
HOME > 施工事例 > 江戸川区南篠崎町でアパートのスレート屋根をカバー施工、屋根材.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:藤崎
担当:藤崎
現地調査の状況です。屋根の形状は寄棟タイプの建物となります。全体としては160㎡強の大きさのスレート葺きで、20年を過ぎた状況である事から、全体的に屋根の汚れやコケの付着等も見受けられ、メンテナンス時期としてはそろそろ頃合いであると判断出来る状態です。
実際に梯子を掛けて状況を確認致しましたが、経年による表面の劣化症状や汚れで屋根が滑り易い状態です。このように屋根材の角の部分が完全に割れて分離されている状態ですので、屋根表面が滑り易い事も有る事からも滑落などの懸念が考えられる状況でした。
屋根調査においてはこのドローンが大活躍してくれます。特に勾配が或る程度有り屋根表面が滑り易い状況の場合、このドローンを使用しての調査を行います。上空からの空撮で屋根の状況は十分把握できます。屋根材の角の三角形に黒くなってしまっている箇所が屋根材が割れて分離、その端材が落下してしまっている箇所となります。
アパートオーナーのお客様に、やはり先々の事を考えるとこのタイミングでお手入れをされる事が理想である事をお伝えしご理解頂きました。更に施工方法として、屋根塗装工事では一時的には劣化を止められても、場合によっては早い段階で同じ様な症状が考えられる事をご説明し、屋根カバー工事、若しくは葺き替え工事をご提案致しました。更に工事期間中の居住者様へのご迷惑やご負担をお掛けする事が想定され、その期間を出来るだけ短縮できる施工でもある事から、屋根カバー工事をお勧めさせて頂き、お客様より共感を得て施工させて頂く運びとなりました。
工事着手前に当然居住者の皆様への工事案内とご説明、ご近隣様へのご挨拶を実施させて頂きます。私たち街の屋根やさんでは、ご迷惑が掛かる施工の場合、事前の挨拶を必ず実施させて頂いております。足場仮設の場合、トラックを駐車させて頂く事は勿論、騒音も有りますので皆様のご理解とご協力は不可欠です。皆様のご理解とご協力も有り無事足場仮設をさせて頂き、屋根工事の準備が整いました。
屋根工事初日の作業はアスファルトルーフィングと呼ばれる防水シートの敷設作業がメインです。屋根カバー工事の場合、この防水シートは粘着式タイプとなり、既存のスレートに貼る様に取り付けて行きます。それと共に寄棟の屋根となるので、予め軒先4面にスターターと呼ばれる唐草板金も取り付けて参ります。
材料も準備致しましたので、いよいよ屋根作業の始まりです。今回は屋根カバー工法となりますので、先ずは突起となる既存の棟板金や雪止めを取り外していきます。こちらの建物は棟板金が換気棟となりますので、棟板金を外すとてっぺんの部分が空気の通り道で空いているので、この様に開放状態となります。
防水シートの敷設手順として、先ずは軒先唐草の取り付けが第一段階となります。要はこの唐草板金が下でその上に防水シートを被せる事となります。こう言った手順もしっかりと仕様の通り施工していく事が重要です。
スターターの取り付けを終えて、この様に被せる様にアスファルトルーフィングを敷いていきます。これを軒先から順に頂上まで被せて敷設していく訳です。
さすがにアパートの屋根と言う事も有るのでかなり時間を要しましたが、無事頂上までアスファルトルーフィングを敷設出来ました。
防水シートの敷設が終わると屋根葺き作業へと移ります。屋根材は先程ご紹介した通り、アイジー工業のスーパーガルテクトです。今回お客様が選択された色はSシェイドチャコールになります。グレー系の色の屋根材で既存色に近い色合いとなります。スーパーガルテクトの場合、このチャコールカラーとブラック、ブラウン、モスグリーン、ブルーの5種類の色が用意されている屋根材となります。
初日防水シートの敷設までのつもりでしたが、未だ少々時間も有りましたので少しでも工事期間を短縮すべく、出来るところまで屋根葺き作業をさせて頂きました。防水シート同様下から葺いていきますが、面積も大きいので明日以降も引き続き地道に屋根葺き作業を行って行く事となります。
屋根を葺いていくとこの様な形となります。あともう一段取り付けて行くとこの面は本来完成となりますが、換気棟設置があるので、防水シートに開口部を作って空気の通り道を作らなければならないので、最後の1段は換気棟の施工時に取り付けて参ります。
残り3面も同様です。下から順にスーパーガルテクトを葺いて、面ごとに仕上げて行き2日間掛けて屋根葺き作業を行いました。翌日の作業はいよいよ最終段階の換気棟を始めとした棟板金の取り付けとなります。このように頂上の防水シートに開口部を作り残っていた1段分の屋根葺き作業を行って屋根葺き作業が完了となります。
作業の最終版は棟板金の取り付け作業となります。先程来申し上げている通り頂上の大棟は換気棟設置となります。開口箇所に水が入らない様内側に水切り材を処置していく必要が有ります。棟板金の下地となる貫板はプラスティック樹脂製の貫板を使用して取り付けを行います。
設置した貫板を包むような形で換気棟用の水切り材を取り付けます。スーパーガルテクトの場合、純正パーツとしてこの換気棟の部材が有ります。このようにこの内側の水切り材が隙間から入り込む水の侵入を防ぎ、階下への雨漏り防止措置となる訳です。
棟の内側の処置を終えて換気棟を被せて行きます。中央の板金が立ち上がっているので換気用の隙間から水が入っても開口部に水が入る事は有りません。屋根は温度上昇が激しく更に湿気も籠り易いと言う特性があるので、この換気棟はそう言った観点からも昨今設置を希望される方が多くなってきております。
棟板金の重なりや端部の部材の継ぎ目には内、外共にシーリングをしっかりと入れて仕上げて参ります。換気棟の両サイドの端部の部材を取り付けて工事完了となりました。
完成した屋根がこちらになります。換気棟もしっかりと取り付けられました。
夕日が当たった屋根もまた風合いが有りいい感じです。屋根作業期間としては完了点検も含めて5日間の工程で仕上げることが出来ました。
やはりアパートの工事の場合、期間が長くなればなるほど居住者様へのご迷惑とご負担が大きくなります。そう言った観点からも屋根の下地に異状がない状態であればこの屋根カバー工事が理想的と言えます。
足場も払い、再度異状の有無確認も含めてドローンで屋根施工の確認を行います。しっかりと取り付けもされており、問題なく工事を終えることが出来ました。
新型コロナウィルスの影響下である現在、私たち街の屋根やさんではそのコロナ対策の方も日々徹底を図りながら作業に従事させて頂きました。特にアパート等の多くの方が居住されている建物の場合、その配慮や注意は非常に重要であると認識しております。更に工事期間についても最小限の影響で済む様、工事のご提案もさせて頂いております。そう言った工事のご相談があるお客様は是非お気軽にお声掛けご相談下さい。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。工場・倉庫の屋根修理は屋根カバー工法がお得!【街の屋根やさん】
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