葛飾区四つ木でセメント瓦が落下、部分的屋根カバー工事で改修
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
「屋根の上から何枚かスレートが落下してきた」と葛飾区四つ木のお客様からご相談を承りました。点検に訪れたところ、屋根の端の屋根材のほとんどが落下し、下地が剥き出しになっていました。落下してしまった屋根材は現在、生産していないセメント瓦であり、「取り敢えず当分の間、雨風をしのげればいい」ということで、板金でカバーすることになりました。セメント瓦屋根の板金による部分的な屋根カバー工事の様子をお届けします。
担当:渡辺
- 【工事内容】
- 屋根補修工事
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 施工期間
- 1日
- 築年数
- 33年
- お施主様
- I様邸
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 【工事内容】
- 屋根補修工事
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- ガルバリウム鋼板
- 施工期間
- 1日
- 築年数
- 33年
- お施主様
- I様邸
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
【点検の様子】
点検にお伺いしたところ、お施主様が道路に落下した瓦を片付けていました。お電話では「スレート」とお伺いしていたので、厚さ5mm程度の化粧スレートを想像していたのですが、落下していたのは同じスレートでも厚形スレートの方でした。セメント瓦と言った方が分かりやすいかもしれません。こちらは厚さが15mmもあり、重さも相当なものです。
屋根の端、ケラバと呼ばれる部分のセメント瓦が全て落下していました。板金の下り棟を挟んでケラバがあるちょっと珍しい屋根です。瓦が残っているケラバと落下したケラバを較べてみると、かなりの瓦が落下してしまったことが分かります。
下り棟の板金が変形し、裂け目ができています。錆びている感じや傷の様子からすると、昨日・今日でできたものではないようです。道路には細かいセメント瓦の欠片が小石のように転がっています。こちらはしっかりと清掃しておきます。
【施工の様子~ガルバリウム鋼板による部分的な屋根カバー工法】
このセメント瓦、廃盤品なので手に入れることが非常に難しく、新しい瓦を並べて直すことは不可能です。お施主様のご要望は「当分の間、雨風が凌げればいい」ということなので、板金で部分的な屋根カバー工事を行うことにしました。まずは破れたり、裂けたりしている防水を撤去していきます。
板金を固定するための貫板を取り付けていきます。下り棟のケラバ側と破風板の上に取り付けました。ここにガルバリウム製の板金を固定していきます。
防水紙を敷設していきます。これまでの下り棟も防水紙でくるんでしまいます。大棟の付近の防水紙はこれまでの瓦の下などに収めていきます。
これまでの下り棟から破風までを板金で覆うように設置していきます。もちろん、この板金はサイズに合わせて加工済みです。下り棟から破風の上端まで綺麗にカバーできました。これで雨漏りの心配はありません。
【竣工、ガルバリウム鋼板による部分的な屋根カバー工法】
部分的な屋根カバー工法が完成しました。お施主様は数年後かその先に引っ越す予定ということなので、屋根葺き替えなど高額の出費は避けたいということでした。屋根材が廃盤のセメント瓦ということで、いろいろと直す方法を検討したところ、板金での部分的な屋根カバー工事となりました。これでお引越しまで不安なく過ごせることでしょう。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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