
HOME > 施工事例 > 千代田区神田駿河台でビル屋上の傷んだ天窓へ板金カバー工事
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
担当:渡辺
この屋上には天窓が3つ備えられています。それぞれが採光のために設けられたものであり、いずれも雨漏りしたことがあり、防水性の高いテープなどで簡易補修された跡があります。1つ目の板金部分に取り付けられていました。2つ目は床に取り付けられています。
こちらの3つ目が雨漏りしているそうです。室内の天井などの都合なのか、何故か周りを高くして取り付けられています。その高くされた部分にシート防水がされているようで、継ぎ目が見える状態です。簡易補修された跡も残っています。
数年後にこの陸屋根部分を含めた大規模改修があるということで、今回はできるだけ費用を抑えて、雨漏り問題を解決したいということでした。そういったお施主様のご要望にお答えして、今回は天窓への板金カバーでお悩みを解決致します。天窓への板金カバー工事は板金でできた箱を蓋にして、天窓にすっぽり被せてしまうものです。画像の板金を加工して作った箱を被せます。
まずは不要となるドーム部分を取り外します。このドーム部分は日差しを制限して取り入れつつ、なおかつ天窓のガラス面を守るために設置されていると言われています。取り外すと、天窓本体が現われました。
天窓本体のガラス面に板を敷いて、その上に断熱材を入れていきます。これで外貼り断熱になりました。窓ガラスなど見ても分かるようにガラス面は結露しやすい部分です。こうして、断熱材を入れれば結露も防げます。雨漏りが止まっても、結露が発生しては問題解決にはなりません。
断熱材の上には合板を敷き、天窓を覆ってしまいます。合板の上には防水紙を敷いていきます。このあたりは普通の屋根工事と似ています。
立ち上がり部の防水シートに浮きが出ていたところにはシーリングをして、雨水の浸入を防止します。ガルバリウム鋼板でできた箱を被せて蓋をします。この箱、ガルバリウム鋼板を板金加工して作ったオリジナルのものです。
ガルバリウム鋼板製の箱が強風などでずれたり、飛んだりしないようにビスで固定します。ビスを打ったところから雨水が浸入しないようにシーリングをしていきます。
オリジナルのガルバリウム鋼板製の箱ですが、大きな建物の天窓ということで今回はツーピースとなってしまいました。その継ぎ目の部分にシーリングをして雨水が浸入しないようにします。一般的な戸建ての天窓の場合はワンピースで制作できますので、継ぎ目や合わせ目は側面にしかできません。
天窓のへの板金カバー工事が竣工しました。改修は数年後ということですが、10年以上は問題なく過ごせると思います。また、完全な撤去ではありませんので、改修時の天窓を交換するか、撤去するかも選べます。天窓としての機能は完全に失ってしまいますが、天窓への板金カバー工事は後の選択肢を残す工事でもあるのです。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。漫画で読むならコチラ
動画で見るならコチラ
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
屋根カバー工法、換気棟
【施工内容】
雨漏り修理、防水工事
【施工内容】
屋根カバー工法
【施工内容】
屋根補修工事、雨漏り修理
【施工内容】
瓦屋根工事、棟瓦取り直し 、漆喰取り直し
【施工内容】
天窓工事