練馬区富士見台にてセメント瓦からジンカリウム鋼板への屋根の葺き替え工事、瓦屋根からの葺き替え工事にかかる費用は、、、
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:木下
練馬区富士見台にお住いのお客様より屋根のメンテナンスを検討しているので一度見て欲しいとのことで点検させていただいたことが工事のきっかけでした。
既存の屋根材はセメント瓦で一部屋根材が落ちてしまい下地が見えてしまっている部分がございました。ケラバを瓦の重さで傾いてきており危ない状況でしたので屋根の葺き替え工事をご提案させていただきました。
新規の屋根材としてご提案させていただいたのはディーズルーフィングのエコグラーニです。エコグラーニは石粒付きのジンカリウム鋼板で非常に高級感のある屋根材です。
屋根の葺き替え工事では野地板の張りかぶせの作業を行います。下地の補強になりますので長くお住いになりたいお客様にはお勧めの施工になります。
既存の屋根材はセメント瓦で一部屋根材が落ちてしまい下地が見えてしまっている部分がございました。ケラバを瓦の重さで傾いてきており危ない状況でしたので屋根の葺き替え工事をご提案させていただきました。
新規の屋根材としてご提案させていただいたのはディーズルーフィングのエコグラーニです。エコグラーニは石粒付きのジンカリウム鋼板で非常に高級感のある屋根材です。
屋根の葺き替え工事では野地板の張りかぶせの作業を行います。下地の補強になりますので長くお住いになりたいお客様にはお勧めの施工になります。
担当:木下
- 【工事内容】
- 瓦屋根葺き替え
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 施工期間
- 10日間(足場の架け払い除く)
- 築年数
- 築30年以上
- 平米数
- 83㎡
- 施工金額
- 215万円(足場代別途)
- お施主様
- O様邸
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証年数
- 施工保証10年
- 【工事内容】
- 瓦屋根葺き替え
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- ディーズルーフィング エコグラーニ(グリーン)
- 施工期間
- 10日間(足場の架け払い除く)
- 築年数
- 築30年以上
- 平米数
- 83㎡
- 施工金額
- 215万円(足場代別途)
- お施主様
- O様邸
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証年数
- 施工保証10年
セメント瓦のメンテナンス方法
練馬区富士見台にお住いのお客様より屋根の点検をご依頼されまして調査にお伺いさせ頂いたことが工事のきっかけでした。
既存の屋根材はセメント瓦でした。セメント瓦は塗装のできる瓦として販売された経歴のある屋根材です。今までの日本瓦に比べて色々な色に塗装できますのでお家の雰囲気に合わせて変えることができます。
セメント瓦の主成分は文字通りセメントなので水を吸いやすい素材になります。つまり塗装ができる屋根材というよりは塗装が必要な屋根材なのです。
現在ではセメント瓦は廃盤品になっており、どのメーカーも製造しておりません。メンテナンス方法には注意いたしましょう。
調査時の様子のご紹介です。ドーマーが2箇所あり、谷の多い屋根の形状でした。
また、棟部分も固定が利かなくなり簡単に持ち上がってしまう状態でした。
巴瓦の部分は落ちてしまっておりました。敷地内に落下したとのことでしたがこれが道路側に落ちて人に当たってしまっていたら大ごとです。
セメント瓦が手に入らないことと、軽量化を図るために今回は屋根の葺き替え工事のご提案をさせていただきました。
屋根の葺き替え工事を行っていきます
屋根の葺き替え工事を行ってまいります。まず既存の屋根材の撤去を行っていきます。
既存の瓦を剥がしていくと、劣化した防水紙が出てまいりました。屋根の上は非常に過酷な環境下に置かれておりますので、劣化は進んでしまいます。
普段目に見えない部分ですのでしっかりとメンテナンスを行うようにいたしましょう。
瓦は1枚で約4kgほどの重さがあります。屋根材を下す際も気を付けて行っていきます。
瓦など撤去した屋根材を下す際には荷揚げ荷下ろし用のウインチというものを使用いたします。
撤去した瓦は綺麗に積んでいき、回収しましょう。
瓦の撤去が完了いたしました。既存の野地板はバラ板でした。幅90~120㎜の板で築30年以上のお家でよく見かける下地です。
今回は瓦でしたので葺き替え工事のご提案でしたがスレートの場合は屋根のカバー工事という選択肢もございます。
ただし野地板がこのバラ板の場合はカバー工事が難しい場合もございますので点検の際はしっかりと確認させていただきます。
材料のご紹介
使用した材料のご紹介です。
防水紙には田島ルーフィングのニューライナールーフを使用いたしました。耐用年数に優れた防水紙で針孔に対する吸着性が非常に高いため防水性能もピカイチです。
屋根材にはディーズルーフィングのエコグラーニを使用いたしました。石粒付きのジンカリウム鋼板の屋根材です。表面に着色した石粒が吹き付けられておりますので色の濃淡がでてのっぺりとしにくい仕上がりになります。
野地板と防水紙を施工していきます
それでは屋根葺き替え工事を進めていきます。
まずは野地板の張りかぶせを行っていきます。野地板は一般的に12㎜の構造用合板のことを言います。厚みも様々ですが、屋根工事などでは12㎜のものが使用されることが多いです。
野地板は現場加工を行います。屋根の形状に合わせて裁断して張りわせていきます。
ここでは職人さんの腕が光る部分です。しっかり綺麗に納めてくれました。
野地板の設置が終了しましたら防水紙の設置を行っていきます。
防水紙はタッカーという大きなステープル(ホッチキス)で留めていきます。
雨押え部はしっかり既存の板金の下に差し込むように納めました。
防水紙の設置完了です。屋根葺き替え工事を行う際にはできればここまで1日で仕上げていきたいですが面積が多かったり、面が多い場合には少しづつ対応する場合もあります。ケースバイケースで行っていきましょう。
屋根材の施工を行っていきます
雨押え部やケラバ板金を設置して、屋根材の施工を行っていきます。エコグラーニはインターロッキング工法を採用しており、屋根材同士を専用のビスで固定しますので風に強い設計になっております。
屋根材の設置が完了しましたら棟板金の設置を行ってまいります。
貫板には樹脂製の貫板を使用しました。腐食のしない素材ですのでしっかりと固定されますので長年安心してお住いいただけます。
棟板金の設置が終了いたしました。最後に仕上がりを確認して工事完了です。
葺き替え工事完了です
工事が終了いたしましたので納まりなどを確認していきました。
エコグラーニの緑は深めの緑ですが、日のあたり方によっては明るく見える場合もあります。
日ごとに雰囲気が変わりますので屋根の表情を楽しめるかと思います。
今回瓦からの屋根の葺き替え工事を行わせていただきましたが、葺き替え工事は税込16,500円/㎡から承っております。屋根の形状、使用する材料によって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください。
私達、街の屋根やさんでは新型コロナウイルス感染防止対策としてマスクの着用を徹底しております。何かお困りごとございましたら安心してご相談ください。
2023年11月1日 追記
1年点検にお伺いしてまいりました。
練馬区富士見台にて屋根の葺き替え工事を行わせていただきましたO様邸に1年点検にお伺いしてまいりました。
セメント瓦からジンカリウム鋼板のエコグラーニへの葺き替え工事を行わせていただきましたが、工事後と変わらず非常にきれいな状態でした(^^)/
ジンカリウム鋼板は着色した石粒が吹き付けられており、苔なども付着しやすいですがそういったものの付着はありませんでした。
今後も安心してお住いになっていただけます!(*^^*)
屋根工事の種類と特徴のご紹介
屋根の工事には大きく分けて以下の3種類がございます。
・屋根塗装
・屋根葺き替え、葺き直し
それぞれの特徴をあげていくと、屋根の塗装工事はスレートや瓦棒葺きの屋根などの金属製の屋根、セメント瓦、モニエル瓦が対象になります。塗装工事の大きな目的としては屋根材の保護になります。
屋根材は屋根の一番外側にありますので常に太陽光や雨風に曝されて風化していってしまいます。そのため表面を塗装することによって屋根材自体の耐久性を保持する必要があるのです。
屋根塗装を行う前の注意点としては、築年数と既存屋根材の見極め、施工時の注意点としては縁切り作業(特にスレート)をしっかりと行うことです。
縁切り作業は下の写真のようなタスペーサーを挟み込んで隙間を開ける作業もしくは、スレートの反りが酷い場合にはタスペーサーを挟んでも抜けてきてしまうのでカッターやエンカッターを使用して手作業で開けていく場合もございます。
上記の件をスレートを例に挙げると、スレートは製造された年数によってアスベストの有無があります。アスベスト含有のスレートは耐久性が高いので塗装には向いていると言えるでしょう。
しかし、アスベスト非含有のスレートは初期型(2001~2008年)と後期型(2008年~)の2種類に分けられます。
初期型のスレートはノウハウが無い状況で製造されたため耐久性に大きな問題を抱えた製品が多く作られました。コロニアルNEOやパミールといったスレートが代表にあげられます。
後期にもなると製造技術が進歩してきた影響で耐久性の向上したものが製造され、塗装にも適したものになりました。こういった背景もありますので既存屋根材の見極めは非常に大事なのです。
続いては屋根カバー工事の特徴です。
屋根カバー工事は既存の屋根材の上に新しい屋根材をかぶせる工事になります。そのため工事後は屋根の重量が若干上がってしまうというデメリットはありますが、解体処分費がかからないのでコスト的には非常に魅力のある工事になります。
屋根のカバー工事の注意点は下地の状況をしっかりと把握することです。
屋根のカバー工事は既存の下地に依存した工事になります。そのため既存の下地が傷んでしまっていたり問題があれば新しい屋根材を重ねた時にビスがしっかりととまらなかったりしてしまいます。
部屋内から下地の状況を確認する必要があるので点検口から小屋裏に入って確認します。点検口の無い場合には点検口を新規でつけてでも確認する方が無難です。
屋根の木下地の種類によってもカバー工事の向き不向きがございます。左の写真のような合板で下地が組まれていた場合は問題なくカバー工事を行えますが、右のようなバラ板の場合は屋根材を固定する際に打つビスが板と板の隙間に入ってしまう可能性があるのでお勧めはできません。
最後に屋根の葺き替え、葺き直し工事です。
屋根の葺き替え工事は既存の屋根材を撤去し、下地の補強をしたうえで新規の屋根材を施工していく方法です。既存の屋根材が瓦で他の屋根材への葺き替え工事を行ったりすると効果はてきめんです。屋根の葺き替え工事は他の工事に比べると最も費用がかかる工事になります(税込1,097,800円~)。逆に言えばデメリットは基本的に金額の面のみです。下地の補強を行い既存の屋根材よりも軽い屋根材を使用すれば長年安心していただけるかと思います。
下の写真では既存の屋根材を剥がして新しい下地を張りかぶせております。
葺き直し工事は既存が瓦屋根の場合に既存の瓦を再利用する工事なのです。瓦の雰囲気がとにかく気に入っているという方にお勧めの工事です。
屋根工事それぞれに向き不向きがあるので現状をしっかりと把握したうえでご予算との兼ね合いも見つつ工事のご提案ができればと思います。
記事内に記載されている金額は2023年11月01日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
練馬区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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