江戸川区西瑞江で令和元年東日本台風のご被害による越屋根部分のトタン製屋根のめくれから葺き替え工事を施工
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:藤崎
江戸川区西瑞江で昨年発生した令和元年東日本台風のご被害で、お客様より大屋根の中にある越屋根のトタン製の屋根材が捲れてしまい、消防署に依頼してシートを被せて養生してあるので修繕工事のご相談をしたいとのお話が始まりでした。
現地調査にお伺いした際、消防によるシート養生がロープでガッチリとされていましたので、状況確認はお客様が被災直後に下から撮影された写真で行い現状把握が出来ました。ご相談の中で、修繕工事を進めたいが出来れば火災保険を利用したいとのお話でしたので、火災保険のご使用における申請の流れや必要な書類等のご説明をさせて頂き、現地調査後直ちに申請、承認を経て修繕工事を施工するに至りました。
施工の方法については捲れたトタンを撤去し新たなガルバリウム鋼板製の板金屋根で葺いていく工法です。例え狭小範囲ではあっても葺き替え工事となります。但しサイズが通常の規格とは異なるので、サイズに合わせて加工し取り付けを行う事となりました。
現地調査にお伺いした際、消防によるシート養生がロープでガッチリとされていましたので、状況確認はお客様が被災直後に下から撮影された写真で行い現状把握が出来ました。ご相談の中で、修繕工事を進めたいが出来れば火災保険を利用したいとのお話でしたので、火災保険のご使用における申請の流れや必要な書類等のご説明をさせて頂き、現地調査後直ちに申請、承認を経て修繕工事を施工するに至りました。
施工の方法については捲れたトタンを撤去し新たなガルバリウム鋼板製の板金屋根で葺いていく工法です。例え狭小範囲ではあっても葺き替え工事となります。但しサイズが通常の規格とは異なるので、サイズに合わせて加工し取り付けを行う事となりました。
担当:藤崎
- 【工事内容】
- 屋根葺き替え
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 施工期間
- 足場設置から解体まで3日間
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせ下さい
- お施主様
- H様邸
- 【工事内容】
- 屋根葺き替え
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- ガルバリウム鋼板
- 施工期間
- 足場設置から解体まで3日間
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせ下さい
- お施主様
- H様邸
ご被害の状況
こちらがその越屋根となります。大屋根の更にその上に棟をまたぐ形で構築されており、昔ながらの日本家屋には多く設置されておりました。機能的には換気や採光、こもった熱を逃がす効果が有ると言われている建屋となります。こちらのお住まいも越屋根が有りましたが、今回その越屋根のトタン製の屋根材が令和元年東日本台風の影響で捲れてしまうという被害が発生してしまいました。台風によるご被害に伴う修繕工事ですので、火災保険の使用を考えているとの事でしたので、保険申請及び提出書類についてのご説明をさせて頂き、お話を進めていく事となりました。
捲れた事に気づかれたのは、風の強い時にその音の発生から気付かれたそうです。バタンバタンと音鳴りがしたので、下から見てみるとてっぺんの越屋根のトタンが強風の煽りで上下に動いている状況を確認されたそうです。お客様の方でなかなか業者が見つからなかったので、消防署に連絡し消防の方でシートで養生をしてくれたとの事でした。さすが消防で、かなりガッチリとロープで固定されていて、応急養生としてはしっかり対応されていました。しかしそこまでは対応出来ても修繕に関しては工事業者に依頼をして下さいとの事で、弊社へのご連絡となった次第です。
状況を確認すると、越屋根のトタン製屋根材の片側が完全に外れている状況でした。縁に当たる軒先、及びケラバの水切り板金が取れており、本来そこに引っ掛ける形で付いている屋根材が引っ掛かる所が無くなってしまった事により、強風の度に上下動してバタンバタンと音を立ててしまうという具合です。
一旦ロープをほどき、よくよく確認すると屋根材がこの通り捲れてしまいます。めくって下を覗くと野地板、防水紙もかなり劣化が出ている状況ですので、場合によっては下地の強度が弱体化している事も原因と言えましたので、規模は小さいですが越屋根の葺き替え工事をご提案し、火災保険の承認を得て施工する事となりました。
施工に入ります
施工に取り掛かります。屋根のトタンを撤去していきます。今回ご被害の有るのは片面ですが、当然全体を撤去して新しい屋根を構築してきます。残っている軒先やケラバの板金も一度外してこれらを含めて全て交換して参ります。
新規野地板の取り付け
新しい野地板を取り付けます。更にその上には新しい防水紙、所謂アスファルトルーフィングを敷いていく事となります。屋根の形状が独特となるので、工場である程度の大きさで用意をし、あとは形状に合わせて現地でカットし加工させて頂きました。
全体に新しい野地板を設置し、屋根の下地の完成となります。続いての作業はこの野地板上に防水紙を敷いていく作業工程へと移ります。
防水シート敷設
防水紙、アスファルトルーフィングの敷設工程です。野地板同様、全体にわたり敷いていきます。この防水紙が雨漏りを防止する為の重要な部材です。今回新しく葺き替えて行く事になりましたので、当分の間この越屋根をこのルーフィングシートが守ってくれる筈です。
板金屋根の加工
先程の野地板同様に板金についても或る程度の加工を工場で行い、細かいサイズ調整は現地で屋根の大きさに合わせて、若干の加工を加えて行いました。これらの部材はガルバリウム鋼板製で、これまでの鉄とは異なり錆びづらい耐久性の有る材料となります。
軒先、ケラバ水切り設置
加工した部材の取り付けですが、最初はこの縁廻りから取り付けとなります。軒先を唐草と呼び側面をケラバと呼びます。今回屋根材が外れてしまったと言うよりも実はこの唐草とケラバが離脱してしまった事によって、屋根材が暴れる様になってしまったので、この様に板金を大きめに加工し、新しい野地板にしっかり取り付けて次なる被害の防止対策を採っていきました。
これまで縁廻りの板金が小さく、野地板の横場に釘打ちされていましたが、今回はこの様に大きめに板金を加工したので野地板に上からビス止めして固定力の強化を図って参りました。
屋根材を葺きます
唐草をスターターとして屋根材を下から葺いていく形となります。形は違えど我々が良く使用するスーパーガルテクト等と取り付け的には変わらないです。
取り合い等にシーリングで仕上げ
てっぺん部分には、従来のトタンの取り付け方法と同様に、頂点に継ぎ目が来ない様に少し広めにし、反対側まで被せて取り付けを行いました。従来もそうでしたがどうしても屋根上からのビス止めとなってしまうので、シーリング処理を施して下に水が入り込まない様処置していきました。
外壁の割れ目にもシーリング
今回は越屋根の葺き替え工事がご依頼となりましたが、外壁の割れが目に付いたので、こちらのコーキング処理の方も職人さんの機転で対応させて頂きました。出来る事は手を尽くす。まさに職人さんの心意気と言えます。
屋根の葺き替え完了です
これで工事の完成となります。私たち街の屋根やさんではこう言った台風によるご被害での部分的な工事等の対応も十分可能となります。保険申請の手順や必要書類のご説明、同時に最良の方法についてご提案させて頂いております。未だコロナウィルスによる影響も油断を許さない状況となりますので、その辺りのコロナ対策の方も継続して実施しております。これから本格的な台風シーズンも近づいておりますので、何かお困り事が生じた際はお気軽にご相談下さい。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
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