
HOME > 施工事例 > 豊島区の木造アパートのコロニアル屋根をスーパーガルテクトでカ.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
担当:渡辺
【点検】
木造モルタル二階建てのアパートです。屋根にのぼれるところは階段の踊り場しかないため脚立を掛けて屋根にのぼらせていただくこととしました。ふと、見上げた軒先の破風部分や天井にモルタルのクラックや破損が目立ちます。破風側は電線を止める金具があるためその影響とも考えられましたが天井面のクラックは普通はなかなかできるものではありません。真っ先に雨漏りを疑いました。
クラックには補修の跡が見られます。近くで見ると電線金具の影響ではないようです。
二階の廊下天井にはかなり大きなクラックがありました。軒先に近いところなので雨漏りによって内部から爆裂をおこした可能性があります。
かなりの雨が入ったとなれば野地板も状況は悪いはずですので屋根にのぼるのは慎重に行います。登った瞬間に足にくる柔らかい感じはまさしく雨が入っている感触でした。
どのくらい前に塗装を行ったのでしょう?屋根全体に陽当たりに関係なく苔がびっしりです。棟板金もすっかり塗装が剥がれてしまっていますね。
棟板金を止めている釘はほとんどの棟で抜けそうな状況でした。今までよく飛ばされなかったなぁ、と奇跡に感謝です。雨樋の一部もおそらく雪害と思われる歪みを確認いたしました。アパートのオーナー様は塗装をご希望でしたが、この状態で塗装はあまりにも意味がない事をお伝えし、居住者様にも安心して頂ける屋根カバー工事をご提案し工事を承らせていただきました。雨樋に関してはご加入の火災保険を使って修理します。
【工事】
いよいよ工事となり、足場架設を行うにあたって、住宅地の中の細い道路に面している建物の為、トラックを止めておくことが出来ません。事前にご近所様に私道への駐車許可を頂いて架設工事中は止めさせて頂けることとなりました。汚さない様にシートを路面に敷いてトラックを止めさせてもらいました。このご厚意が無かったら道路使用許可、占有許可、状況では通行止めにもしなければいけなかったので大変助かりました。
足場施工スタッフと作業前の打ち合わせを行い、架設工事を始めます。
隣家との境界が狭いため十分気を付けての足場掛けです。メッシュシートまで張り終わるのにおおよそ半日くらいで作業は終了です。
翌日から屋根カバー工事のスタートです。携わる職人は6人を投入いたしました。荷揚げを行うための機材を屋根工事用に組んだステージに設置することから始まりました。
屋根カバー工事に使用するのはIG工業社製スーパーガルテクトです。防水紙は田島ルーフィングのタディスセルフを使用しています。
ケラバ金物や棟板金などの部材を役物といったりもします。当然ですが屋根材と同質で色や模様も同じです。
屋根カバー工事は棟や雪止め金具などの突起物を撤去しフラットな状態にして行います。屋根は雨漏りの危険があるため洗浄は行わず、表面のコケを掃除していきます。
軒先に改修用の唐草、スターターを設置します。もちろんビス打ちです。改修用唐草の設置後にルーフィングを敷設いたします。タディスセルフは遅延接着型という粘着式で貼ってから少しの間は貼りなおしが効くという優れものです。大きなシールみたいなものです。普通のルーフィングですと屋根に打ち付けてとめないといけませんがこれなら屋根に余計な負担をかけずに済みます。街の屋根やさん標準仕様となっています。
やはり6人の職人を投入した甲斐があって作業の進みはとても速くあっという間にスーパーガルテクトを葺いてしまいました。残すは棟周りの収めです。
棟周りには棟板金を固定するための貫板をビス固定します。これも曲がってはおかしなことになってしまうので墨だしをおこなって位置を合わせているんですね。
棟板金を収めて作業は終了です。細かい修正とタッチアップは翌日行うこととなりました。屋根の形状が単純寄棟ということもありましたがほぼ1日で終了することができました。これが葺き替え工事では最低でも後1日は多くかかったことでしょう。屋根カバー工事のメリットは工期が早いだけではありません。廃材の処分費も既存屋根材を処理しない分安く済ませることができます。また屋根が二重になることによる断熱性や遮音性もあがるといわれています。実際に屋根カバー工事をおこなったお客様から雨音が静かになったというお声もいただきました。雨漏りの改修のための工事でもありますが+アルファの効果があるのはうれしいものですね。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
【工事完了後】
コケだらけだったコロニアル屋根もIG工業のスーパーガルテクトでカバーされて雨漏りの心配もなくなりました。ガルテクトの塗膜のメーカー保証は15年となっています。お客様のご希望である10年は持たせたい、というのも楽々クリアです。素材自体はもっと長持ちするので安心ですね。今までの屋根がかなり傷んでしまっていたので若干屋根が波売ってしまっています。ガルテクトには表面のガルバ鋼板と裏面のアルミシートの間にウレタンフォームがありそこで断熱と若干の屋根の不陸を緩和してくれる作用がありますがそれでもカバーしきれなかったくらいに屋根下地が歪んでしまっていたという事です。
雨樋も軒側を一本交換して塗装を行いました。居住している方に伺ったところ雨の日はボタボタと雨の落ちる音がうるさかったらしいのですがこれでそんなこともなくなります。アパートなどの集合住宅ではオーナー様も色々と直さなくてはいけないところが出てくるので大変ですね。
雨樋も軒側を一本交換して塗装を行いました。居住している方に伺ったところ雨の日はボタボタと雨の落ちる音がうるさかったらしいのですがこれでそんなこともなくなります。アパートなどの集合住宅ではオーナー様も色々と直さなくてはいけないところが出てくるので大変ですね。
葺き替えよりリーズナブル!屋根カバー工法で雨漏り解決!【アメピタ!】
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【施工内容】
雨漏り修理、防水工事
【施工内容】
屋根補修工事
【施工内容】
屋根補修工事