
HOME > ブログ > 葺き替え(ふきかえ)とは?意味、葺き直しとの違い
更新日:2025年01月28日
屋根は私たちの生活を雨や風から守る重要な役割を果たしています。
その屋根のメンテナンスの中で「葺き替え」という言葉を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
実生活ではあまり馴染みのない言葉ですので、葺き替えの具体的な意味や工事内容を正確に理解している方は少ないかもしれません。
本記事では、葺き替えの意味や、その他の工事方法との違い、メリットとデメリットについて詳しく解説します。
「葺き替え(ふきかえ)」とは、既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材に交換する工事のことを指します。
「葺く」という言葉は、瓦や茅(かや)などの屋根材を屋根に敷き詰めることを意味し、日本では古くから使われてきた言葉です。
この工法は、一度寿命を迎えた屋根を下地から回復させ、建物の安全性や快適性を向上させるために重要な役割を果たします。
「葺き直し」と「葺き替え」は似た言葉ですが、意味は異なります。
葺き直しは、既存の屋根材を再利用して屋根を修復する工事のことです。
一方、葺き替えは新しい屋根材に交換するため、屋根のデザインや機能を一新することが可能です。
葺き直しは費用を抑えられる反面、劣化した屋根材を再利用するため耐久性に限界がある点に注意が必要です。
さらに葺き替えと似た屋根工事として「屋根カバー工法」があります。
屋根カバー工法は、既存の屋根材を撤去せず、その上に新しい屋根材を被せる方法です。
この工法は工期が短く、費用が比較的安価であるため人気があります。
しかし、屋根の劣化が激しい場合にはカバー工法は適さず、葺き替え工事が必要となることがあります。
また、屋根の重量が増すため、建物への負担が増加する点にも注意が必要です。
葺き替え工事の主な目的は、屋根の耐久性と安全性を向上させることです。
雨漏りの防止: 劣化した防水紙や屋根材を交換することで、雨漏りのリスクを根本から解消します。
屋根材の機能改善: 最新の屋根材を採用することで、断熱性や遮熱性、防音性などが向上します。
美観の向上: 新しいデザインや色を選べるため、建物全体の印象を一新できます。
耐久性の大幅向上: 屋根全体を新しくするため、長期間の安心感を得られます。
雨漏りの根本解決: 下地から修理するため、雨漏りのリスクを完全に排除できます。
自由な屋根材選び: 瓦、スレート、金属など、用途や好みに合わせた選択が可能です。
高額な費用: 屋根カバー工法よりも工事費用が高額になります。
工期が長い: 屋根材の撤去作業が必要なため、工期が延びる場合があります。
葺き替えは、屋根を根本的に改善し、建物の安全性や快適性を向上させる重要な工事です。
葺き替えを検討する際には、屋根の劣化状況や予算、目的を明確にすることが大切です。
専門業者に依頼して、適切な診断と工事を行うことで、長く安心して暮らせる住まいを実現しましょう。
私たち、街の屋根やさんは屋根葺き替え工事など、屋根リフォームに精通した専門店です。
調査・お見積りは無料で承っておりますので、屋根葺き替え工事など屋根のメンテナンスをお考えの方はぜひお気軽にご相談ください!
どのリフォームが最適?屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています
。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
【施工内容】
【施工内容】