墨田区押上にて棟板金交換工事と日本ペイントのサーモアイ4Fを使用した屋根塗装工事を実施
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:岡野
墨田区押上にて行ったスレート屋根の棟板金交換工事と屋根塗装工事の様子をご紹介します。「台風で屋根の板金が剥がれてしまったので点検してほしい。」と、お問い合わせをいただきお伺いしたところ寄棟屋根の隅棟の棟板金が飛散しており、貫板が露出している状態でした。棟板金が飛散した箇所はスレートの下に敷設されている防水紙が露出していましたので、紫外線や雨水に晒されてしまう期間が長くなってしまうと穴開きや劣化の原因になり雨漏りに繋がりますので早めの対応が必要になります。飛散していない箇所の棟板金は棟板金を留めている釘が浮いていますので固定する力が低下している状態でした。
調査のご報告として棟板金が飛散した箇所をお伝えし、飛散していない棟板金も釘が浮いており固定する力が低下していることから屋根全体の棟板金交換工事をご提案しました。また、屋根全体に苔・藻・カビが発生しており防水性が低下している状態であり、耐久性の低下に繋がる事から防水性や耐久性の保持のために屋根塗装工事をご提案したところ「そろそろ屋根を塗装しなければいけないかと考えていた。」との事で棟板金交換工事と屋根塗装工事のご依頼をいただきました。
調査のご報告として棟板金が飛散した箇所をお伝えし、飛散していない棟板金も釘が浮いており固定する力が低下していることから屋根全体の棟板金交換工事をご提案しました。また、屋根全体に苔・藻・カビが発生しており防水性が低下している状態であり、耐久性の低下に繋がる事から防水性や耐久性の保持のために屋根塗装工事をご提案したところ「そろそろ屋根を塗装しなければいけないかと考えていた。」との事で棟板金交換工事と屋根塗装工事のご依頼をいただきました。
担当:岡野
- 【工事内容】
- 棟板金交換 屋根塗装
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 施工期間
- 7日間
- 築年数
- 20年
- 平米数
- 86.5㎡
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせください
- お施主様
- I様邸
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証年数
- 10年
- 【工事内容】
- 棟板金交換 屋根塗装
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 日本ペイント サーモアイ4F
- 施工期間
- 7日間
- 築年数
- 20年
- 平米数
- 86.5㎡
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせください
- お施主様
- I様邸
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証年数
- 10年
調査の様子
墨田区押上にて行ったスレート屋根の調査の様子です。「台風で屋根の板金が剥がれてしまったので屋根を点検してほしい。」と、お問い合わせをいただきI様邸にお伺いしたところ寄棟屋根の隅棟の棟板金が飛散していました。
棟板金は主にスレート系の屋根材や金属屋根の山状になっている頂点部分に設置されており、屋根材と屋根材が合わさる部分を覆っている事から棟包みとも呼ばれています。屋根材と屋根材が合わさる部分は屋根材だけでは雨水の浸入を防ぐ事ができない事から棟板金を設置し、雨水の浸入を防いでいるのです。
棟板金が剥がれてしまうと防水紙が露出してしまいます
棟板金が剥がれて飛散してしまうとスレートの下に敷設されている防水紙が露出してしまいます。防水紙は雨水の浸入を防ぐ役割を果たしていますので、今すぐに雨漏りが発生する可能性は低いのですが、露出した状態が長期間続いてしまうと紫外線や雨水の影響を受けて劣化してしまい、穴が空いたり捲れ等の不具合が発生し、雨漏りの原因になってしまいますので棟板金交換工事が必要になります。
釘の浮きは固定する力が低下してしまいます
飛散していない箇所の棟板金を調査すると、棟板金を留めている釘が浮いている状態でした。釘が浮いてしまうと棟板金を固定する力が低下してしまい、このままですと釘が抜けてしまったり、台風などの強風や突風の影響により飛散してしまう事に繋がります。
棟板金が歪んでいます
棟板金は風の影響を受けやすい屋根の頂上部分に設置されていますので、経年により歪んでしまいます。指やボールペンが入るほどの隙間が空いている部分もあり、雨水が吹き込みやすい状態になっていました。雨水が吹き込んでしまう事によりスレートの下に敷設されている防水紙の劣化が早まってしまう可能性があります。
防水性が低下しており苔・藻・カビが発生しています
屋根に苔・藻・カビが発生していました。スレートは塗膜で保護されており防水性を保持していますが、太陽光や紫外線、風雨や砂埃等の外的影響を受ける事により塗膜が剥がれ防水性が低下してしまいます。防水性が低下するとスレートは雨水を吸収しやすくなりますので苔・藻・カビが発生してしまうのです。防水性の低下は耐久性の低下に繋がります。屋根が傷んでしまう前に屋根塗装工事でメンテナンスを行う事で屋根の寿命を延ばす事に繋がります。
棟板金交換工事の様子
棟板金交換工事の様子です。棟板金交換工事は、既存の貫板と棟板金を解体・撤去する作業から開始いたします。
新規の貫板を設置
貫板設置の様子です。新規の貫板は樹脂製のタフモックを設置していきます。既存の貫板は木製のため湿気や雨水などの水分により腐食等の劣化が発生していましたが、新規貫板のタフモックは樹脂製のため腐食に強く耐久性も高い下地材になります。
棟板金設置の様子
棟板金設置の様子です。貫板の設置完了後、棟板金を貫板に固定していきます。棟板金を固定する際には従来の釘ではなく、ステンレス製ビスのSUSビスを使用して固定していきます。SUSビスはステンレス製ですので錆にも強く抜けにくいので風にも強い棟板金になります。
棟板金を固定する際にはSUSビスを留めていく向きに注意し、必ず横方向から留めて棟板金を固定します。真上から固定してしまうと脳天打ちと呼ばれる施工方法になり、雨水がビス穴から浸入してしまい雨漏りの原因にもなりますので絶対に行ってはいけません。
SUSビスで棟板金を固定したら、棟板金の継目に雨水の浸入を防ぐ役割のシーリング材を充填して棟板金交換工事は完了となります。
屋根塗装工事の様子
屋根塗装工事の様子です。屋根の塗装を行う場合は先ず始めに高圧洗浄で旧塗膜や苔・藻・カビ・汚れを落としていきます。高圧洗浄で苔等を落とさないと新しい塗料が密着しないので、使用する塗料の耐用年数が発揮できなくなりますので必ず行います。
タスペーサーを設置します。
タスペーサー設置の様子です。タスペーサーとはスレート屋根を塗装する際に必要な縁切り作業に使用される部材になります。縁切りとは屋根材と屋根材の縁を切る作業を指し、塗装の際に縁切りを行わないと塗料で屋根材の重なり部分が密着してしまうため雨漏りや内部結露が発生してしまう原因になります。従来の縁切り作業では塗装完了後に皮スキやカッター等を使用し、屋根材の重なり部分の塗料を1枚1枚剥がす手間と時間の掛かる作業でしたが、タスペーサーは屋根材と屋根材の間に差し込むだけの作業になりますので時間も掛からず屋根材を傷める心配がなく、雨漏りのリスクも抑えられます。
下塗りの様子です
下塗り工程の様子です。上塗り塗料が日本ペイントのサーモアイ4Fですので、下塗り塗料は専用のサーモアイシーラーを塗っていきます。塗装工事は下地の状態にもよりますが基本的に下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りを行います。下塗りは塗装工事において、下地と塗料を密着させるための重要な工程になり、接着剤のような役割を果たしたり塗装面の吸い込みを止めますので仕上がりを綺麗にするだけではなく、使用する塗料の耐用年数に関わりますので必ず行います。
中塗り・上塗りの様子です
中塗り・上塗りの様子です。使用する塗料は日本ペイントのサーモアイ4Fです。色はI様ご希望のクールディープグレーになります。サーモアイ4Fは遮熱塗料でフッ素樹脂を使用していますのでサーモアイシリーズでは最も耐候性に優れ遮熱機能を保持する事が期待できます。遮熱機能により屋根への蓄熱を抑制し、日射を反射しますので室温の上昇を防ぎ光熱費の節約にも繋がる塗料です。
中塗り・上塗りが完了致しましたら、屋根塗装工事は完了になります。屋根全体の棟板金が新しくなり、屋根塗装工事も行いましたので屋根の防水性、耐久性の保持に繋がります。棟板金の飛散や屋根材の傷みの心配も解消されましたのでI様に大変喜んでいただけました。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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