
HOME > ブログ > ベランダ笠木とは?劣化サインやメンテナンス方法まで徹底解説!.....
更新日:2025年05月24日
ベランダの手すり部分に取り付けられている「笠木(かさぎ)」。
実は、ただの装飾でなくお住まいを守る重要な役割を担っていることをご存じでしょうか(・・?
この記事では、笠木の基本的な役割や重要性に加え、見逃しやすい劣化サイン、さらに効果的なメンテナンス方法まで詳しくご紹介します。
放っておくと雨漏りの原因になることもあるため、早めのチェックが大切です。
ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)/
こちらは、世田谷区鎌田のお住まいで撮影させていただいたベランダ笠木です(^^)/
ベランダの手すりや腰壁の上部に取り付けられているカバーのような部材を「笠木」といいます。見た目を整えるための装飾だと思われがちですが、実はとっても重要な役割を果たしているんです!
まず一番の役割は「防水」。
ベランダの手すりや壁の上部は雨水が溜まりやすく、何もない状態では構造部への浸水を招くリスクがあります…。
そこで、それらの上に笠木を設置する事で、雨水の浸水を防いでくれています(#^^#)
また、デザインによっては景観を彩るアクセントとなったり、単なる手摺りとしても大切な部材です。
最近ベランダの下からポタポタ音がする…」「外壁にシミが出てきた…」そんな症状が出ている場合、もしかすると笠木の劣化が関係しているかもしれません(>_<)
笠木は常に過酷な環境にさらされているため、劣化進行によって雨漏りを招いてしまうリスクが高い場所でもあります。
特に、以下の様な症状には注意が必要です。
・継ぎ目のコーキングのひび割れ
笠木から発生してしまう浸水被害の中でも、特に原因となりやすい症状です。
コーキングの劣化によるひび割れ・肉痩せ・剥離などの症状は、雨水が浸水する隙間を生じさせてしまいます。
・金属製の笠木のサビや浮き
金属製の笠木の錆つきは、悪化する事で穴あきを招くことがあります。
また、浮きなどの症状も雨漏りを招く原因に繋がります。
それでは、ベランダ笠木のメンテナンス方法にはどのような種類があるのでしょうか(・・?
ここでは代表的な、施工方法をいくつかご紹介します(^^)/
● シーリングの打ち替え工事
笠木の継ぎ目や端に使われているシーリング材(コーキング)が劣化すると、そこから雨水が入ってしまいます。
シーリング打ち替え工事では古いシーリング材をすべて取り除き、新しく打ち直すことで防水性を回復させます。
● 笠木カバー工法
今ある笠木の上から、新しい笠木材をかぶせて保護する方法です。
見た目もきれいになり、工事期間も短く済ませられることがメリットとなります。
コストも比較的抑えられますが、笠木の下地が傷んでいないことが条件です。
● 笠木交換工事
笠木自体が傷んでいる場合は、新しい笠木に交換する必要があります。
下地の補修も一緒に行うため、雨漏りの根本対策になります。
笠木を新品に作り直す事が出来ますが、そのぶん費用と工期は大きくなる点に注意が必要です。
どの方法が適しているかは、笠木の状態によって異なります。
笠木のメンテナンスをご検討されている方がおられましたら、ぜひ街の屋根やさんにご相談ください(^^)/
ベランダ笠木は、見た目だけでなく防水や耐久性にも関わる大切な部材です。
シーリングの劣化や部材の傷みを放置すると、雨水が侵入し、建物内部への被害につながることも…。
定期的な点検と状態に応じたメンテナンス(シーリング打ち替え・カバー工法・交換工事など)で、安心・快適なお住まいを保ちましょう。
街の屋根やさんでは、ベランダ笠木の点検・メンテナンスについても豊富な実績を持っております。
ぜひ、お気軽にご相談ください!
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