練馬区関町南で浮きを指摘された棟板金の交換工事

更新日：2023年09月20日

　練馬区関町南で屋根の調査をおこないました。

　近所で工事を行っているという業者が来て棟板金の浮きを指摘され、屋根に上って調べていったそうです。下地が傷んでいるので棟板金の交換が必要と言われ他とのことですが、心配になってお問合せをいただきました。

　屋根の状態が実際にどうなっているのか、屋根に上って確認します。

屋根の状況確認

　屋根はスレート葺きで、屋根面と屋根面が合わさった部分に取り付けられているのが棟板金です。白いテープが張ってある部分が浮いたと指摘されたところのようで、指摘した業者が養生しているようです。

　浮いた状態なのか確認してみます。

　棟板金を固定する釘が浮いています。屋根全体を確認しましたが、浮きが出ているのはこの１本のみです。浮いていたと指摘されテープで養生している部分を確認すると、確かに釘が抜けている状況を確認することが出来ましたが、気になるのは釘穴の横についている引っ掻いたような傷です。

　経年によって釘が緩んで抜けてくると左の画像のように少しずつ釘が浮いてきます。特に今回調査した屋根は過去に塗装工事を行った形跡がありますので、ゆっくり抜けてくる分には釘穴の周りに影響は出てきません。しかし釘が抜けている部分は釘抜を使用したときの様な傷があり、本当に釘が抜けていたのか疑問が残ります。

谷板金のズレとスレートの割れ

　経年によって棟板金の下地の貫板も腐食していきますので、釘が効かなくなることは多々あります。その場合は下地の貫板を新しくする必要がありますので、必然的に棟板金交換工事を行うことになります。

　他には一部スレートの欠けや谷板金のズレなども見られました。下地の劣化などは有りませんでしたので、劣化がみられる棟板金を交換し貫板を新しい樹脂製の物に変えることで今後安心できる状態にすることが可能です。棟板金交換工事は税込み154,000円から承っております。長さや屋根の形状などにより変わりますので、まずはお気軽にご相談ください。

　私たち街の屋根やさんでは、点検・お見積もりを無料で対応しております。お住まいの事でお悩みやお困りのことがございましたら、お気軽にお問合せいただけますと幸いです。

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