事にも利用できたため、新築のみならずリフォームでも多く使用されていた屋根材です。
では、いったいなぜセキスイかわらUにはクレームが入るようになってしまったのでしょうか?
長年販売されていたにも関わらず、ある時を境にクレームが入るようになりました。
クレームの内容は「剥がれ」や「割れ」が施工されてから数年で発生するという、耐久性に関わる問題でした(><)
セキスイかわらUは1990年頃から、後に健康被害で規制が厳しくなるアスベストを製造の過程で抜いた状態で販売されるようになりました。
それが耐久性の欠如を招き、本来は20年以上使用することができるはずのセキスイかわらUに、数年で著しい劣化が発生するようになってしまったのです(–;
アスベストは屋根材の耐久性を高めることに大きく貢献していました。
その汎用性から、以前は外壁や室内の壁材、排気管、車のブレーキにまで含有されていたほど、数多くの製品に使用されていたのですΣ(・ω・ノ)ノ!
しかし健康被害が話題になってからは、各種メーカーも使用規制に適応する形でアスベストを含まない屋根材を販売するようになりました。
セキスイかわらUもその一つです。
ですが、アスベストを抜いてしまってもそれまでの頑丈さを維持できるような技術がまだ確立されておらず、検証も不十分なまま発売されたこの時期のノンアスベスト屋根材は、ほとんどが耐久性にまつわる問題を抱えていたため現在では廃盤となっています(-_-;
長年販売されてきたからこそ、環境の変化に合わせようとしたセキスイかわらUには製造された時期によってアスベストを含む頑丈なものと、ノンアスベストで耐久性に問題があるものが存在してしまっているんですね(>_<)
まずノンアスベストのせきすいかわらUの場合から、どのようなリフォームが必要になるかお伝えします(^▽^)/
前述したように、ノンアスベストのせきすいかわらUは耐久性が低くひび割れや剥離を引き起こします。
時期的には1990年~2007年まで製造されていたものを指します。
スレートは通常、塗装によるメンテナンスで防水性を高めて屋根材の強度を維持する必要がありますが、かわらUは塗り変えの有無に関係なく劣化してしまうため意味がありません。
そのため、屋根葺き替え工事で新しい屋根材に変更することが一番の解決方法となります!
かわらUは屋根カバー工事で施工されたものもかなり多いため、既に2重の屋根となっているお住いも多いでしょう。
ですので、葺き替えによって軽量な金属屋根などに変更することで、お住いの耐震性を向上させることにも繋がります(*^^)v
こちらは頑丈で耐久性に優れているのですが、どれも製造から30~40年以上経過するものになりますので、塗装で状態を維持することが難しく寿命を迎えていることがほとんどです。
ノンアスベストの場合と同様に、葺き替えによる屋根のリフォームをお勧めいたします!
▼屋根葺き替え工事の参考費用
税込 1,097,800円~2,200,000円
※撤去・施工する屋根材の種類や屋根面積などで大きく費用は変わります。
まずはお気軽に街の屋根やさんの無料点検とお見積もり作成をご活用ください(^^)
火災保険が適用できる?屋根工事・屋根修理【プロが解説!街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
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お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
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【施工内容】
その他の工事
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