三鷹市下連雀にてコロニアルＮＥＯの屋根にカバー工事のご提案

更新日：2022年01月15日

　三鷹市下連雀で屋根の調査をおこないました。

　近所で工事をしているという業者から棟板金の浮きを指摘されたそうで先日調査のために屋根に上ったとの事でした。下から見る限りでは全く問題が内容でしたので、梯子を架けて屋根の調査をおこないます。

棟板金

　屋根はスレート葺きで、一番高いところに取り付けてある板金が棟板金です。棟板金は、スレートを葺いた後に貫板という木を打ち付けてから板金を被せて釘で固定していますが、貫板が腐食してしまうと釘が抜けてしまう事があります。そのようになってしまうと貫板から交換する必要がありますので、傷みの状況を調べていきます。

　

　釘が抜けている跡がありますが、釘穴の回りに傷がついています。自然に抜けた訳では無さそうです。板金に不自然に折れ曲がった跡がついています。この部分が釘が抜けている所でしたので、釘を抜いてから板金を持ち上げた可能性が高そうです。

　ほかの部分は釘の浮きや抜けなどの症状は全くなく、固定もしっかりとされていました。

コロニアルＮＥＯ

　棟板金は早急に交換する必要はありませんが、屋根全体の傷みが進んでいました。

　葺かれていたスレートはコロニアルＮＥＯというノンアスベストの化粧スレートで、製品の耐久性に欠陥があり割れなどの症状が出てしまう屋根材です。表面に汚れが付着しているのでわかりにくいのですが、屋根全体を確認すると割れや欠けが何か所も出ていました。コロニアルＮＥＯは塗装工事をおこなう事は可能ですが、製品自体の問題による割れは塗装工事で防ぐことが出来ませんので、上からガルバリウム鋼板などの金属屋根を被せる屋根カバー工事をご提案しました。

　傷みが進行してしまうとカバー工事が出来なくなる場合がありますので、メンテナンスは早めに行う事をお勧めします。

　私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス対策としてマスク着用・アルコール消毒の徹底、オンラインでの打合せにも対応しておりますので、安心して工事をお任せください。

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