町田市原町田で雨漏りの調査をおこない、屋上防水以外の原因を特定します!
更新日:2024年09月02日
ベランダ・バルコニーや陸屋根(屋上)は、家庭菜園・洗濯物干しスペースなどの「生活スペース」として幅広く使用できる他、室外機や太陽光パネルの屋外設備の設置場所として大きな役割を担います!
ですが、その一方で雨水を直接受ける場所でありながら、水はけが非常に悪いと言ったデメリットを抱えています(>_<)
その為、雨漏り・浸水を防ぐ効果をもった防水層を形成する「防水工事」は欠かす事は出来ません!
また、防水工事には「FRP防水」や「シート防水」などの種類があり、施工方法や特徴も変わってきます。
そこで、この記事では国内の防水工事で一番採用されている「ウレタン防水」の施工方法をはじめ、そのメリットやデメリット・注意点まで詳しい情報を解説させて頂きます(^^)/
ウレタン防水工事の施工方法・メリット
ウレタン防水工事は液状のウレタン樹脂を複数回塗布して、それが時間を掛けて乾燥する事で防水層を形成する防水工事の一種です。
液体の防水材を塗布して「防水層」を形成する事から、広い面積に対しても対応出来る事に加え特に複雑な形状を持つ施工箇所に最適な施工方法です!
継ぎ目のない耐久性に優れた防水層を作り上げることで、高い防水効果に期待できます。
また、ウレタン防水工事には「密着工法」「絶縁(通気緩衝工法)」という種類が有ります。
施工箇所に併せて、適した方法が採用されます!
まず、ウレタン防水の人気の理由としては他の工法と比較して施工コストが抑えられる点が挙げられます!
FRP防水や塩ビシート防水と比較しても低コストで施工可能で、それでいて耐用年数が極端に劣るという事もありません(#^^#)
さらに、大きなメリットとなるのが重ね塗りが出来る事です!
シート防水であれば劣化が進行した既存の防水シートを撤去する必要がありますが、ウレタン防水工事であればその手間や撤去費用を削減出来ます(#^^#)
ウレタン防水工事のデメリット・注意点
一方、ウレタン防水工事を行う際には、いくつかの重要な注意点・デメリットがあります。
まず、ウレタン防水の品質は職人の技術に大きく依存します。
陸屋根やベランダ・バルコニーは一見平坦に見えますが、排水の為に「僅かな傾斜」が設けられています。
その為、均一な塗膜を形成しつつも全体に傾斜を設ける為には熟練した技術が必要となります!
さらに、施工前の下地処理も非常に重要で、下地の清掃や補修を適切に行わないと防水層の密着性が低下し、長期的な性能に悪影響を及ぼす可能性があります。
ウレタン防水工事に限った訳ではありませんが、お住まいの防水工事をご依頼される場合には特に信頼できる専門業者を選ぶことが重要です!
また、既製品の防水シートを敷設する「シート防水」と違い、ウレタン防水工事には塗布・乾燥工程が必要となります!
その為、施工期間は比較的長く、さらに雨天・高湿度などの天候によってさらに伸びてしまう可能性があります。
作業を行う日程の天候条件が非常に重要です(>_<)
さらに、忘れてはいけないのが「トップコート」のメンテナンスです!
ウレタン防水層を紫外線から保護する「トップコート」の寿命は、約5年程度とそれ程長くありません。
防水層の寿命を延ばす為にも、定期的にトップコートの塗り替えを行う必要があります!
床のひび割れ・色褪せ等の症状はトップコートの劣化症状ですので、信頼出来る専門の施工会社へ相談してみましょう。
ウレタン防水工事が施された陸屋根の現地調査の様子
それでは、次にウレタン防水工事が施された陸屋根の現地調査の様子をご紹介させて頂きます。
今回は、町田市原町田で雨漏りの調査をおこないました!
2年程前に屋上防水工事をおこなった建物で、天井から雨漏りしているという事で原因調査をおこなっていきます。
雨漏り箇所の確認
雨漏り箇所を確認します。
天井の蛍光灯部分から雨水が垂れてくるという事です。最近雨漏りしたのが8月19日頃で、その数か月前にも一度雨漏りしたそうです。
最近はゲリラ豪雨の様な降りで夕立が多く発生していますが、その様な雨でも毎回雨漏りする訳では無いようです。天井の上に原因があると思いますので、この上の屋上の状態を確認していきます。
屋上の状態
屋上はウレタン塗膜防水を施工しています。
ウレタン塗膜防水は、液状のウレタン材を均一に塗っていくことで、バルコニーや屋上、ベランダなどの防水工事に使用される塗膜防水工法です。この工法は50年以上前から使用されており、継ぎ目がなく凹凸にも施工できるため、様々な形状の場所に施工することが可能です。また、コストパフォーマンスにも優れています。
こちらは工事前の状態です。
防水層に傷みが出始めておりましたので、この上から新たなウレタン塗膜防水を施工しました。
表面に砂ぼこりなどでの汚れは付着しておりましたが、防水層に亀裂やフクレなどの不具合は見当たりません。防水層はしっかりとした状況が保たれていましたので、雨漏りの原因は防水層以外にありそうです。
防水層以外の原因箇所
屋上全体を細かく調査していきましたが、防水層以外で可能性が有りそうな部分がありました。ここは、エアコンの冷媒管が集約しているボックスです。
冷媒管は、室内のエアコンと外部に設置された室外機を繋ぐ配管で、室内と室外の熱を行き来させるために必要な配管です。住宅の場合は壁にエアコンが設置されていてその裏から冷媒管が出ていて、外に設置された室外機に繋がっています。
今回雨漏りした室内のエアコンは天井付けで、冷媒管が壁の中を通って天井裏からここに繋がっています。この配管を伝わって雨水が天井裏に回った可能性は高そうですので、今回は実際の水をかけて雨水が入り込むかどうかを確認する散水試験(税込み55,000円~)をご提案します。
私たち街の屋根やさんでは、雨漏りであれば建物の細かい箇所・気が付きにくい場所もしっかりと調査させて頂き、原因箇所の特定の上で適切な雨漏り修理工事のご提案をさせていただいております!
また、外壁の塗装や補修工事の施工実績も豊富に持っておりますので、お住まいのお困り・ご不安事等をお持ちの方がおられましたらぜひお気軽にご相談・ご利用下さい(^^)/
点検~お見積もりの作成まで無料にて実施させて頂きます!
記事内に記載されている金額は2024年09月02日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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