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更新日:2021年06月22日
練馬区石神井台で調査した屋根はニチハのパミールで葺かれていました。パミールは1996年~2008年までの12年間の長きにわたって製造販売されていた屋根材の一つです。建材へのアスベスト含有が問題視されていた時代背景を受けて、アスベスト無しで製造された画期的な屋根材として当時は非常に人気のある屋根材でした。パミールが使われている住宅は非常に多く、ここ最近の調査では何度もパミールの屋根を拝見しています。
パミールの特徴は何といってもその劣化にあります。パミールは施工から10年を過ぎたあたりから表面がミルフィーユを剥がしたようにぱりぱりと剥がれてくる劣化が見られるようになります。これはアスベストを抜いて造られたことによる弊害だと言われており、解決する手段がありません。塗装をすればよいというアドバイスをする業者さんもいるようですが、パミールのこの劣化は本体そのものの耐久性の問題なので、塗装をしたところで表面が剥がれてきて塗装ごと剥がれ落ちていきます。何も知らないまま10年程で塗装メンテナンスをして、バリバリになってしまった屋根もいくつも見てきました。パミールは塗装できないということだけでも覚えていただけると幸いです。
ではどのようにメンテナンスをするのかというと、基本的には葺き替え工事をオススメしています。カバー工事でよいという意見もよく聞きますが、パミールは結露を起こしやすい屋根材とも言われており、カバー工事をしてもそれは止まりません。屋根の内部に残ったパミールが結露を繰り返すことで、屋根の下地が傷み、上から被せた新しい屋根材の固定も緩んでダメになってしまうという事態も考えられます。処分費がかかる分カバー工事よりは金額も高くなってしまいますが、今後も長く住みたいというお気持ちが強いのであれば、葺き替え工事がオススメです。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウィルスへの感染対策としてマスクの着用や手指の消毒を徹底して実施しております。お問い合わせの際はご安心いただければ幸いです。
記事内に記載されている金額は2021年06月22日時点での費用となります。葺き替えよりリーズナブル!屋根カバー工法で雨漏り解決!【アメピタ!】
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