足立区青井で棟の取り直し工事、漆喰材はシルガードを使用して施工致しました
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:藤崎
足立区青井で瓦屋根の棟取り直し工事を施工致しました。工事のきっかけは訪問業者による指摘を受けたとのご相談から、現地調査にお伺いさせて頂いた事が始まりです。
調査にお伺いすると指摘で言われる程のズレや症状も無く、特に大きな異状は見受けられませんでした。しかしやはり年数の経過から来る劣化症状は若干見られ、特に棟の漆喰については割れや剥離が発生している状況でした。
お客様の方にも、今すぐでなくても定期的なメンテナンスを実施される事をお勧めさせて頂きましたが、お客様より症状が見られるのであればこの際早めに施工を考えたいとのお話しを頂きました。
そして今回、棟全体の取り直し工事のご用命を賜り、施工する事となりました。工事にあたり、新たに使用する漆喰材には、シリコン成分配合のシルガードをご提案しての作業となります。
調査にお伺いすると指摘で言われる程のズレや症状も無く、特に大きな異状は見受けられませんでした。しかしやはり年数の経過から来る劣化症状は若干見られ、特に棟の漆喰については割れや剥離が発生している状況でした。
お客様の方にも、今すぐでなくても定期的なメンテナンスを実施される事をお勧めさせて頂きましたが、お客様より症状が見られるのであればこの際早めに施工を考えたいとのお話しを頂きました。
そして今回、棟全体の取り直し工事のご用命を賜り、施工する事となりました。工事にあたり、新たに使用する漆喰材には、シリコン成分配合のシルガードをご提案しての作業となります。
担当:藤崎
- 【工事内容】
- 棟瓦取り直し 漆喰詰め直し
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 施工期間
- 1日
- 築年数
- 40年
- 平米数
- 6.4m
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせ下さい
- お施主様
- Y様邸
- 保証年数
- お付けしておりません
- 【工事内容】
- 棟瓦取り直し 漆喰詰め直し
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- シルガード 株式会社馬場商店
- 施工期間
- 1日
- 築年数
- 40年
- 平米数
- 6.4m
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせ下さい
- お施主様
- Y様邸
- 保証年数
- お付けしておりません
現地調査において
こちらが現地調査の様子です。訪問業者より瓦屋根が大きくズレているとの指摘が有ったとの事ですが、そう言った形跡は無く瓦には特に異状の方は見受けられませんでした。しかし年数を経過している状況から棟の漆喰については、この様な割れや剥離している箇所が有りました。
剥がれた漆喰の破片も落ち始めています
剥がれた漆喰が屋根に落ちている状況も見受けられます。今現状においてはひどい状況という訳では有りません。しかしこのまま放置していくと当然劣化も進行し、ひいては屋根の不具合や雨漏りと言った事象に繋がってしまう可能性も否定は出来ません。
棟取り直し工事を行います
そう言った観点からも、今回お客様より症状が進行してしまう前に、棟の方のメンテナンスを進めて行きたいとの意向を承り、棟瓦の取り直し工事を施工させて頂く事でご指名頂きました。棟瓦取り直し工事とは、既存の棟を一旦解体撤去し、漆喰から新たに棟を再構築していく施工となります。再構築に当たり棟瓦は新しい物を使用するのではなく、既存の棟瓦を戻していく形となります。
漆喰材にはシルガードを使用致します
棟瓦の取り直しで新たな漆喰を詰めていく事となりますが、使用する材料はこのシルガードとなります。この材料は従来使用されている南蛮漆喰よりも耐久性が有り、更にシリコン成分や防水材が配合されているので、吸水率が低減され状態の維持が図れると言う材料です。
既存棟の撤去
作業の方は先ず既存の棟を解体し、一時的に撤去していく事となります。この撤去した瓦は先程説明した通り、後ほど再構築の際に使用する事となるので、くれぐれも割れや破損を来たさない様、丁寧に外していく事が重要となります。
棟の一時解体
棟瓦と漆喰を順に外していくと、この様に棟の内部が顕れて参ります。そうすると土台部の葺き土が出てくるので、この葺き土の方も撤去し棟を一旦クリアにしていきます。
葺き土を清掃して漆喰作業へ
こうして棟瓦を全て外し更に葺き土の方も撤去清掃して、いよいよ漆喰材、シルガードによる棟の再構築となります。このシルガードの場合、葺き土は不要で土台全てシルガードでの構築が可能となります。
シルガードで棟の土台形成
棟の土台を形成致しました。水糸を張りラインをしっかりと出して、幅や高さにズレが生じない様シルガードを盛って固めていきます。
のし瓦の戻し作業
棟の土台を構築した後、のし瓦を戻して参ります。中心の隙間にはシルガードを更に詰めてしっかり埋め、水の浸入口が出来ない様に重ねていきます。
のし瓦を3段目まで構築
のし瓦は3段ありますので、同様の手順で1段1段きちんと形成していきました。のし瓦を3段重ねて最後に冠瓦を戻して復旧すれば工事の方も完了です。
冠瓦を戻します
冠瓦の戻し作業も順調に進んで参りました。そして新しい銅線で棟瓦をひとつひとつしっかりと巻き付けて固定していきます。
作業終了し完成です
冠瓦を戻して作業の完了となります。漆喰の白色と青色の日本瓦のコントラストが非常に鮮やかに綺麗に仕上がりました。
漆喰も新しくなりました
シルガードの漆喰も問題無く終了した様です。これで当面の間、棟、漆喰についてはしっかりと維持されてお客様にもご安心頂ける事と思います。
棟取り直し工事の完了
お客様へも終了のご報告をさせて頂き、無事お引渡しさせて頂きました。私たち街の屋根やさんでは、この様な瓦屋根工事から板金屋根工事等、屋根全般の施工においては何でも承っております。新型コロナウィルス対策も万全を期して取り組んでおりますので、屋根のメンテナンスでお悩み、ご検討されている皆様もどうぞお気軽にお声掛け、ご相談頂ければ幸いです。
記事内に記載されている金額は2021年11月04日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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