足場仮設の相場・費用はどれくらい?足場の必要性と併せて費用目安の計算方法をご紹介!
更新日:2024年02月13日
こんにちは!街の屋根やさん東東京支店です(^^)/
お住まいの塗装・メンテナンス工事を考えた場合、当然ですが「材料」「撤去」「作業」など様々な面で費用が発生します!
その中でも「足場の仮設」は塗装メンテナンスを行う際に必ずと言って良い程必要であり、その費用は工事総額の中でも意外に大きい部分です(>_<)
工事をご検討されている方の中には、足場の仮設費用・相場を気にされている方も多いのではないでしょうか(・・?
そこで今回は、足場仮設の費用・相場とその計算方法をご紹介させて頂きます(^^)/
また、足場の必要性・種類・実際に施工させて頂いた足場を必要とする工事の事例もご紹介させて頂きますので、ぜひ参考にしてみて下さいね(^^♪
目次【表示】
1. お住まいの工事の基盤となる足場
1-1. 足場の必要性
塗装メンテナンスは建物の美観を保ち、塗膜による保護機能を健全に保つ重要な役割を担っています!
しかし、屋根はもちろん外壁は高所にあることから、作業を安全かつ効率的に行うためには足場の設置が不可欠となります(^^)/
足場は「高所で作業を行う為」だけに設置する訳ではありません。
作業員の安全確保、塗装品質の向上、近隣住民への配慮など、多くのメリットがあります!
足場の設置は、作業員が安定して作業に集中できる環境を整え、外壁塗装の質と効率を高めるために、不可欠な要素となっています。
1-2. 足場の役割
お住まいのメンテナンス・リフォームを行う場合、足場の仮設は必須となります。
その為、足場はお住まいで施工される工事の基盤と言っても過言では無く、様々な役割を担っています。
まず、最も重要なのが作業員の安全確保です。
高所での作業は、転落などのリスクを常に伴います(>_<)
足場を設置することによって作業員は安定した場所で作業を行うことが出来ますので、高所作業に伴う危険を大幅に減らす事が出来ます(#^^#)
また、均一で綺麗な仕上がりを実現する為には、細かい部分まで丁寧に塗装する必要があります。
足場がある事で作業員は安定した姿勢で精密な作業が可能となりますので、塗装品質が向上されます!
さらに、足場の仮設はご近所様への配慮にも繋がります。
足場を組む際には防塵ネットやシートを設置することが多く、これによって塗料の飛散を防ぎ、近隣住民の皆様へ工事の影響が及ぶことを防止します!
このように足場の仮設は作業の安全性を確保するだけでなく、塗装品質の向上や周囲環境への配慮など重要な役割を果たしています!
2. 足場の種類と特徴
一口に足場と言っても様々なタイプがあり、それぞれに特徴と用途が存在します。
以下に、一般的に使用される足場の種類と特徴をご紹介致します!
- 〇単管足場
このタイプは、単管パイプを使用して構築されるもので、簡易的でコストを抑えたい場合に適しています。
コスト効率が良く、設置と撤去が比較的容易ですが、他の種類と比較して安全性は低いと言えます。 - 〇単管ブラケット足場
単管足場の発展形で、ブラケットを使用して足場板を固定します。
単管足場より安全性が高いメリットがありますが、設置にはやや時間がかかります。 - 〇ビケ足場 (またはクサビ足場)
現代の戸建て住宅の外壁塗装で最も一般的に使われる足場です。
ハンマーでくさびを叩いて固定し、組み立てられます。
作業範囲が広い場合や、複雑な形状の建物にも柔軟に対応できる特徴を持っています。
また、設置がスムーズで、強度が高く、作業効率も良いです(#^^#) - 〇枠組み足場
高層建築物の工事に主に使用される足場で、強度と安定性が特に求められる場合に適しています。
ただし、複雑な構造のため、設置には専門的な技術が必要です!
3. 足場費用の相場と計算方法
3-1. 足場費用の相場
戸建て住宅の塗装工事において最も使用されているビケ足場の設置・解体費用の相場は、一平方メートルあたり700円~1000円程度とされています。
ただし、足場の種類や現場環境によっては、価格は変動しますので注意しましょう!
例えば、狭小地や特殊な建物構造の場合、単管足場や枠組み足場が必要になることがありますが、これらの足場は通常のビケ足場よりも単価が高くなることが一般的です。
また、建物の高さや工事の複雑さによっても費用が増加する可能性があります(>_<)
特に高層の建物の場合は、足場の安全性や強度を高める必要がありますのでその分費用も高くなります!
3-2. 足場費用の計算方法
足場費用を計算する際には、「足場架面積」を基にして算出されることが一般的です!
この面積は、建物の外周と高さに基づいて計算されます。
足場架面積=(建物の外周+8m)×建物の高さ
例えば、縦8m、横9m、高さ6mの建物の場合、外周は34mとなります。
足場の幅を考慮して8mを足すと、合計42mの外周が必要です。
したがって、足場架面積は42m × 6m = 252㎡となります。
次に、この足場架面積に対して、ビケ足場の平米単価の目安を掛け合わせます。
例えば単価の目安を700円~1000円とした場合、足場費用は252㎡ × 700円~1000円となりますので、176,400円~252,000円が相場価格と言えます。
あくまで相場費用の参考価格としてご参考頂ければ幸いですm(__)m
4. 足場設置においての注意点
ここまで、足場の重要性・相場についてご紹介させて頂きました!
次に、足場の設置における注意点について、下記にご紹介致します(^^)/
- 〇法令遵守の為にも足場は必要
足場の仮設は労働安全衛生法においても「2メートル以上の高さ」で作業を行う場合において、設置が義務付けられています。
安全面・品質面の向上はもちろん、こうした法律を遵守する為にも足場は必要不可欠です! - 〇ご近所様へのご迷惑に対する配慮
足場の設置にはどうしても騒音・振動が伴います(>_<)
その為、街の屋根やさんでは、工事の前にご近隣の皆様へ工事内容の詳しいご説明と併せて、ご挨拶・ご協力のお願いをさせて頂いておりますm(__)m
- 〇適切な足場の選択
前述の通り、建物の特性や工事内容によって、最適な足場のタイプは異なります。
例えば、狭いスペースや特殊な形状の建物では、標準的なビケ足場ではなく単管足場や枠組み足場を選択することが適切な場合があります。
現地調査でお住まいをしっかりと調査させて頂き、最適な足場の種類の選定・ご提案をさせて頂きます(^^)/ - 〇悪天候が足場へ与える影響
強風や大雨などの悪天候は、足場の安全性を脅かします。
また、足場へ設置されるメッシュシートは風に煽られる事もありますので、注意が必要です。
天候を考慮して工事工程を組ませて頂きますが、上記の様な状態が生じた場合もしっかりと対応させて頂きますので、ご安心ください(^^)/
5. 狭小地や特殊条件下での足場の設置
5-1. 狭小地での足場設置
狭小地とは、建物同士の間隔が狭いことなどを理由に土地の中でも面積が小さい部分を指します!
その為、足場の設置スペースを確保する事が難しく、一般的な方法での足場設置が困難な場合があります(>_<)
狭小地での足場設置は以下のような点に注意する必要があります!
- 〇精密な計測・設計
狭小地の足場設置では、限られたスペースを最大限に活用するために、精密な計測・設計が必要となります。
もちろん、一般的なお住まいの足場もしっかりと調査をさせて頂いた上で仮設させて頂きますが、狭小地の場合はそもそも足場の仮設スペースが非常に狭い事から、隣接する建物との間隔や突出物の存在などをしっかりと確認させて頂いた上で最適な足場の仮設方法のご提案・設計をさせて頂きます。 - 〇単管足場の活用
単管足場は、設置が比較的柔軟で狭いスペースに適しています(#^^#)
お住まいの狭小地を拝見させて頂いた上で選定頂きますが、単管足場をご提案させて頂く場合もございます! - 〇ご近隣への配慮
建物の間隔が近いという事は、作業による影響がご近隣及びやすいという事です😥
足場の仮設はただでさえ騒音が発生しますので、コミュニケーションを密に取ることが重要です!
繰り返しになりますが、街の屋根やさんでは工事前に近隣住民の皆様へご挨拶・ご説明をしっかりさせて頂きます😊
ご安心ください!
5-2. 特殊な条件下での足場の取り扱い
狭小地に限らず、工事環境によっては特殊な足場仮設方法が必要となる可能性があります!
以下に、特殊な条件となりえるお住まいの構造・環境を簡単にご説明いたします(^^)/
- 〇高層建築物
高層の建築物では、足場の構造・強度に考慮する必要があります!
一般的なお住まい用の足場では対応できない場合がある為、足場の仮設方法・資材をしっかりと選定する必要があります! - 〇勾配のある屋根
急勾配の屋根では、「屋根足場」を設置する必要があります。
滑落の危険を防ぐために設置され、作業員の安全確保と作業効率の向上が目的です。
一般的に、屋根に5寸以上の勾配がある場合に設置されることが多いです(#^^#)
- 〇不均等な地形
工事地の地面がいつも平坦という訳ではありません(>_<)
傾斜地や段差のある地形では地面の不均等さを考慮し、足場の安定性を確保するための調整が必要となります。 - 〇工事現場へのアクセスが限られる場合
特定の地域や状況では、建設現場へのアクセスが制限されることがあります。
当然、足場の仮設には資材が必要となりますので、搬入方法や手配方法を検討する必要があります!
上記の様に特殊な条件下での足場の仮設は、一般的なお住まいの足場仮設作業と比較して材料・作業方法の選定~資材の搬入・仮設まで様々な面に考慮する必要があります。
その為、これらの状況に対応出来る施工経験・知識が豊富な専門業者を選定することが重要です😊
施工内容はもちろんですが、足場の仮設に関してもしっかりと提案してくれる業者を選びましょうね(^^♪
6. 足場の仮設を伴った実際の施工事例をご紹介!
続いて、実際に街の屋根やさんで施工させて頂きました、足場の仮設を伴った工事事例をご紹介させて頂きます(^^)/
T様邸にて施工させて頂いた屋根塗装・棟板金交換工事の同時施工による足場を有効活用した事例
複数の訪問業者より「屋根の板金が浮いている」と指摘を受けたことで、街の屋根やさんまでご相談を頂きました!
さっそく現地調査にお伺いさせて頂きましたが、棟板金には浮きなどの症状は発生しておりませんでした。
棟板金は訪問業者のターゲットとなりやすく、こうした嘘の指摘をした上で工事契約を迫るケースもございますので、注意が必要です(>_<)
指摘された内容について問題はありませんでしたが、お客様は以前より屋根塗装メンテナンスをご検討されていたとの事です。
また、棟板金においても目視では問題ありませんでしたが、築20年という事で内部の劣化が進行していると推測されます😥
屋根塗装工事・棟板金の交換工事を同時に施工される事で、足場の仮設が1回で済むことから足場代の節約にも繋がります(#^^#)
屋根塗装工事・棟板金交換工事のお見積りを作成させて頂き、工事のご要望を頂きました(^^)/
まずは、足場の仮設を行います。
足場の仮設は、金属がぶつかる事による騒音・振動などの影響がどうしても出てしまいます(>_<)
その為、工事前にはしっかりとご近隣の方へご挨拶・ご説明をさせて頂きます!
続いて、棟板金交換工事を進めていきます。
棟板金は、土台である貫板へ固定釘を使用して固定されます。
しかし、貫板の劣化に伴い固定力は低下してしまいますので、著しい劣化の進行は棟板金の捲れ・飛散被害へと繋がります(>_<)
上記の様な被害を未然に防ぐ為にも、屋根全体と併せて棟板金の点検・メンテナンスは定期的に行いましょうね(^^♪
次に、屋根塗装メンテナンスに移ります!
仕上げ塗料には、ラジカル制御型塗料であるファインパーフェクトベストを使用させて頂きました(#^^#)
塗膜が劣化する原因の一つである「ラジカル」の発生を抑制する効果を備えますので、それにより長期の耐用年数を誇ります!
無事、棟板金交換工事・屋根塗装工事が完了致しました!
築20年のお住まいですが、屋根が生まれ変わったように綺麗になりましたね(^^♪
今回の様に足場の必要なお住まいのメンテナンスをまとめて行う事で、足場代の節約に繋がります!
お住まいのリフォームをご検討されている方がおられましたら、ぜひご検討ください(^^)/
7. 足場仮設の費用・相場はどれくらい?まとめ
今回は足場の必要性から費用の相場や、費用目安の計算方法をご紹介させて頂きました!
足場の仮設費用は、決して安い金額ではありません(>_<)
しかし、足場の仮設は作業者の安全確保・品質の向上・近隣住民の方への配慮など様々な面で必要不可欠です!
お住まいの外壁・屋根塗装工事などをご検討されている方がおられましたら、ご紹介させて頂きました計算方法で足場仮設費用の相場目安をご確認下さい!
ただし、上記の計算で用いた平米単価は一般的なお住まいに架設させて頂くことの多いビケ足場の平米単価です!
お住まいの立地・環境によって足場の仮設方法・費用は変動致しますので、あくまで、目安としてご参考にして頂ければ幸いですm(__)m
また、足場が必要なお住まいのメンテナンスを一度に行う事で、足場代の節約にも繋がります!
ぜひご検討ください(^^)/
私達、街の屋根やさんは現地調査~足場の仮設費用を含めた詳細なお見積りの作成まで無料にて承っております!
お住まいの点検・メンテナンスをご検討されている方がおられましたら、ぜひお気軽にご相談下さい(^^)/
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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