
HOME > 施工事例 > 八王子市七国で根の影響を受けた竪樋交換工事
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:富田
担当:富田
お問合せいただいた雨樋の状況です。ここ数日雨は降っていないのですが、雨樋に溢れるくらいに雨水が溜まっています。この状態で少しでも雨が降れば直ぐに雨樋から溢れる様に雨水がこぼれてしまう様な状態です。数日たっても全く水の量が減っていないようですので、完全に詰まっている事が分かります。
お客様がご自身で確認した際には木の根が入り込んでいる様との事ですので、埋まっている部分の配管を掘り返して確認していきます。
軽微な補修作業などは税込み33,000円から承っております。部品交換が必要な場合や作業内容によって変わりますので、まずはお気軽にご相談ください。
竪樋の一番根元にのこぎりで切れ目を入れると溜まっている雨水が噴き出してきました。ここで噴き出すという事は、ここより下の埋まっている部分に原因があることがわかります。
排水管をカットして外してみると、曲がった部分(エルボー)に何が詰まっているのが確認出来ました。配管の中で張り付いている様で、簡単には取れません。ねじりとる様にしていくと先の方から少し詰まっているもが見えてきました。
中からブワっと広がっているのは根っこです。古い配管などでは亀裂から中に根が伸びてしまい、配管の中で繁殖してしまう事がありますが、今回は配管自体には全く破損が無く、その様な根の広がり方とは違います。
詰まった配管を直しましたので、竪樋と繋ぎ直します。元々の角度よりも少し勾配をつけて復旧していきます。雨水を配する雨水管はそれほど角度を必要としないのですが、そのために曲がり部分で葉っぱや小枝などが引っかかったり詰まりやすくなりますので、なるべく雨水の流れやすくしていきます。
配管を戻して屋根の軒樋から水を流して確認します。竪樋を通って地中の排水管からスムーズに流れてきているのが見えます。これで一安心です。
今回の詰まりの原因です。30~40㎝位の長さの根っこの塊です。これが排水管の中に張り付いていて雨水の流れを阻害していました。
配管に破損が無い事で外部からの浸入ではなく、曲がり部分に堆積していた葉っぱなどに軒樋から雨水と一緒に入り込んだ種子が留まり繁殖したのではないかと想定できます。
同様の部分が二カ所あり、どちらも曲がり部分での木の根が原因になっていました。
今回の症状は稀なケースではありますが、築年数が経過している建物の場合は色々な汚れや堆積物などにより雨水などの配管の流れが悪くなることがあります。大きな木があるなど回りの状況によっても変わってきますので、定期的な建物のメンテナンスをお勧めいたします。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス対策としてマスク着用・アルコール消毒の徹底、オンラインでの打合せにも対応しておりますので、安心して工事をお任せください。
記事内に記載されている金額は2022年12月16日時点での費用となります。【雨樋修理・交換】こんな場合は要注意!【プロが解説!街の屋根やさん】
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街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
雨樋交換
【施工内容】
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