
HOME > ブログ > 練馬区中村にて飛散した波板をガラスネットから長寿命のポリカへ.....
更新日:2021年07月15日
練馬区中村にお住まいのお客様より「強風でベランダの波板が飛散した」とのご連絡をいただき点検に伺いました。「波板(なみいた)」というと「塩ビ(塩化ビニール)波板」がよく知られており、昔からDIYや身近なところで多く使われてきました。今回は、風災害により飛散した波板の交換工事についてご報告します。
ベランダ屋根に使用されていたのは「塩ビ網入り波板」でした。「ガラスネット波板」と呼ばれることが多いかもしれません。この波板は、特殊なガラス繊維を挟みで強化された塩化ビニールで出来ています。塩化ビニールの波板よりも強度があり、耐用年数は塩ビが約2-3年に対し、ガラスネット入りは約5年です。耐用年数に違いはありますが、太陽光に晒されることで変色や反り(変形)が発生し、割れやすくなる特徴があります。矢印部分は、変色して捲れてしまっている状態です。
今回補修工事に使用するのはポリカーボネート製の波板です。お色はブロンズクリアです。ポリカは、波板だけでなく平板もあります。ポリカは衝撃に強く、ガラスの約200倍、塩ビの約20倍以上の強度があると言われており、耐用年数は10年程で長期の使用におすすめです。最近発生しましたが「雹(ひょう)」にも強いです。紫外線などの熱にも強く、透過性にも優れています。現在、テラスやカーポートの屋根への使用で主流となっています。
波板を設置する際は、最低2~3山重ねて敷きます。固定には、波板と同じポリカ素材の「ポリカフック」を使用しました。ベランダ屋根が復旧されましたので、安心してお洗濯ものを干していただけます。高額になりがちな足場代も火災保険適用対象ですので、雨樋など近いうちにメンテナンスが必要な状態であれば一緒に修理していただくのもおすすめです。
私たち街の屋根やさんでは、引き続き新型コロナウィルスへの感染対策として、手指の消毒やマスク着用の徹底を行っています。zoomでのお打ち合わせも承っておりますので、まずはご相談ください。
記事内に記載されている金額は2021年07月15日時点での費用となります。火災保険が適用できる?屋根工事・屋根修理【プロが解説!街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
漫画で読むならコチラ
動画で見るならコチラ
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
屋根カバー工法
【施工内容】
雨漏り修理
【施工内容】
屋根カバー工法