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平板瓦の種類と特徴、メンテナンスについてご紹介!

更新日:2023年11月16日

近年では、様々な種類の屋根がありますよね(^^♪

その中で、昔から日本住宅に使用されていたのが「」です!

色々な形状のものがあり、それぞれ異なる名前が付いていることをご存じでしょうか。

今回は、粘土瓦(和瓦)の分類である「平板瓦」の種類とその特徴についてご紹介したいと思います!

瓦は他の屋根材と比べて、塗装などのメンテナンスを検討する機会は少ないでしょう。しかし、自然災害や経年劣化で破損してしまった際には、補修又はメンテナンス工事が必要になります!

知識を身に付けておくことで、正しいメンテナンスを行うことができます。耐久性のある屋根を維持しましょう!

平板瓦

1.平板瓦ってどんな瓦?

一般的な瓦にある山と谷の波形状をなくし、平板状のデザインにしたものを総称で平板瓦と言います。

別名で「F形瓦」とも呼ばれています!

「F」はFlat(平ら)を意味するとも言われておりますが、最初にヨーロッパから輸入した瓦がF形でフランス製だった為、Frenchの頭文字を取り、その名が付いたそうです(^^)/
瓦屋根 平板瓦
左の写真が通常の瓦屋根で、右が平板瓦の屋根です。

どちらも瓦で、色も似ているのですが、形状が違うだけでこれだけ屋根の印象も異なるのです( ˘へ˘ )

美しい波形の瓦に対して、表面の凹凸を極限に抑えた「平板瓦」は、シンプルですっきりとした印象を与えます!

そのため、どんな外壁とも合わせやすいのではないでしょうか。また、平板瓦にも、よりフラットにしたものや、緩勾配対応型平板瓦防災型平板瓦など、様々なものがあり、それぞれ特徴が異なります。

 防災型平板瓦
(写真:防災型平板瓦)

2.屋根瓦の形状の種類別で見た価格の違い

瓦の形状は、主に「J形(和瓦・和形瓦)」「F形(平板瓦)」「S形(スパニッシュ瓦)」に分けられます。おおよそですが、㎡あたりの施工価格をご紹介します!(^o^)ノ
J形:9,000~12,500円/㎡
F形:7,000~16,000円/㎡
S形:5,000~13,000円/㎡
J形瓦 S形瓦
(左:J形瓦 右:S形瓦)
平板瓦
(F形瓦)
なお、屋根の面積や勾配・形状によっても工事に掛かる費用は異なってきます。

私たち、街の屋根やさんでは、点検からお見積り作成まで無料で実施しておりますので、工事費用を知りたい方や、瓦の詳細な金額について聞きたい方は、一度ご相談いただければと思います(^^♪

3.平板瓦と平瓦は似たような名前ですが、全くの別物です!

平瓦」という瓦もあります。名前が非常に似ており、「同じ瓦なんじゃないか」と感じる方もいらっしゃるかと思います。

しかし、「平板瓦」と「平瓦」は全くの別物です!一般的な住宅の屋根に使用されることが多い平板瓦に対して、平瓦は伝統的な建物(寺社仏閣)の屋根に使用されていますよ(*^_^*)
本葺き瓦
本瓦葺き」と呼ばれる方法で葺かれています。最初に平瓦を敷き詰めていき、その瓦の繋ぎ目を覆うように、丸瓦を乗せています。瓦の上から瓦を乗せていますので、重量のある屋根になります。

4.現在廃盤となってしまっている平板瓦の場合、似たもので差し替えることができます!

販売され始めてから約30年程度が経過しており、現在廃盤となってしまっている製品もあります

廃盤になっている屋根材の場合、「屋根全体の葺き替えを行わなければいけないのかな…?」とご不安に思う方も多くいらっしゃるでしょう。しかし、そんなことはありませんのでご安心ください!(^_^)/

現在、製造・販売されている瓦の中から、似たような瓦で差し替えることが可能です(一部差し替えができない瓦もございますのでご了承ください)。
F瓦 差し替え 差し替え 平板瓦
☝上記の写真は、部分的に差し替えを行った様子です!勿論、全く同じ製品ではありませんので、若干色や模様が異なっているのがわかります。

しかし、遠目から見てしまえば、どこを差し替えたのか分からないほど自然ですよね。

現在の平板瓦はCjK部材なので尚更、安心です

最近の平板瓦はCjK部材となっております!CjK部材とは、長期使用住宅部材標準化推進協議会が定めた、長期使用対応部材の事です。(容易にメンテナンスが行えるように、互換性を持たせた部品・部材)現在はこの規格に則っている為、廃盤品が出ても、同等品で差し替えが可能となっております(^-^)b

5.まとめ

一般的な山と谷の波形状がある瓦に対して、その波形状を無くし平板状のデザインにしたものが「平板瓦になります。大きく分けて4種類あり、その多くは差し替えが可能です!中には、差し替えができないものもありますので、ご了承ください。

ここまで平板瓦についてご紹介してきましたが、やはり瓦のことは専門家が一番詳しいです。瓦の補修・メンテナンスを検討している方は、是非街の屋根やさんにお気軽にご相談ください(^^♪

 記事内に記載されている金額は2023年11月16日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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