
HOME > 施工事例 > 葛飾区立石で急勾配コロニアル屋根にIG工業スーパーガルテクト.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
担当:渡辺
葛飾区立石にお住いのS様から強風で屋根材が落ちてきたので調査してほしい、と私たち「街の屋根やさん」にご連絡を頂いてお伺いしたのは約4年前の事でした。当時は新型コロナ感染症などの心配もなく過ごせていたのが懐かしく思います。その当時の点検の様子ですが、S様のおっしゃられていたようにベランダに化粧スレート屋根材の欠片が数枚と地上にも欠片が少し落ちておりました。
ベランダに落ちていた屋根材は、破損場所がすぐにわかる場所ではありましたが、地上に落ちていた屋根材はどこから落ちたのかは地上からでは確認が出来なかったので、屋根に登らせていただき調査を行っていくことにいたしました。かなり急勾配の屋根だったのですが当時はまだドローンの導入もなく何とかかんとか登ったのを覚えております。
まず、屋根に登る前に化粧スレート屋根材の木口をみて思ったのが、少し開き気味だったことです。雪止め金具に助けられながら屋根の頂点「棟」までたどり着き、屋根の状況を確認して参りました。
風災の為、見えない部分も可能な限り確認を行っていきました。棟板金を止めている釘にも少し浮きが発生しているのがわかります。
強風の影響かは判断が難しいですが、化粧スレート屋根材の数枚にひび割れや破損があるのが確認できたので、火災保険を申請して現状復旧の工事をご提案させていただいたのですが、その当時はS様のご都合も合わず工事はタイミングを見てという事になっておりました。そのような中で一昨年の大型台風もあり、S様のタイミングも整ったとのことで、ご連絡を頂き屋根工事を行いたいとご連絡を頂きました。前回の調査から4年程が経っていたので被害が広がっていないかドローンを使用して再調査を行いましたが前回と状況は変わっていなかったので、屋根カバー工事と外壁塗装を行っていくご希望に合わせ、屋根はIG工業のスーパーガルテクトを使用してカバー工事のご契約を頂き、工事を承らせていただくことになりました。
外壁塗装工事も行う事もあり、屋根材の色も新しく塗り替える外壁の色にもマッチするよう、カラーシミュレーションを行いカバー工事に使用するスーパーガルテクトの色はシェイドチャコールに決定いたしました。事前のお打合せが終了し、いよいよ着工の日程が決まった段階でご近隣様へのご挨拶を行わせていただきました。
隣地が狭小の為、境界にあるフェンスの脱着等も含め、足場仮設はやや時間がかかって終了いたしました。軒先が短い急勾配屋根への施工という事で、屋根足場も設けてあります。屋根工事に入る前に未確認だった部分の状況確認や足場の組み方で問題のある部分はないか、と確認を行いました。屋根工事の際は、軒先周りに足場の板が来るように仮設しています。塗装工事だけの時と少し足場仮設の方法が異なってきます。
いよいよ屋根カバー工事のスタートです。材料の荷揚げ、荷下ろしには電動の昇降機を使用していきます。この昇降機が使用できない現場も存在しますので掛けられることが大変ありがたい事です。
まずは屋根の突起物である、「棟」、「雪止め金具」の撤去を行っていきます。雪止め金具の撤去は、化粧スレートとの根本の部分で切断を行いますが、切断した際に発生する「切粉」にてご近所様にご迷惑を掛けないように、電動工具は使用せず主導の板金ハサミで切断をいたします。もちろんご近隣に車両が止まっている場合には、万が一を想定し、ご了解を得て車両カバー等の養生も行わせていただいての作業を行っています。
突起物を撤去した後、防水紙を敷設していきます。わたしたち「街の屋根やさん」が化粧スレート屋根へのカバー工事で使用している防水紙は田島タディスセルフという粘着性の防水紙を使用しています。自己粘着してくれる防水紙の為、無用に既存屋根を傷める心配がありません。
防水紙の敷設が終わった後には、屋根材を主に固定させるための屋根タルキの位置に墨出しという作業を行い、IG工業スーパーガルテクトをビス止めしていきます。雪止め金具は北面には二段にして設置を行いました。東京で大雪になる事は、そう滅多にはありませんが、予防策です。
屋根材が葺き終わり、棟をおさめて工事は終了となりますが、棟板金を固定するための貫板は樹脂製の物を使用していくことで長期の省メンテナンスを計る事が出来ます。
外壁の塗装工事も終了し、最終確認の意味も込めてドローンを使って撮影を行いました。
北面には二段に配された雪止め金具がついているのがわかります。今回屋根カバー工事を行ったことで、年々勢いを増す傾向にある台風の強風にも負けない安心できる屋根となりました。
まだまだ新型コロナウイルス症に予断は許せませんが、私たち「街の屋根やさん」では予防策に万全を期して工事を行わせていただいております。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
2019年9月9日の台風15号、10月12日の台風19号の勢力は凄まじく、各地より被害のご相談をいただきました。葛飾区にお住まいのお客様からもお問合せをいただき、私たち街の屋根やさんでは、数多くの災害復旧工事を実施してきました。
台風発生当時に比べて、ブルーシートがかかった屋根を見かける機会も減り、それだけ復旧工事が進んでいるように感じますが、中には、まだ工事を行えていない方もいらっしゃると思います。台風シーズン前にしっかりと補修を行いましょう。
工場・倉庫の屋根修理は屋根カバー工法がお得!【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
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街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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