スレート屋根塗装の重要性|ノンアスベスト屋根材が塗装出来ない理由とは?
更新日:2024年07月16日
スレート屋根をご使用されている場合、定期的なメンテナンスとして必要不可欠なのが「塗装メンテナンス」です(^^♪
それでは、塗装メンテンナンスがなぜ必要なのかご存知でしょうか(・・?
じつは、塗装メンテンナンスを行う理由は「見た目を綺麗にする」だけではありません!
また、スレート屋根材の中には「塗装が出来ない屋根材」も存在致しますので、注意が必要です。
このページではスレート屋根塗装の重要性と併せて、ノンアスベスト屋根が塗装出来ない理由について詳しくご紹介いたします(^^)/
スレート屋根における「塗装メンテンナンス」の重要性
スレート屋根において、定期的に行われる塗装メンテナンスは非常に重要と言えます!
その役割としてまず挙げられるのが、「見た目を綺麗にする」ことです(#^^#)
屋根に施された塗膜は経年劣化が進行する事で、色褪せ・剥離・苔の繁殖が進行してしまいますので美観がどんどん損なわれてしまいます(;_;)
塗装の塗り替えを行う事で見た目を綺麗にするだけでは無く、大胆なカラーチェンジを行う事でお住まいの印象を大きく変える事も可能です!
また、スレート屋根材は「セメント」を主原料としている事からそれ自体は水に弱い性質を持っており、実は表面に施された塗装は「スレート屋根材自体を水分から保護」する役割も担っています!
塗膜の劣化は保護機能の低下を招き屋根材自体の反り・割れや苔の繁殖に繋がりますので、そうした事態を防ぐ為にも、塗装メンテナンスによる塗膜の保護機能の回復は非常に大切と言えます。
スレート屋根の中でも塗装出来ない「ノンアスベスト屋根材」
前述の通り、塗装の塗り替えはスレート屋根に欠かせないメンテナンス方法ですが、実はスレート屋根の中には「塗装出来ない屋根材」も存在します(>_<)
それが、2000~2008年頃に販売された「ノンアスベスト屋根材」と称されるスレート屋根材です!
アスベストが含有されていない屋根材の先駆けとも言える製品ですが、製造技術が確立していなかった背景から他のスレートと比較すると著しく「ひび割れ・割れ・剥離症状」などを生じさせやすい「大きな欠陥」を抱えています(>_<)
さらに、そうした欠陥は塗装メンテナンスで回復させることは出来ず、塗装工事の前に必須となる高圧洗浄は逆にそうした劣化症状を進行させてしまいかねません!
その為、「ノンアスベスト屋根材」は塗装出来ない屋根材と言われています!
ノンアスベスト屋根材「グリジェイドNEO」の現地調査
ノンアスベスト屋根材は1つの製品に限らず、 2000~2008年頃に各屋根材メーカーから販売されていた複数種類のスレート屋根材が該当します!
今回は、その中でも「グリジェイドNEO」と呼ばれる屋根材を使用したお住まいの現地調査の様子をご紹介いたします!
屋根の調査にお伺い致しました
江戸川区西一之江にお住まいのお客様より「築13年が経過した屋根のメンテナンスを検討しているので相談したい。」と、お問い合わせをいただき現地調査にお伺い致しました。
現地調査の様子です。メンテナンスをご検討されている屋根はグリシェイドNEOが使用されていました。
前述の通り、「ノンアスベスト屋根材」である「グリシェイドNEO」は塗装ができない種類になります。
耐久性の低いグリシェイドNEO
グリシェイドNEOは2000年頃から数年間販売されていたノンアスベスト屋根材で長方形が一直線に並ぶスレートの中でも約1cm程の間隔があいている屋根材です。
一般的なスレート屋根材と比較して強度が弱く、ひび割れが生じやすい特徴を持っています。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
江戸川区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
関連動画をチェック!
工場・倉庫の屋根修理は屋根カバー工法がお得!【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
このページに関連するコンテンツをご紹介
屋根葺き替えと屋根カバー工法 どちらを選ぶのが正解?
屋根工事の中で大型リフォームと言えば屋根葺き替えと屋根カバー工法が挙げられます。いずれも屋根材を新設するリフォームですが、工期やコストの違いがあるなどそれぞれにメリットやデメリット、特徴があります。 こうした大型の屋根葺き替えや屋根カバー工法を検討するタイミングとしては経年劣化により屋根が寿命を…続きを読むその業者、本当に大丈夫?2023年10月1日より資格が必須となる工事前アスベスト調査・報告義務を徹底解説!
スレート屋根の塗装やカバー工法、または葺き替え工事などを行う場合、業者は建材がアスベストを含んでいないかどうかを事前に調査する義務があるのですが、2023年10月より、法改正の影響でアスベスト事前調査を行うには国によって定められた資格を持っていなければならなくなりました。 これは業者だけではな…続きを読む瓦・スレート・金属 あなたの屋根はどのタイプ?
和風と洋風のテイスト、現代的と伝統的の時代感、現在はそれらの枠を飛び越えた様々なデザインの建築が増えました。一般的なお住まいも実に多彩です。また、それに合わせて屋根の形状も多様になってきました。オーソドックスな三角屋根、地球環境に配慮し太陽光発電を数多く載せられるように南斜面を広く取った屋根、そし…続きを読むアスベスト含有スレート屋根材の見分け方と最適な解決方法|街の屋根やさん東京
戸建て住宅などの建築において最後にアスベスト入りの屋根材、スレート(カラーベスト・コロニアル)が使われてから十数年が経過しようとしています。屋根葺き替え・屋根カバー工法などの大規模な屋根リフォームをそろそろ検討しなければならない時期に来ていると言っていいでしょう。 有害と言われるアスベスト、…続きを読む長寿命な屋根材はどれ?耐用年数から考える各屋根材の耐久性ランキング
お住まいの中で最も過酷な環境に晒されている部位を問われたら、多くの方が屋根だと答えるでしょう。 高いから強風の影響を受けやすく、寒暖・雨・直射日光といった天候の影響をダイレクトに受ける、本当にとんでもないところです。 寒い地方になれば、降雪や降雹はもちろんのこと、軒に氷柱ができます。積雪の重み…続きを読む屋根塗装の流れと必要な日数は?初めての方にお伝えしたい屋根塗装の重要ポイント
屋根塗装が初めてという場合、いざネットで工事について調べてみると相場や工程の他に、「屋根塗装は意味がない」「塗装してはいけない屋根がある」といった情報まで出てきて、非常に混乱しやすい状態となっているように感じられます。 そこで、様々な塗装工事を行ってきた街の屋根やさんだからこそお届けできる情報…続きを読む知ってお得!屋根の便利な豆知識
普段に何気なく眺めている屋根ですが、近所のお住まいを見渡しただけでも、様々な形、様々な材料が使われていることが分かと思います。 また、グーグルアースなどでは世界中の屋根を眺めることができます。素敵なデザインのものもあれば、ユニークでかわいらしいものもあります。屋根の勾配とデザイン屋根の勾配が緩やか…続きを読むアスベストでの健康被害について正しく理解して適切に取り扱いましょう
街の屋根やさん東京ではお客様にご安心とご満足いただけるよう10のルールを定めました。スタッフ一同、このルールを厳守し、お客様がご納得されるサービスを提供することを。お約束いたします。…続きを読む屋根塗装・外壁塗装の知識
屋根塗装・外壁塗装が必要なわけ屋根塗装・外壁塗装工事は大きくわけると2つの理由があります。1.機能・性能UP塗料を外壁や屋根に塗装すると、膜(塗膜)を形成し、雨や紫外線などから保護してくれます。しかし、この塗膜も、経年とともに劣化してきてしまいます。塗膜が劣化すると、塗装が剥げ、やがて屋根や外壁の素…続きを読むこのページに関連する漫画コンテンツ動画をご紹介
漫画で読むならコチラ
動画で見るならコチラ
あなたの近くの街の屋根やさんはこちら
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
このページと共通する工事内容の新着施工事例
- 江東区永代にてアイジー工業のスーパーガルテクトを使用した屋根カバー工事(税込780,000円)を実施!
-
【施工内容】
屋根カバー工法、スレート屋根カバー工事
- 江戸川区一之江にてスーパーガルテクトを使用した屋根カバー工事(税込1,280,000円)を実施!
-
【施工内容】
屋根カバー工法
- 調布市下石原でパミールからスーパーガルテクトへの葺き替え工事を税込み1,800,000円で実施します!
-
【施工内容】
屋根葺き替え
江戸川区と近隣地区の施工事例のご紹介
- 江東区住吉にて雨漏りが発生した瓦屋根の屋根葺き替え工事(税込1,790,000円)を実施!
-
【施工内容】
屋根葺き替え
- 葛飾区細田にて強風の影響で棟板金が飛散!火災保険を申請して棟板金交換工事(135,000円)を実施!
-
【施工内容】
- 江戸川区大杉にて排煙・排気設備の撤去工事及び庇工事(税込156,000円)を実施
-
【施工内容】
庇工事