
HOME > 施工事例 > 世田谷区船橋で台風の被害を受けた急勾配屋根の棟板金には火災保.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:富田
担当:富田
昨年の10月に上陸した台風19号(令和元年東日本台風)の強風によって被害を受けたスレート葺き屋根です。
実際に被害が出たのは棟板金で、片側が捲れて持ち上がっています。屋根に上って確認したいところですが、建物の立地と屋根の角度(勾配)が急なために梯子を架けての調査が出来ませんでした。
これ以上被害が広がらない様に足場を架けて作業を進めていきます。今回の被害は台風の強風が原因になっていますので、火災保険の風災を適用して直す事になりました。
足場を架けてやっと屋根の状況を確認する事が出来ました。ドローンを飛ばして屋根の状況を確認する事は出来ますが、被害を受けた部分を直すには足場を架けて作業を進めるしかありません。
棟板金の下地に使用している木製の貫板が腐食していて飛ばされていました。回りの建物には被害は広がっていませんでしたので、不幸中の幸いだったと言えます。もし飛ばされた棟板金がお隣りの建物へ被害を出してしまった場合は、お客様が加入されている火災保険は使用できず、被害を受けた方が掛けられている火災保険を使用する事になり、ご近所付き合いに影響が出てしまう事がありますので、建物のメンテナンスは早目におこなう事が理想です。
飛ばされずに残っていた棟板金も貫板から撤去します。棟板金交換工事は、板金自体を新しくする事が目的というよりは、下地の貫板を新しくする方が本来の目的になります。
古くなって劣化している貫板を利用しても、新しい棟板金がしっかりと固定されませんので、必ず貫板は新しい物に交換をおこないます。
古い貫板を撤去した後は新しい貫板を固定していきます。今までは木製の物を使用していましたが、交換する時には樹脂製の貫板を使用します。木製に比べて痩せなどによる厚みなどの変化もおこらず、濡れても腐食する事がありませんので耐久性は高くなります。
屋根の角度が複雑に入り組んでいますので、棟板金の納め方も通常よりも難しくなっています。固定と雨仕舞いがしっかりと出来る様に貫板の配置も考えて納めました。
貫板に棟板金を固定する際にも釘ではなくビス(ネジ)を使用しますので、より影響を受けにくくなります。軒先から棟板金を固定していき、重なりを設けて固定していきます。
棟板金交換工事が完成しました。屋根の片面だけが角度が違う納めになっていますが、うまく納める事が出来ました。ビスで固定していますので今までの釘と比べてもがっちりとした固定になりました。
台風の強風によって被害を受けた棟板金ですが、貫板も樹脂製に変えて固定もビスを使用しておりますので、今までよりも強風の影響を受けにくくなっています。
世田谷区船橋で行った棟板金交換工事は、火災保険の風災を適用して直す事が出来ましたので、お客様にも綺麗におさまったと大変喜んでいただけました。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス対策をおこなっておりますので、ご安心ください。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。 2019年9月9日の台風15号、10月12日の台風19号の勢力は凄まじく、各地より被害のご相談をいただきました。世田谷区にお住まいのお客様からもお問合せをいただき、私たち街の屋根やさんでは、数多くの災害復旧工事を実施してきました。
台風発生当時に比べて、ブルーシートがかかった屋根を見かける機会も減り、それだけ復旧工事が進んでいるように感じますが、中には、まだ工事を行えていない方もいらっしゃると思います。台風シーズン前にしっかりと補修を行いましょう。
【棟板金】釘浮き・錆 雨漏りを防ぐ棟板金チェックポイント【プロが解説!アメピタ!】
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