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ニューライナールーフィングはなぜ屋根葺き替え工事に採用されているのか?メリットや実際の施工事例をご紹介!

更新日:2024年09月09日

 お住まいの屋根にとって、雨漏りを防止するための重要な生命線となるのが「ルーフィング」です。
 これは、ルーフィングが劣化してダメになると雨漏りが発生してしまうとも言い換えられますね(-_-; 
 
 ですので、屋根リフォームにおいてルーフィングはこだわりたいポイントとなります。
 
 今回はそんなルーフィングの中でも代名詞的な存在と言える「ニューライナールーフィング」が高い評価を集めている理由や、実際に屋根工事に使用されている事例をいくつかピックアップしてご紹介いたします(^▽^)/

ニューライナールーフィング

そもそもルーフィングって?

 まずはニューライナールーフィングに限らず、そもそも「ルーフィング」というものがどういった役割を持っているかについて簡単にご説明いたします(*^^)v 
 

ルーフィングの役割

 ルーフィングは屋根材の下に敷かれるシート状の建材で、雨水を遮断するための防水層としての役割を担っています。
 
 普段は見えない部分に位置していますが、屋根材の隙間などから入り込んだ雨水を内部で受け止めて排水し、さらに下層となる野地板や屋根裏、室内への影響を防いでくれているのがルーフィングです

屋根材の内側に存在するルーフィング


 
 屋根の雨漏りの原因はいくつかありますが、その多くがこのルーフィングを傷めることに繋がり、雨水を遮断しきれないほど劣化して破れてしまうと雨水が屋根裏やお部屋へと下るようになってしまうのです(>_<) 
 
 ルーフィングの他にも「防水紙」「防水シート」などと呼ばれることがありますが、全て同じものを指しています(^▽^)/ 
 ちなみに外壁材の内側にも透湿ルーフィングが張り付けられており、雨漏りや構造部の腐食を防いでくれています。
 

ルーフィングにも種類はある?

 屋根材が和瓦やスレート、金属と分かれているように、ルーフィングにも大きく2つの種類が存在しています。
 

アスファルトルーフィングと改質アスファルトルーフィング

 ルーフィングは現在、アスファルトルーフィング改質アスファルトルーフィングの2種類が主に使用されています。
 
 従来から使用されてきたのはアスファルトルーフィングでした。
 厚紙(フェルト)などに防水性の高いアスファルトを染み込ませたシートがアスファルトルーフィングで、耐用年数は10~15年前後です。
 
 そこからさらに改良を重ね、耐用年数を20年以上に延ばしたのが改質アスファルトルーフィングとなります(^▽^/

改質アスファルトルーフィング


 
 改質アスファルトルーフィングには合成ゴムや合成樹脂が加わっており、アスファルトルーフィングよりも温度変化への強い耐性や耐摩耗性を持ちます。
 
 今回のメインテーマであるニューライナールーフィングも、この改質ルーフィングに属しています(^▽^)/
 

ニューライナールーフィングの特徴

 ニューライナールーフィングは、田島ルーフィング株式会社が販売している高性能な改質アスファルトルーフィングです。
 
 他のルーフィングと比べて優れた要素が多く、ハウスメーカーやリフォーム会社での使用率や評価が高いです。

施工前のニューライナールーフィング


 
 では、ニューライナールーフィングのメリットを挙げていきます。
 

芯材が不織布で耐久性が高い

 厚紙を芯材として使用している従来のルーフィングと違い、ニューライナールーフィングは不織布を採用しています。
 
 これによって紙タイプのものよりも芯材部分が分厚くなり、耐久値がアスファルトルーフィングの約3倍とされているのですΣ(・ω・ノ)ノ! 
 
 試験においても約30年の寿命が見込めると確認されているため、お住いの屋根からの雨漏りを長期間に渡って防いでくれる優れたルーフィングだと言えるでしょう(^▽^)/

ニューライナールーフィングは30年の寿命が見込める


 

釘打ちタイプだが止水性が高い

 ニューライナールーフィングは釘を打って屋根に留めるタイプです。
 釘打ち以外には粘着式のルーフィングがあります。

 
 ニューライナールーフィングは釘打ちタイプですので、タッカーと呼ばれるものでホッチキス留めのように屋根に固定しますが、その時にできる穴からの浸水が不安とされることが多いです。
 
 しかし、改質アスファルトルーフィングの特徴として、染み込ませたアスファルトが熱によって溶け出し、釘による穴を塞ぐように吸着してくれるという防孔性・止水性に優れた特性が備わっていますので、粘着タイプよりも現場での使用感が良いという評価があります

既に実績を重ねてきている

既に20年以上の使用実績がある

 ニューライナールーフィングは使用開始から既に20年近くが経過しています。
 
 耐用年数が30年とされていますが、実際に20年が経過した時点で正しく施工されているものは雨漏りを防げなくなるほど傷んでいない状態がほとんどです(^▽^)/
 

街の屋根やさんでニューライナールーフィングを使用している施工例をいくつかご紹介します!

 多くの業者や職人・メーカーから高い評価を集めているニューライナールーフィングですが、街の屋根やさんでも多くの屋根工事現場において使用させてもらっています(*^^)v 
 
 そこで、公開されている施工事例からいくつかニューライナールーフィングを使用した工事をご紹介いたします。
※リンクから写真付きで工事の流れを詳細にご紹介している施工事例記事へ飛ぶことができます。
 
>>雨漏り解消の葺き替え工事でニューライナーを使用
 
 こちらの施工事例では塗装後に雨漏りが発生するようになったスレート屋根を葺き替える過程でニューライナールーフィングを使用しています(^▽^)/
 
 原因は塗装時の縁切りの不足であり、約56㎡の屋根葺き替え工事で税込200万円の事例となっております。


>>雨漏りが発生した瓦屋根の部分葺き直し工事でニューライナーを使用
 
 こちらでは棟部分の破損によって雨水が浸入するようになった瓦屋根への葺き直し工事にニューライナールーフィングを使用した事例となります。
 
 防水紙が古くなっていたため、雨漏りを止めるために原因箇所の部分的な葺き直し工事を行わせていただきました。
 
 約6㎡の部分葺き直しと10m分の棟取り直し工事で、費用は税込42万円となっております。

ルーフィングを安くする業者にはご注意を!

防水紙の耐久性が重要です

 上記でご紹介した以外にも、街の屋根やさんではニューライナールーフィングの使用例をいくつも施工事例として公開しておりますので、ぜひご参考ください!
 
 ルーフィングは見えない箇所に施工されているものですので、安い金額で工事の契約を結ぼうとする悪質な業者はかなり安価なルーフィングを使用することがあります(-_-;  
 
 外からは見えないという理由でルーフィングの品質を落とし、工事の金額を抑えることだけにフォーカスした工事では、せっかく耐久性の高い屋根材を使用しても雨漏りが発生して早期にリフォームが必要になる悪循環に陥る可能性があります。
 
 相見積もりなどを取って使用するルーフィングの質を比較してみることがオススメです(*^^)v 

 記事内に記載されている金額は2024年09月09日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
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