江戸川区一之江で箱樋の破風板が腐食してしまうのを防止するために箱樋をふさいで雨樋を外吊りで新設しました
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
江戸川区一之江にお住いのM様は昨年9月の令和元年房総半島台風(台風15号)により屋根の破風板部分に穴が開いてしまったとのことで私たち「街の屋根やさん」にお問い合わせをくださいました。他社様にも見積依頼をしたそうですが内容がよくわからないのと金額が思いのほか高かったという事もあったそうです。実際に現場調査をさせていただいたところ、M様のご指摘の通り破風板に穴が開いてしまっておりました。破風板は木製で塗装がされているものでしたが塗装の剥がれではなく木部が腐食してしまっていたことにより台風の強風の影響で腐食部に穴が開いてしまったと考えられました。M様の屋根の雨樋は破風板の外側についているものではなく箱樋といわれるものです。この箱樋を形成している板金と破風板との隙間から雨水が入ってしまったのか箱樋自体から雨水が入ったのかは不明でしたが、箱樋の今後の起こりえるデメリットもご説明をさせていただきました。M様は破損した部分だけの補修をお考えでしたが箱樋のデメリットをなくすことを考えられて破風板巻き板金工事と箱樋をなくして新設雨樋の外吊り工事を承らせていただくことになりました。
担当:渡辺
- 【工事内容】
- 破風板板金巻き工事 雨樋交換 ガルバリウム鋼板 その他の工事
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 施工期間
- 仮設から解体まで実働6日間
- 築年数
- 25年
- 平米数
- 破風巻板金
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせください
- お施主様
- M様邸
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証年数
- 3年間
- 【工事内容】
- 破風板板金巻き工事 雨樋交換 ガルバリウム鋼板 その他の工事
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- (破風巻板金)ガルバリウム鋼板、(雨樋)ネオアルカディア
- 施工期間
- 仮設から解体まで実働6日間
- 築年数
- 25年
- 平米数
- 破風巻板金
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせください
- お施主様
- M様邸
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証年数
- 3年間
点検
江戸川区一之江のM様から、屋根の下側が昨年の令和元年房総半島台風で穴が開いてしまったという事で、私たち「街の屋根やさん」にお問い合わせを頂きました。新型コロナウイルス感染防止対策をとって調査にお伺いさせていただきました。まずはお客様のおっしゃっている部分を確認させていただくと、屋根の破風板の部分が確かに穴が開いておりました。
M様邸の軒周りには雨樋がついておりません。どうやら箱樋になっているようです。グルっと外側を見させてもらいましたが、穴の開いている所は一か所だけのようです。梯子をかけさせていただきより近くで穴の開いている部分を見ていきたいと思います。
穴の開いた部分を近くで見ると、破風板の木部が腐食して穴があいてしまっているようでした。
箱樋と呼ばれる形式の雨樋になっているので、外観からは雨樋が見えないようになっていました。軒周りをスッキリとさせるには良いのですが、年数が経つといろいろと問題が起きるのもこの箱樋です。通常、箱樋は板金で作成されています。年代にもよりますがトタン製に場合は、経年でサビが発生し、穴が開いてしまう事があります。そうなると雨漏りは避けられません。雨漏りも軒天部分だけで済むものが多いですが、軒天から破風部分がモルタルでおおわれている場合には内部の木材下地が腐食しゴッソリと軒天事落ちて来てしまうケースも見て来ています。板金にはどうしても継ぎ目が出来ますので長い間にはそのような場所からも浸水して雨漏りになる事もあります。箱樋に問題が無くとも雨漏りをする可能性があるのが、オーバーフローです。昨今の雨はとても量が多くなってきているように感じます。排水能力以上の雨が降ってしまうと軒先と箱樋の容量の関係では軒先側に浸水することがあります。
箱樋の雨水を排出させる落とし口部分にも問題が起きている気配を感じました。軒天の塗膜が剥がれている所があったためです。調査の結論としては、破風板側に被せてあった箱樋の板金との隙間より長期にわたり雨水がはいってしまったことで破風板が腐食してしまい台風の衝撃で腐食部が吹き飛んで穴が開いたものと考えられました。工事の方法としてはこれ以上の腐食をさせないために箱樋をつぶして雨樋を新設する事と、破風巻板金を行って破風板の保護をすることをご提案させていただきました。台風の影響も多少なりともある事は事実な為、ご加入の火災保険での復旧申請も行いながら、ご提案の工事を承る事になりました。
工事
屋根周りの工事で軒先まわりと妻壁部分の破風板も板金で覆う工事を行うために家全体に足場を仮設しての工事となります。
まずは破風板板金巻き工事から取り掛かります。破風巻板金に使用するのはもちろんガルバリウム鋼板製です。足場を組んだ後に細かく採寸し、作業場にて加工してきます。既製品では合わせることはできません。
今回の工事で一番の悩みどころは、箱樋をふさいでいく部分です。もともとあるコロニアル屋根との絡みを考えていかなければ雨水が箱樋に流れ込んでしまうからです。そこは熟練の職人の集まりである「街の屋根やさん」です。ご安心ください。箱樋はコンパネで塞いでいきます。
屋根の形状は切妻形状です。ただし、屋根の勾配は左右で異なります。箱樋をコンパネで塞いだ後は、防水紙を敷設します。そこにガルバリウム鋼板で作成した板金を被せていくことで完全に箱樋に雨水が入らないようになります。先に施工していた破風巻板金に掴んで固定していきます。
箱樋をなくしてしまったので、新たな雨樋を取り付けていきます。屋根の面積が多く、急勾配であるため、使用する雨樋の大きさもよく考えていかないと溢れだしてしまいます。雨樋の大きさを決めるのは計算式があり、そこに基づいて決定していきます。
計算の結果と既存竪樋を生かして接続できる雨樋を検討したところ、デンカ株式会社のネオアルカディアという雨樋が適合するという事で使用していきます。普段はあまり使用する事が無いタイプの為、若干入荷に時間がかかってしまいました。また、既存竪樋の数では排水能力に問題が出てくる可能性があったので、竪樋も一本増設して対応いたします。
完成
雨が降った後の状態です。しっかりと排水されていることが分かります。こちらは急勾配屋根側です。
緩勾配側の屋根も問題なく雨水を受けておりました。箱樋をなくして破風巻板金も施工したので、もう破風板に穴が開くという事もありません。樋がスタイリッシュな形状という事もあってお客様は樋を吊ったことにも気が付かなかった、とおっしゃっておられました。今後とも「街の屋根やさん」を宜しくお願いいたします。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
江戸川区で令和元年房総半島台風・令和元年東日本台風によって被災してしまった方へ
2019年9月9日の台風15号、10月12日の台風19号の勢力は凄まじく、各地より被害のご相談をいただきました。江戸川区にお住まいのお客様からもお問合せをいただき、私たち街の屋根やさんでは、数多くの災害復旧工事を実施してきました。
台風発生当時に比べて、ブルーシートがかかった屋根を見かける機会も減り、それだけ復旧工事が進んでいるように感じますが、中には、まだ工事を行えていない方もいらっしゃると思います。台風シーズン前にしっかりと補修を行いましょう。
江戸川区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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