アールロック(ブラウン)を使用!豊島区上池袋にて台風により捲れてしまった瓦棒葺き屋根の葺き替え工事を実施
【施工前】

【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】

担当:白井
豊島区上池袋のI様邸にて行った屋根葺き替え工事の様子をご紹介します。
お問い合わせのきっかけは、台風の影響で屋根が捲れていると近隣の方から報告を受け、
修繕を検討されているとのことで、調査・お見積りのご依頼をいただいたことでした。
現地調査では、既存の瓦棒葺き屋根が棟付近で捲れ、下地が露出している状況が確認されました。
防水紙も破損しており、このまま雨が降ると雨漏りのリスクがあります。
さらに、近隣には保育園や住宅が密集しており、捲れた屋根材が飛散すると二次被害の懸念もありました。
お客様もこの点を心配されており、早急な修繕をご希望されました。
調査報告では、屋根の捲れは自然災害による被害の可能性が高いため、火災保険を利用した
屋根葺き替え工事をご提案。
後日、保険の申請が承認され、工事をお任せいただく運びとなりました。
台風などの自然災害で住宅に被害が出た場合、火災保険の適用が可能です。
修繕にかかる費用を保険会社が負担してくれるため、工事と合わせて申請することで費用を抑えることができます。
お問い合わせのきっかけは、台風の影響で屋根が捲れていると近隣の方から報告を受け、
修繕を検討されているとのことで、調査・お見積りのご依頼をいただいたことでした。
現地調査では、既存の瓦棒葺き屋根が棟付近で捲れ、下地が露出している状況が確認されました。
防水紙も破損しており、このまま雨が降ると雨漏りのリスクがあります。
さらに、近隣には保育園や住宅が密集しており、捲れた屋根材が飛散すると二次被害の懸念もありました。
お客様もこの点を心配されており、早急な修繕をご希望されました。
調査報告では、屋根の捲れは自然災害による被害の可能性が高いため、火災保険を利用した
屋根葺き替え工事をご提案。
後日、保険の申請が承認され、工事をお任せいただく運びとなりました。
台風などの自然災害で住宅に被害が出た場合、火災保険の適用が可能です。
修繕にかかる費用を保険会社が負担してくれるため、工事と合わせて申請することで費用を抑えることができます。

担当:白井
- 【工事内容】
- 屋根葺き替え
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 施工期間
- 5日間(足場含む)
- 築年数
- 築40年
- 平米数
- 35m²
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせください。
- 保証年数
- 屋根葺き替え工事10年
- 【工事内容】
- 屋根葺き替え
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- アールロック(ブラウン)
- 施工期間
- 5日間(足場含む)
- 築年数
- 築40年
- 平米数
- 35m²
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせください。
- 保証年数
- 屋根葺き替え工事10年

現地調査

現地調査の様子をご紹介します。
被害を受けた建物は築約40年の木造2階建て住宅です。
屋根は左右2面からなるシンプルな形状をしています。
お客様は他県に在住で、建物の使用は年に数回程度とのことです。
屋根の捲れは、ご近所に住む知人の方からのご報告により判明しました。
近隣には保育園や住宅が密集しているため、二次被害の防止を考慮し、早急な修繕をご希望されてのご相談となりました。

既存の屋根には瓦棒葺きの金属屋根が使用されていました。
瓦棒葺きとは、一定間隔で設置された「芯木(しんぎ)」に金属板を巻き付け、釘やビスで固定する工法で、棟から軒先まで継ぎ目のない縦葺き構造が特徴です。
勾配が緩い屋根でも雨水が溜まりにくく、雨漏りリスクの低い屋根材として知られています。
しかし調査の結果、本来であれば下地に密着しているはずの屋根材が、強風の影響で棟付近から浮き上がっている状態でした(>_<)
屋根材が浮いた際に防水紙が剥がれてしまい、下地のバラ板が露出してしまっていることも確認。
防水紙が破れている状態では、雨が吹き込むと室内への浸水=雨漏りへ直結してしまうため、早急な対応が必要となります。

室内を確認すると、天井には無数の雨染みが広がっており、すでに雨漏りが進行している状態でした。
さらに、一部では天井内部の木材が腐食している箇所も見受けられ、このまま放置すれば劣化が加速してしまう恐れがあります。
そのため、早急な修繕が必須となる状況でした。

金属屋根の表面は本来、塗装によって保護されていますが、築年数が経っているうえ、これまでメンテナンスを一度も行っていないとのことで表面にはチョーキングなどの劣化症状が現れていました(>_<)
塗膜が弱まると金属の保護機能が低下するため、鉄部には錆が広がりやすい状態となってしまいます。
さらに、瓦棒の上に取り付けられている「合羽(かっぱ)」と呼ばれる部材では、錆の進行により穴が空いている箇所も確認できました。
この穴から雨水が入り込むと、内部の芯木が濡れて腐食してしまうため、放置は大変危険な状況です。
芯木が腐食すると屋根材を固定する力が弱まり、強風時には飛散リスクが大幅に高まるため非常に危険です。
調査の結果、屋根が捲れてしまった主な原因は自然災害による影響の可能性が高いと判断いたしました。
そのため、火災保険を活用した屋根葺き替え工事をご提案し、後日「保険申請が無事に通った」とのご連絡をいただき、工事をお任せいただくことになりました!
なお、屋根葺き替え工事の費用は税別998,000円(税込1,097,800円)~承っております。
現場の状況や選択される屋根材によって金額は変動いたしますので、詳細はお気軽にお問い合わせください。
屋根の葺き替え工事
既存屋根材の撤去

屋根葺き替え工事の作業風景をご紹介します!
今回は葺き替え工事のため、まずは既存屋根材の撤去作業からスタートします。
瓦棒葺きの屋根は、芯木に屋根材を釘で打ち付けて固定している構造のため、最初に屋根材と芯木を固定している釘を丁寧に撤去し、その後に屋根材・芯木の順で取り外していきます。
下地となる木材には大きな腐食は見られませんでしたが、防水紙には縮みや破れが多数発生している状態でした。
下地補強作業

屋根材の撤去が完了したら、続いて下地の補強作業を行います。
既存の下地には、幅90~120㎜ほどに加工された「バラ板」が使用されていました。
しかし、バラ板は強度が低いため、葺き替え工事では必ず構造用合板を重ね張りして補強を行います。
今回は12㎜の構造用合板を使用し、設置の際には屋根の骨組みとなる垂木にビスでしっかり固定して強度を確保します。
防水紙の敷設

今回の工事で使用する防水紙は、TAJIMAルーフィング株式会社の「PカラーEX+」です!
屋根カバー工事の場合は、既存屋根材にタッカーが効かないため粘着式の防水紙を使用しますが、葺き替え工事では新たに設置した野地板の上に防水紙を敷くため
タッカー(ステープル)での固定が可能となります(#^^#)
そのため今回は、粘着式ではなくステープル留めタイプの防水紙を採用しました。
防水紙を敷設する際は、雨水の浸入を防ぐため必ず軒先(下)から棟(上)へ向かって重ねるのが鉄則です。
重ね幅は100mm以上が基準。
雨水は棟から軒先へ流れるため、敷く順番を誤ると重ね部分から雨水が入り込み、雨漏りの原因となってしまいます(>_<)
ここは非常に重要なポイントです!
防水紙の敷設が完了し、万が一の雨でも室内に浸水する心配はありません。
屋根材の取り付け

防水紙の敷設が完了しましたので、次は屋根材の取り付け作業へ進みます。
今回使用する屋根材は、株式会社協和が製造する「アールロック」です!
お客様にはブラウンのカラーをお選びいただきました。
アールロックは、屋根材同士を嵌合(かんごう)させて固定する構造が特徴で、ビスは屋根材が重なる部分にのみ打ち込むため、固定箇所が外部に露出しません。
これにより、雨漏りのリスクを大幅に低減できます(#^^#
さらに、水上側には雨の吹き込みを防ぐため、屋根材に立ち上がり加工を施し、加えて面戸(めんど)を設置しています。
これにより、より確実に雨水の浸入を防ぐ事ができます!
棟板金設置

アールロックの取り付けが完了しましたので、続いて棟板金の設置作業へ移ります。
今回は下地材として樹脂製の貫板を採用しました。貫板はビスで屋根に固定します。
貫板には木製と樹脂製の2種類がありますが、樹脂製は腐食しにくく耐久性に優れているため、長期的なメンテナンス性を考えると非常にメリットがあります!
貫板の取り付けが完了したら、上から棟板金を被せ、側面からビスでしっかりと固定します。
使用するのはパッキン付きビスですので、ビス穴から雨水が浸入する心配はありません!
施工完了

屋根葺き替え工事が無事完了いたしました(^O^)/
完工後にはお客様にも実際の屋根をご確認いただき、仕上がりに大変ご満足いただけました!
また、今回の工事には10年間の施工保証が付帯しておりますので、今後のアフターメンテナンスも万全の体制でサポートいたします。
私たち「街の屋根やさん」では屋根の葺き替え工事のご相談も受け付けております。
お気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2025年11月19日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
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