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更新日:2024年07月30日
スレート屋根の代表的なメンテナンスと言えば、塗装メンテナンスではないでしょうか。
「セメント」を主原料としている事を理由として、塗料の防水性を回復させる為にも大切なメンテナンス方法です!
ですが、スレート屋根の耐久性・寿命は約20年~30年程度と言われています(>_<)
そうした状態では、塗り替え工事を行ったとしても屋根材の耐久性やその下地材である野地板・防水紙を回復させる事は出来ません!
また、屋根のリフォーム方法として屋根葺き替え工事・屋根カバー工法が選択肢となりますが、工事方法の種類を迷われている方も多い印象です!
そこで、この記事ではスレート屋根の屋根葺き替え工事の特徴・メリットにスポットをあてて、屋根カバー工法との違いついて詳しく解説いたします(^^)/
屋根葺き替え工事とは「屋根を新品同様に造り直す工事」です!
既存の劣化したスレート屋根材・ルーフィング(防水紙)を撤去した上で野地板の増し張り・張替えを行い、新しいルーフィングと屋根材を設置します!
まず、屋根葺き替え工事のメリットとして挙げられるのが、「屋根で発生している問題を全て解決出来る」ことです!
屋根をほとんど新品に交換する工事である為、雨漏り被害や著しい劣化症状などを一度に補修出来ますので安心です!
特に、屋根材の固定先である野地板の耐久性を回復できるのは、屋根取り直し工事を除いて屋根葺き替え工事しかありません(>_<)
屋根の耐久性を回復出来る事から、台風にも強い屋根にする事が出来ます!
また、高い耐久性・軽量性を誇るガルバリウム鋼板屋根材などの金属屋根に葺き替える事で、地震発生時のお住まいの揺れを軽減させることにも繋がります!
重い屋根と言えば「瓦」のイメージが強いですが、スレート屋根の重さは約20kg/1㎡に比べ、ガルバリウム鋼板屋根材は約5kg/1㎡です!
スレート屋根を金属屋根材に葺き替える事で約1/4も屋根が軽くなりますので、地震発生時の揺れや構造部への負荷を軽減させることにも繋がります!
さらに、金属屋根材はスタイリッシュでお洒落な景観が魅力です!
お色・屋根材の形状が大きく変わる事でイメージチェンジにも繋がりますので、おすすめですよ(^^♪
冒頭でもお伝え致しました通り、屋根葺き替え工事と並ぶ屋根リフォーム方法が、屋根カバー工法です!
まず、屋根カバー工法は屋根葺き替え工事と違い、既存の劣化した屋根に新しいルーフィングを被せる様に設置する施工方法です。
その為、棟板金などを除き屋根材を撤去する必要がありませんので、屋根葺き替え工事と比較して費用・施工期間を抑える事が出来ます(#^^#)
一方、デメリットと言えるのが屋根の重量が増加してしまう事です(>_<)
新しい屋根材に金属屋根材を選ぶことも可能ですが、屋根が2重構造になる関係上屋根の重量増加は避けられません!
特に、築年数が経過した住宅は古い建築基準で建設されている為、採用は慎重になります!
また、屋根下地材が著しく劣化した屋根へ採用する事が出来ない点もポイントです(;_;)
屋根葺き替え工事と違い屋根カバー工法では野地板のメンテンナスは出来ませんので、雨漏りによって野地板の腐食が進行している場合には適用する事が出来ません!
施工期間・費用を抑えて施工出来る事が屋根カバー工法の大きな魅力ですが、上記の注意点と併せてご検討されることがおすすめです!
屋根葺き替え工事・屋根カバー工法の2種類から工事方法を選ぶもう一つのポイントが、「アスベスト含有屋根材」です!
アスベストは健康被害を引き起こす原因となる事から、撤去が必要となった場合に撤去費用が高額になりがちです。
その為、施工会社・業者から撤去費用を抑えられる屋根カバー工法を進められたと言う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、考えようによってはアスベストの問題を先送りにしているとも言えます。
将来的には必ず撤去が必要となりますので、屋根葺き替え工事をして問題を解決してしまう事も方法の一つです!
2024年現在、そろそろ寿命を迎えるアスベスト含有屋根材も多いです(>_<)
工事後、後悔をしない為にも工事費用だけでは無く、将来的に掛かるメンテナンス費用を含め工事方法を選びましょうね!
続いて、実際に施工させて頂いた屋根葺き替え工事の流れを詳しくご紹介させて頂きます!
世田谷区等々力にお住いのお客様よりお問い合わせ頂き調査の上で屋根の葺き替えと外断熱工事のご契約いただきました!
既存の屋根材はニューアーバニーという化粧スレートの屋根材で一度塗装されていたのですが、室内側は勾配天井になっており暑さが厳しいとのことでしたので屋根の葺き替え工事と併せて外断熱工事のご提案をさせていただきました!
まずは通常の葺き替え工事同様に既存の屋根材を撤去を行う必要があります!
撤去していくと既存の防水紙と野地板が見えてきますがここで下地の状況を確認することも大事です!
屋根材の撤去が完了したら次は断熱工事を行っていきます!
既存垂木の位置にイーニッサンを縦方向(40mm厚)で取り付け、その間に30mmの硬質ウレタンフォームを敷き詰めてきます!
こうすることで微量ではありますが通気層を取ることができますので屋根の下地を組んだ際に空気の層を設けることができます!
硬質ウレタンフォームの敷設が終了したら構造用合板の張りかぶせを行っていきます!
ここからは通常の屋根の葺き替え工事と同様の作業になります!
手間がかかる分通常の施工よりも金額は上がってしまいますが、勾配天井などで断熱材を小屋裏に入れることができない場合等は非常に有効な方法になります!
工事にかかった金額に関しては足場も含めて4,460,000円になりますが、既存の屋根材等によって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください!
また、屋根がメンテンナスを必要としている場合、外壁塗装などのメンテンナスも必要としているケースが多いです(>_<)
屋根工事に必要な「足場」の有効活用でトータルコストの削減にも繋がりますし、将来的なメンテンナス計画を立てやすいというメリットもあります!
私達、街の屋根やさんは屋根工事はもちろん、外壁の修理やメンテンナスの施工事例も豊富にございます。
点検~お見積りの作成まで無料にて承っておりますので、ぜひお気軽にご依頼・ご相談ください(^^)/
【屋根葺き替え】屋根のお悩みを一新できる屋根葺き替え工事!【街の外壁塗装やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
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お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
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街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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