
HOME > 施工事例 > 大田区大森西で飛散した棟板金を樹脂製貫板を使用して税込み11.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:富田
担当:富田
お問合せのきっかけになった棟板金です。
ご近所の方から板金が落下していると指摘されて気付かれたそうですが、どの部分が落ちてきたのかが分からないという事でお問合せをいただきました。
建物を見てみると、寄棟屋根の隅棟の先が無くなっているのが確認出来ました。寄棟屋根とは四方に向かって屋根面が形成されている屋根の事をいい、屋根面と屋根面が合わさった部分に設置されているのが棟板金です。
斜めになっている隅棟の一番先の板金が剥がされてしまった様で、今回は繋がった部分の隅棟の交換工事をおこないます。
棟板金は下地に釘を打って固定してあります。下地は貫板(ぬきいた)といって木が使用されていますが、経年によって痩せてしまったり腐食する事で釘が効かなくなってしまい、板金が剥がれたり飛散してしまう事になります。
今回工事する部分の貫板も大分腐食している状況で、外れた先の方はボロボロになっていました。
屋根は以前に塗装工事をした形跡があり、塗膜は大分劣化していますが破損などはありません。築年数が経過している屋根ですので、防水紙(ルーフィング)の劣化は気になります。
棟板金交換工事は、棟板金自体も新しくしますが下地の貫板を新しくすることが目的となりますので、古い貫板は全て除去していきます。
こちらは新しく使用する材料です。
貫板と棟板金で、棟板金はガルバリウム鋼板製の棟板金を使用します。黒い色した材料が新しい貫板です。
新しい貫板には樹脂製の物を使用します。
樹脂製の貫板は従来の木製の貫板に比べて耐久性が高く、腐食しにくい特徴があります。これにより、棟板金の飛散の原因となる貫板の劣化を防ぐことができます。
また、樹脂製の貫板は固定力が高く、長期間安定した状態を保つことができます。街の屋根やさんでは、樹脂製の貫板を使用することで棟板金交換の際におすすめしており、そのコストパフォーマンスの高さも注目されています。
価格は木製の貫板よりも高くなりますが、その耐久性と安定性から、長い目で見れば費用対効果が高いと言えます。樹脂製の貫板を使用することで、屋根の寿命を延ばし、住宅の安全性を確保することができます。
隅棟部分に樹脂製貫板を固定します。元々の木製貫板は釘で下地の隅棟に固定されていましたが、樹脂製貫板はビス(ネジ)で固定していきます。
釘とビスの固定方法には違いがあります。釘は打ち込んで固定しますが、これに対してビスはらせん状に切られた溝があり、固定される表面積が大きくなるため釘よりも強く固定する事が可能です。 ビスはらせん状の溝が水平に近い切り方をしているため、垂直方向に引き抜くような強い力がかかった場合にもしっかりと固定されます。
棟板金の幅に合わせて樹脂貫を固定して、棟板金を被せた際にしっかりと固定される位置にしていきます。
棟板金の固定にもビスを使用します。木製の貫板と違い腐食したり痩せることが無い下地になり、固定も釘からビスにすることで更に強固に固定する事が出来る様になります。
棟板金交換工事が完成しました!
今回の工事は税込み110,000円で実施しております。棟板金の長さなどによっても変わりますので、まずはお問合せいただければ幸いです。
強風に飛ばされた棟板金が下地から新しくなり固定方法も変えた事で、工事後も安心していただける様になりました。私たち街の屋根やさんでは、建物の状況を正確に調査してお客様のご要望を最大限にかなえられるご提案をしておりますので、お気軽にご相談ください(^O^)/
記事内に記載されている金額は2025年01月17日時点での費用となります。
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【施工内容】
棟板金交換
【施工内容】
棟板金交換
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