
HOME > ブログ > 屋根の傾斜と雨漏りには密接な関係がある?勾配ごとのメリットと.....
更新日:2024年01月18日
屋根の勾配を気にしてみた事はありますか?
屋根と言っても、その形状や屋根材の種類はお住いによってバラバラですし、傾斜の角度もかなり違っています(^▽^)/
屋根勾配は雨漏りの原因にもなり得る重要な要素ですので、屋根の傾斜について一度確認してみませんか?
屋根の勾配が重要な理由はいくつかあります!
屋根の勾配は雨水や雪を効果的に排水するための役割を果たします。
ですので勾配が緩い場合、雨水や雪が滞留しやすくなり、屋根に負荷がかかってしまうんですね(-_-;)
これによって、屋根材・防水紙の急速な劣化や雨漏りのリスクが高まります。
実は屋根材によって必要な勾配が決まっています(^^)
・スレート屋根:3寸以上
・金属屋根(立平葺き):1寸以上
・瓦屋根:4寸以上
立平葺きの金属屋根だけ、なぜか低くても問題ないようですね?
これは立平葺きの屋根上では雨水が緩勾配でも流れやすいためです。
ただ、基本的にはある程度の勾配を設けた方が雨漏りのリスクは軽減できますし、1寸で施工すると他の屋根材が葺き替えで使用できなくなるなどのデメリットも存在するため、角度は慎重に検討する必要があります(^▽^)/
一方、勾配がある程度急な場合、雨水や雪が迅速に排水されるため、屋根の耐久性が向上します。
また、屋根を目立たせたい、デザインとして際立たせたい場合には急勾配が適していますね(*^^)v
その他のメリットとしては、屋根裏のスペースにある程度の高さ・広さが生まれるため、空間を有効活用できる点です!
反対に、急勾配であればあるほど屋根面積は広がりますので、必然的にメンテナンス費用もその分多くかかることになります。
工事の際は屋根上にも足場が必要になる為、足場代の観点からもコストはかかりやすいと言えますね。
また、屋根の勾配は風に対する耐性にも関係しています。
急勾配では風が当たる屋根の面積が大きくなるため、風による屋根材の剥がれや飛散のリスクが高まります。
基本的に4寸以上の勾配であれば、ほとんどの屋根材を使用することが可能です(*^^)v
そして適切な屋根材が使用できていなければ、勾配の緩急に関わらず雨漏りのリスクは一気に高まってしまいます(-_-;)
雨漏りが発生するという事は、屋根材の下に葺かれた防水紙が雨水を処理できない状態となり、屋根を支える野地板にも影響が出てしまっていると考えられます。
そういった雨漏りの解消には簡易的な工事では収まらず、屋根全体のカバー工法・葺き替え工事などが必要になりますので、まずはご自宅の屋根材が適した勾配の屋根に設置されているかを調べてみると安心できますね(^▽^)/
私たち街の屋根やさんでは、雨漏りの原因調査として散水試験(税込33,000円~)をご提案させていただくことがございます!
散水試験は通常の点検で雨水の浸入経路が判別できない場合、怪しい箇所にあえて水を流し続け、雨漏りと同様の症状が発生するかを確かめる方法となります。
原因を特定してからでないと「工事したのに雨漏りが止まらない……」といった悩みに繋がりますので、街の屋根やさんでは的確な工事をご提案させていただいております!
勾配が緩いのにスレートが葺かれていて雨漏りが発生…といったケースも過去にございましたので、被害が発生する前に怪しいと思ったらぜひ無料相談をご活用くださいね(*^^)v
記事内に記載されている金額は2024年01月18日時点での費用となります。雨漏りを修理しないとどうなる?放置による6つの被害【プロが解説!アメピタ!】
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【施工内容】
雨漏り修理
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