
HOME > ブログ > 世田谷区上野毛で発生したドーマーからの雨漏り事例とその修理方.....
更新日:2025年06月14日
ドーマーとは、屋根の傾斜面から突き出すように設けられた小屋根付きの窓部分のことを指します。
採光や通風のために設けられることが多いですが、屋根との取り合い部分に複雑な構造が生じるため、雨漏りリスクが高いのが特徴です。
特にスレート屋根と組み合わされたドーマーでは、施工不良や経年劣化によって雨水の侵入経路が生まれやすいため注意が必要です。
今回調査・施工したのは、世田谷区上野毛にある築20年以上の木造住宅です。
屋根にはスレート材が使用されており、南面にドーマーが設置されていました。
依頼主様からのご相談内容は、「2階天井からの雨染みが広がっている。窓の近くからのようだ」とのこと。
現地調査を実施したところ、ドーマー左右両側の取り合い部分に雨水の侵入跡が確認されました。
雨漏りの直接原因は、ドーマーと屋根の取り合い部分の防水処理の劣化です。
本来であれば、取り合い部分にはしっかりとした立ち上がりと防水処理、または水切り板金が施工されているべきですが、今回の現場では、施工当初の取り合い処理が不十分で、さらに経年劣化が進行していたことが確認できました。
取り合い部のシーリング劣化や板金の浮き、さらには雨水の排水経路の不備が見受けられ、内部に水がまわり込み、構造材への影響も懸念される状況でした。
今回は、以下の手順で雨漏り修理を実施しました
仕上げに、室内側の雨染み箇所の内装復旧も行いました。
ドーマーのある屋根は意匠性に優れていますが、取り合い部の構造が複雑なため、雨漏りリスクが高いのは事実です。
以下のような点検・メンテナンスを定期的に実施することで、トラブルを未然に防ぐことができます:
また、強風や大雨の後は特に注意が必要です。
私たち「街の屋根やさん」では、世田谷区上野毛をはじめ、地域密着で雨漏り修理を行っております。
屋根の点検・お見積りは無料で承っており、経験豊富な屋根職人が丁寧に対応いたします。
ドーマーからの雨漏りでお困りの方は、街の屋根やさんまでぜひ一度ご相談ください(^O^)/
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