屋根塗装にベストな時期は本当に10年?最適な時期を見極めるための劣化サインを解説
更新日:2024年08月19日
屋根塗装はスレートを始めとした屋根材の耐久性に関わるメンテナンスとなりますので、できれば塗膜が劣化してしまう前に塗装を行えると理想的と言えます(^▽^)/
ただ、最適な塗装の時期をネットで調べてみると、「10年に一度」であったり「10年の目安はあてにならない」のように、様々な見解がヒットしますので、混乱してしまいますよね(-_-;
「屋根がだんだん色褪せてきた気がする」
「屋根の塗装はどのくらいでした方が良いのかな?」
そんな方に向け、今回は屋根塗装の時期を見極めるためのメンテナンスサインなどをご紹介いたします。
屋根塗装に最適な時期は?
早速、屋根塗装が10年ごとに必要になるのかという点について解説いたします。
新築からまだ塗装を行っていない場合
新築時からまだ屋根塗装のメンテナンスを経験していなければ、確かに10年という期間は一つの目安になります。
これは、新築時にスレートなどに施されている塗膜の耐用年数が10年程とされているためです。
ですが、あくまで目安ですので、実際にはお住いの立地や環境によって塗膜の劣化速度は大きく違ってくるのです(-_-;
屋根は雨風や日光に一番晒され続ける場所ですので、想定よりも早く塗膜が劣化し、屋根材自体の傷みが進行し始めてしまう前に塗装の判断を行うことがベストと言えます(*^^)v
2回目以降の屋根塗装の場合
既に1度屋根塗装を行っている場合にも、10年という周期はあまり目安にならないでしょう。
理由として、前回使用した塗料の耐用年数がより長いものであれば、まだまだ屋根材を保護できる力を発揮してくれるかもしれないためです。
そのため、塗装に使用した塗料の性能などからある程度のメンテナンスサイクルを割り出すことができます(^▽^)/
ただ、早く劣化している可能性も捨てきれません。
そのため、塗装の目安としてではなく、まずは業者に状況を確認してもらう目安として10年が経つ前くらいに一度点検を依頼してみることがおすすめです。
業者によってはアフターメンテナンスとして、特定の周期事に問題が発生していないかの点検をしてくれているかと思います(*^^)v
どちらの場合におきましても、屋根に塗装劣化の兆候が見られた場合は業者に見てもらうことが確実となります。
屋根塗装が必要なサイン
色褪せ
屋根塗装が必要なサインとして、分かりやすいのは色あせですね。
ただ、これは普段から屋根を目にしていると意外と気が付きにくかったり、意識することが少ないため、定期的にチェックしてみる習慣が大切です(^▽^)/
その他のサインとしては、コケやカビの発生、そしてひび割れや塗膜の剥がれ、金属屋根の場合は錆び、そして屋根材の破損などが挙げられます。
苔やカビの繁殖
コケやカビは湿気の多い環境で発生しやすく、屋根の見た目を損なうだけでなく、さらに劣化を進行させる原因となります。
塗膜が雨水を弾けていればあまり屋根に水分が滞留しないため苔も繁殖しにくいのですが、塗膜劣化が進んでいると防水性が落ち、緑色の変色が目立つようになるのです。
◆ひび割れや塗膜の剥がれ
ひび割れや塗膜の剥がれは、塗装の劣化が進んでいる証拠であり、早急に対処が必要です。
これらの症状を放置すると、屋根材自体の劣化が進み、その度合いによっては塗装でのメンテナンスでは維持できないほどの傷みになり、屋根全体のリフォームが必要になることもあります。
これらのサインを見逃さないことが重要ですが、屋根上は見ることが難しいようなお住いも多いため、定期的に専門業者による点検を受けることで、適切な時期に塗装を行い、屋根の寿命を延ばすようにしましょう(^▽^)/
春と秋が塗装に向いた季節と言われる理由
最後に塗装に向いた季節のお話です(*^^)v
春と秋が屋根塗装に向いているとされる理由は、これらの季節が気候的に安定しており、塗装に適した条件を満たしやすいからです。
春と秋は気温が適度で湿度も低く、塗料が均一に乾燥しやすい環境となります。
また、悪天候も比較的少ないとされる季節ですので、突然のスケジュール変更が出にくいというメリットもありますね。
ただ、これらの季節以外で塗装ができないという訳ではありません!
むしろ春や秋は塗装業者の繁忙期となりますので、直近での工事を頼んだとしても難しい場合があります。
そのため、早めに工事の計画を相談するか、夏や冬などで塗装が行える時期に工事を行うかなど、スケジュールについては事前に業者と打ち合わせておきましょう。
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