ラバーロック工法は雨漏りの原因に?練馬区関町北の現場写真から見るデメリットと注意点
更新日:2026年02月06日
こんにちは。 街の屋根やさんです。
今回は、練馬区関町北の現場で実際に撮影された画像をもとに、屋根のメンテナンス方法として知られる「ラバーロック工法」のデメリットについて詳しく解説していきます。
1. 練馬区関町北で見られた「雨漏りしている瓦屋根」の現状
屋根は、私たちが安心して暮らすための要です。 しかし、ひとたびメンテナンスを誤ると、住まいの寿命を縮める大きな原因となってしまいます。 練馬区関町北のこちらの現場をご覧ください。

一見すると、瓦が整然と並んでいるように見えます。 しかし、この屋根の下では深刻な雨漏りが発生していました。 瓦屋根は「瓦が割れていなければ大丈夫」と思われがちですが、実はその内側の状態こそが重要なのです。
2. 瓦の下はどうなっている?劣化が進む下葺きの実態
瓦自体には高い耐久性がありますが、瓦の隙間から入り込んだ雨水を受け流す役割をしているのが、その下に敷かれた「下葺き材(ルーフィング)」や「防水紙」です。

画像を見ると、下葺き材がボロボロになり、土や埃が溜まっているのが分かります。 屋根の二次防水を担うこの層が劣化してしまうと、雨水を防ぐことができず、野地板(下地の木材)まで腐食させてしまいます。 「瓦がずれないように固定すれば安心」という考えだけで安易な補修を行うと、こうした根本的な劣化を見逃すリスクがあります。
3. 隙間を埋めることの恐怖!溜まった土と水の悪循環
瓦屋根には、適度な「通気」と「排水」のための隙間が必要です。 この隙間を無理に塞いでしまうと、どうなるでしょうか。

瓦の重なり部分に土が溜まり、水分を含んで濡れたままの状態になっています。 これがラバーロック工法の最大のデメリットに繋がるポイントです。 瓦同士をコーキング(シーリング材)でガチガチに固定してしまうと、本来外に排出されるべき水分や湿気の「出口」を奪ってしまうのです。 出口を失った水は瓦の裏側へ回り込み、さらに下地を痛める結果となります。
4. 棟(むね)周りの過剰なコーキングが招く弊害
屋根の頂上部分である「棟」は、最も雨風の影響を受けやすい箇所です。 ここでも誤った補修が行われているケースが多々あります。

ご覧の通り、棟瓦の隙間がコーキングだらけになっています。 「崩れないように」という善意、あるいは知識不足の業者による施工かもしれませんが、これは非常に危険です。 棟の内部には「葺き土」が入っていますが、コーキングで完全に密閉してしまうと、内部に浸入したわずかな水分が蒸発できなくなります。 冬場の凍結融解や、内部の土の泥化を招き、結果として棟の崩壊を早めてしまうことになります。
5. 「ラバーロック工法」とは何か?そのデメリットを深掘りする
ここで、今回の本題である「ラバーロック工法」について解説します。

ラバーロック工法とは、瓦の重なり部分をシーリング材(ラバー)でL字型やT字型に接着・固定する工法のことです。 主に地震による瓦のズレ防止や台風時の飛散防止を目的に提案されることがあります。
しかし、練馬区関町北のような地域でも、私たちはこの工法をおすすめすることはほとんどありません。 その理由は、以下の致命的なデメリットがあるからです。
① 雨水の排出経路を塞いでしまう
前述の通り、瓦屋根は「瓦の隙間から水が入る」ことを前提に設計されています。 入った水を下葺き材の上を通して軒先(外)へ出す仕組みです。 ラバーロック工法で隙間を埋めてしまうと、内部に入った水が抜けなくなり、雨漏りを誘発します。
② 屋根全体の通気性が著しく低下する
瓦の下は常に湿気が溜まりやすい場所です。 隙間を塞ぐことで空気が循環しなくなり、下地の木材(野地板や垂木)が蒸れて腐食しやすくなります。 結果として、屋根全体の寿命を大幅に縮めてしまうことになります。
③ 将来的なメンテナンス費用が増大する
もしラバーロック工法を施した後に本格的な葺き替えや修理が必要になった場合、固まったシーリング材をすべて剥がす手間が発生します。 また、瓦を再利用したくても、シーリング材がべったり付着しているため再利用が困難になります。 一時的な安心のために行った工事が、将来の多額な出費を招くという本末転倒な事態になりかねません。
6. 練馬区関町北で信頼できる屋根修理を選ぶために
「地震で瓦が落ちるのが怖い」「訪問業者に瓦がズレていると言われた」 そんな不安に付け込んで、ラバーロック工法を勧めてくる業者には注意が必要です。
練馬区関町北は住宅が密集しているエリアもあり、屋根のトラブルは近隣への被害にも繋がりかねません。 だからこそ、表面上の固定ではなく、屋根の構造を理解した正しいメンテナンスが必要です。
正しい瓦屋根の地震対策とは?
現在は、ラバーロックのような接着ではなく、瓦一枚一枚をステンレスネジや釘で下地に直接固定する「防災瓦」や、軽量な「金属屋根(ガルバリウム鋼板)」への葺き替えが主流です。 これらは、雨水の排出機能を損なうことなく、高い耐震性能を発揮します。
7. 街の屋根やさんからのアドバイス
もし、あなたの住まいの屋根にすでにラバーロック工法が施されており、今回ご紹介した画像のような「雨漏り」や「カビ・湿気」の兆候がある場合は、早急な点検が必要です。
私たちは、練馬区関町北の皆様に寄り添い、その場しのぎではない10年後、20年後を見据えた提案を心がけています。 「ラバーロック工法を勧められたけれど、本当に大丈夫?」 「今の屋根の状態を詳しく知りたい」 そんな時は、ぜひ街の屋根やさんへご相談ください。
今回の画像でご覧いただいた通り、屋根の内部で起きていることは外からは見えません。 ドローンや高所カメラ、そして専門スタッフの確かな目で、大切な住まいを徹底的に調査いたします。
屋根の健康を守ることは、家族の笑顔を守ることです。 練馬区関町北の屋根修理・メンテナンスは、地元密着の私たちにお任せください。
街の屋根やさんでは、屋根診断・お見積もりを無料で承っております。 まずはお気軽にお電話、またはメールにてお問い合わせください。
ご希望であれば、今回の現場のように実際の屋根の写真を撮影し、解説を添えて報告書をお渡しすることも可能です。 屋根の状態を正しく把握し、最適な選択をしていきましょう。
記事内に記載されている金額は2026年02月06日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
関連動画をチェック!
瓦屋根の雨漏り原因とは?屋根の構造をもとに詳しく解説!【アメピタ!】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
このページに関連するコンテンツをご紹介
雨漏り修理は自分でできる?応急処置の方法とプロに任せるべき修理範囲の判断ポイント
雨漏りを発見した際に最もやってはいけないのが「放置すること」です。 そして「業者に頼むと高そう」というイメージから、修理を自分でできないかと考える方も多いでしょう。 このページでは「雨漏り修理は自分で対応できるのか」という疑問に対し、応急処置として可能な範囲とプロに任せるべき修理対応の判断ポイント…続きを読む屋根の雨漏り修理方法や費用相場は?自分で直さずに専門業者へ依頼すべき理由を解説
台風や集中豪雨の時期に多く見られる雨漏りは、築年数の浅い住宅でも発生することがあります。 雨漏りをそのままにしてしまうと、室内の床が濡れるだけでなくフローリングの劣化やカビの発生につながり、お住まい全体の健康を損ねてしまいます。 特にカビはアレルギーや健康被害を引き起こすこともあるため、早急な対策…続きを読む雨漏り修理の費用と失敗しないためのポイント!修理や原因の特定方法
突然発生した雨漏りに対して修理をどのように進めればいいのか、初めての場合では悩みがちなポイントが多くあります。 「雨漏りが発生したけど、直せそうなら自分で修理しても問題ない?」 「雨漏り修理にいくらかかるのか相場を知りたい」 今すぐの雨漏り修理に迫られている方もいらっしゃるかと思いますので…続きを読む雨漏り修理に火災保険が適用される条件を徹底解説!申請の流れと注意点
雨漏り修理に火災保険が適用できれば、突然の被害による経済的ダメージを減らせますので非常に心強いですよね。 ですが、雨漏り修理に火災保険が適用される条件を満たしていなければ、保険金を利用した工事を行うことができません。 もしかしたら、ご自宅の雨漏りのケースでは火災保険がおりない可能性があるので…続きを読む
あなたの近くの街の屋根やさんはこちら
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
このページと共通する工事内容の新着施工事例
- 瓦屋根の雨漏りを葺き替え工事で根本解決|稲城市押立で軽量・高耐久屋根材に変身です!
-
【施工内容】
瓦屋根工事
- 文京区大塚にて屋根瓦より雨漏りが発生!コロニアルグラッサを使用し葺き替え工事を致しました!
-
【施工内容】
屋根葺き替え
- 足立区島根にて笠木交換工事でパラペット部分からの雨漏りを解消
-
【施工内容】
雨漏り修理



















































































































































































































































