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雨漏り修理に火災保険は利用できるの?知っておきたい条件や適用可能な雨漏り原因の例

更新日:2024年09月03日

 雨漏りが発生した場合、その修理に火災保険を利用するためには一定の条件が存在しています。
 
 特に最近では台風の接近などで局所的な大雨が降り、普段は発生しなかった位置から雨漏りする場合もあるでしょう(-_-; 
 
 雨漏り修理は緊急性が高く、突然必要になることが多いため、費用負担を軽減するためにも火災保険の補償を受けられる条件を予め知っておくことは非常に重要です(^▽^)/
 
 そこで今回は、雨漏り修理に火災保険が適用できる条件や、逆に火災保険の使用が難しいケースなどをご紹介したいと思います!

雨漏り修理に使う金額

雨漏り修理に火災保険が使える条件

 屋根の雨漏り修理において、火災保険を利用するためにはいくつかの条件があります。
 

原因が自然災害によるものであるか

 まずは、そもそも火災保険の適用範囲がどのようなものかを知っておく必要がありますね(^▽^)/
 
 火災保険は自然災害によって発生した被害に対して適用することができます。
 具体的には風災や雪災、雹災などが挙げられます。
 
 加入している保険の内容にもよりますが、上記のような自然災害による被害が雨漏りの原因であれば火災保険を利用することができます。
 

火災保険が適用できる雨漏り原因の例

 
 では実際に、どのような雨漏りのケースが火災保険の適用範囲となるか確認してみましょう。
 
 例えば屋根の頂部に取り付けられている棟板金が台風による強い風で浮いたり剥がれてしまった場合、そこから雨水が大量に浸入するようになって雨漏りが発生したのであれば、風災による自然災害が原因であるとして火災保険が利用できる可能性があります(^▽^)/

飛散した棟板金


 
 他にも、強風で瓦がズレたりスレートが破損することで雨漏りが発生したり、飛ばされてきた物との衝突でできた損傷が原因になった場合も風災として扱うことができます。
 
 また、降雹があった場合に天窓が雹で割れてしまい、そこから雨漏りしたというケースなら雹災となりますね。
 
関連ページ:雹による被害へ火災保険を活用するケースや実例を紹介!
 
 あくまで保険会社の認定次第とはなりますが、こうした自然災害で引き起こされた雨漏りに対しては火災保険を利用できる可能性が高いと言えます(*^^)v 
 

雨漏りは「水災」に含まれないの?

 「雨漏りそのものが水災のような自然災害に含まれるのでは?」と疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、水災は主に洪水や集中豪雨による土砂崩れなどが該当するものになります。
 

火災保険が適用できない雨漏り事例

 では、逆にどのような原因での雨漏りが火災保険の適用外になるのかを確認していきたいと思います。
 

経年劣化が原因と判断できる雨漏り

 雨漏りの原因が屋根の老朽化や劣化、メンテナンス不足によって引き起こされているものの場合、火災保険を利用することができません
 
 例えば屋根材の下に設置されている防水シートが長期間の使用によって経年劣化し、雨水を遮断できなくなって雨漏りが発生した場合では、自然災害としての判定ができないため火災保険の適用外となります(-_-; 

防水紙の劣化による雨漏りは経年劣化扱い


 
 雨漏り原因は屋根だけではなく、外壁の隙間から雨水が浸入することでも発生しますが、その亀裂が老朽化によってできたものであれば、こちらも火災保険の適用外です。
 
 このような経年劣化が雨漏り原因の場合には、自己負担での修理が求められます。
 

ゲリラ豪雨は自然災害に含まれる?

 自然災害の枠内に含まれていそうなゲリラ豪雨ですが、それ自体が火災保険の適用条件を満たすかと言えば、可能性はかなり低いでしょう(-_-;
 
 ゲリラ豪雨によって雨漏りが発生する場合、雨水の浸入経路となる問題個所は経年劣化や初期の施工不良が原因であることがほとんどだからです。
 
 こうしたゲリラ豪雨を含め、雨漏り修理と火災保険の関係性を以下の関連ページでより詳細にまとめていますので、ぜひ気になった方は確認してみてください(^▽^)/
 
関連ページ:雨漏り修理に火災保険が適用される条件を徹底解説!

防水紙の劣化による雨漏り原因


 

火災保険使用時の注意点

申請期間内に保険会社へ連絡をする

 多くの火災保険では、一般的に『被害発生から3年以内』を申請の期限としています。
 
 そのため、定められた期間を過ぎてしまうと自然災害による雨漏りであっても火災保険の利用ができなくなってしまうため注意です。
 
関連ページ:火災保険の申請の流れや注意点などの完全ガイド!
 
 その他、悪徳業者のセールストークにも火災保険の適用がよく用いられるため、対策として事前にどのような手口が存在しているのかを確認しておくことが大切です!
 
関連ページ:屋根の点検商法に注意!事例とトラブル回避方法
 
 私たち街の屋根やさんでは、過去の施工事例などで火災保険の申請をサポートしたり、そのまま工事を行わせていただいた様子を豊富に公開しております。

過去の雨漏り調査事例


 
 雨漏りや火災保険の適用にお悩みの際には、ご相談だけでも結構ですのでお気軽にご連絡くださいね(*^^)v 

 記事内に記載されている金額は2024年09月03日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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