
HOME > 施工事例 > 世田谷区大蔵にて台風の強風で飛ばされたマンションの棟板金をガ.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:富田
担当:富田
台風の強風によって被害を受けたマンションです。台風15号(令和元年房総半島台風)の強風で、屋根に設置されたアルミ製の棟が飛ばされてしまいました。
台風の強風によって建物が被害を受けた場合は、火災保険の風災が適用になりますので保険会社へ確認する事をお勧めします。
長さが4mほどあり、結構な重量があるものですが、飛ばされて落ちた時に回りには被害を出さずに済んでいました。飛ばされた棟部分にはブルーシートで養生してありましたので、中の状態を確認する為にシートの一部を剥がしてみます。
ALCの外壁が屋根まで続いていましたので、アルミ製の棟を固定する金物を取り付ける為に溝を切って加工してありました。この部分を棟として片流れのスレート葺き屋根になっていますが、屋根の勾配が緩いので棟から雨水が回ってしまうと、雨漏りの可能性が高くなってしまいます。新しい棟を取り付けるまではシートの養生はそのままにしておきます。
飛ばされずに残っていた棟も全て取り外します。スレート屋根は塗装した跡がありましたが、塗膜の付着が悪くベリベリに剥がれていました。棟板金を直した後に塗装工事もやり直したほうが良さそうです。アルミ製の棟は金具だけで固定されていましたので固定が弱く、強風で金具ごと飛ばされてしまいましたので、今回の工事では固定方法を変える必要があります。
高さ調整の為に新しい下地を固定していきます。棟板金の横からビスで固定出来るように高さ調整と兼用する下地です。アルミ製の棟は専用の金物で固定されていましたが、新しくするガルバリウム鋼板製の棟板金は、横からビスで固定する納め方に変更します。
下地を作ったあとはガルバリウム鋼板製の棟板金を被せて固定します。交換する部分の長さが13mほどありますので、一枚の棟板金ではなく、ある程度の長さの物を繋いでいきます。
繋いだ部分は板金同士を差し込んで重ね、雨水が入り込まない様に棟板金が重なる部分にコーキングを打っておきます。
新しいガルバリウム鋼板製の棟板金はビスで固定します。棟板金の側面から屋根面側は下地に向かって固定し、外壁側はタイル目地にアンカーを打ってビスで固定します。
アルミ製の金物の間隔よりも細かく固定しますので、風の影響が受けにくくなりました。
アルミ製からガルバリウム鋼板製の物へ棟板金交換工事が完了しました。固定も今よりもがっちりしましたので、台風15号(令和元年房総半島台風)のような風にも強くなり、滅多なことでは飛散することもないでしょう。
私たち街の屋根やさんでは、建物の状態に一番適切なご提案をさせていただいておりますので、安心してお任せください!
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。 2019年9月9日の台風15号、10月12日の台風19号の勢力は凄まじく、各地より被害のご相談をいただきました。世田谷区にお住まいのお客様からもお問合せをいただき、私たち街の屋根やさんでは、数多くの災害復旧工事を実施してきました。
台風発生当時に比べて、ブルーシートがかかった屋根を見かける機会も減り、それだけ復旧工事が進んでいるように感じますが、中には、まだ工事を行えていない方もいらっしゃると思います。台風シーズン前にしっかりと補修を行いましょう。
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