
HOME > 施工事例 > 大田区下丸子にて雨漏り修理工事、箱樋の劣化を防水工事で塞ぎま.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:富田
担当:富田
雨漏り箇所の調査をおこないました。
2階建ての建物のバルコニーと平屋建ての屋根の軒先が合わさった部分が雨樋『箱樋』になっています。過去にも雨漏りした事があるそうで、コーキングなどの補修跡がありました。
これは下から見た状況です。
右側がバルコニーになるのですが、下からテープが張って塞いであるのが確認出来ました。下から塞ぐことは雨水の出口を塞いでいるだけですので、入り口部分をしっかりと塞ぐ様にしなければなりません。
劣化した箱樋を変えるには、平屋建ての屋根を一旦撤去する必要があり、最低でも屋根半面の葺き替え工事が必要になってきます。今回はなるべく費用を抑えて雨漏りを止めるというご希望でしたので、箱樋部分にウレタン防水工事をおこなうことになりました。
下地調整作業です。
サビている部分が結構ありますので、けれん掛けで除去していきます。鉄板が傷んでいる部分は補強しながら作業していきます。
穴を埋めるためにコーキングが打ってありましたので、古くなったコーキングの除去もおこなっていきます。
ケレン掛けが完了しましたので、下塗り作業をおこないます。鉄板塗装の下塗りにはサビ止めを使用しますが、今回は上から防水工事をおこないますので、サビ止めとプライマーの両方の性能を持った材料を使用していきます。
サビ止め兼用のプライマー塗布が完了です。
この状態多少の雨は防ぐことが出来ますが、防水層が作られているわけではありませんので、このあとウレタン塗膜防水作業に取り掛かります。
ウレタン塗膜防水に取り掛かります。
使用するのは田島のオルタックエースです。ウレタン塗膜防水は、50年以上前から使用されている塗膜防水(メンブレン)工法の一つです。この工法では、液状のウレタン材を均一に塗布していき、厚みを一定にしムラをなくすことが重要です。
ウレタン防水は継ぎ目がなく、凹凸にも施工できるため、屋上やベランダなどさまざまな場所に施工することが可能です。また、施工箇所の劣化状態に合わせて密着工法や通気緩衝工法を使い分け、防水層に不具合が生じないように補修することが重要です。
ウレタン防水工事の1層目です。
ウレタンは2回塗る事で層を作る事が出来ますので、必ず2回塗布していきます。今回は違う材質の取り合いがありますので、不織布での補強クロスをウレタンに塗り込んで補強しながら防水層を作っていきます。
ウレタン塗膜防水の2層目まで完成しました。この状態で雨漏りを止める事が出来ていますが、このままの状態ですと紫外線などによってあっという間に防水層が劣化してしまいます。
防水層を保護するために最後に保護材のトップコートを塗布していきます。丁度さくらの時期でしたので、花びらが枚落ちてきていました。そのまま塗布できませんので、花びらは除去しながらトップコートを塗布していきます。
バルコニーの鉄骨製の手すり部分は床のコンクリートに埋め込まれています。クラックも結構入っていましたので、この部分からの雨水浸入を防ぐためにシールでクラック補修作業も同時におこないました。
ウレタン塗膜防水工事が完成しました!
劣化した箱樋の板金はウレタン防水によって保護されましたので、雨水は排水口にスムーズに流れる様になります。工事後何度か雨が降っておりますが、雨漏りは止まった事が確認出来ました。今回の防水工事は税込み154,000円で実施しております。工事内容や工事範囲、使用する材料などによっても変わりますので、雨漏りでおこまりのかたは街の屋根やさんまでお気軽にお問合せください(^O^)/
記事内に記載されている金額は2025年04月25日時点での費用となります。
【工事前】
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防水工事で雨漏り防止!陸屋根・屋上のチェックポイント【プロが解説!街の屋根やさん】
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【施工内容】
雨漏り修理
【施工内容】
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【施工内容】
雨漏り修理、防水工事