
HOME > 施工事例 > 八王子市館町で雹で破損した雨樋を火災保険で直しました!
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:富田
担当:富田
・ドローンで被害状況を調査
・破損した竪樋の交換工事開始
・雨樋交換工事完成しました
調査を始める際に目に入ったのが破損した雨樋です。
軒樋と軒樋を繋ぐ分の呼び樋という分が割れているのがすぐわかりました。下から見て確認出来たのはこの1箇所だけでしたが、ここが破損しているという事は他でも破損している可能性がありますので、さっそくドローンで屋根回りの確認をおこなっていきます!
下から確認した部分をドローンで見てみます。塩ビ製の雨樋がバキっと割れている状況です。完全に折れてしまうと脱落してしまう危険性がありますが、まだ何とか落ちずに残っている様な状態です。
ドローンで屋根回り全体を確認しましたが、1階の屋根の上を這う様に乗っている這い樋に穴がいているのが確認出来ました。
スレート屋根全体には雹がぶつかった雹痕が付いていますが割れなどは無く、軒先に吊ってある軒樋には破損が見られず、屋根から外側に出ている部分に被害が出ていました。
今回は雹による被害のため火災保険の雹災を申請しております。保険会社の審査結果で承認されましたので、元の状態に直すための工事費用を保険会社が負担してくれます。ご加入の保険内容によって変わりますので、自然災害によって建物が被害を受けた場合はまず保険会社へお問合せする事をお勧めします。
破損したのは全部で3箇所あり、今回は破損したところだけ直す部分交換工事をおこなっていきます。
這い樋は2階の屋根に吊ってある軒樋で受けた雨水を竪樋を介して配水管に流す際に、1階の屋根がある場合は屋根の上を這わして1階の軒樋に雨水をスムーズに流すために設置しています。
『1階にも屋根があるのだから、そのまま屋根の上に流せばよいのでは?』と思われるかもしれません。確かにその様にしても雨水は1階屋根の雨樋で受けることが出来ますが、その様にしてしまうと竪樋から流れる雨水によって屋根の濡れる部分が集中してしまい、汚れや屋根材の劣化がその部分だけ早まってしまう事になります。そのため、這い樋は意外と重要な役割を持っている部分なんです。
雨樋の繋ぎ部分には必ず接着剤を塗布します。
竪樋は基本的には外壁などに金具を取り付けて固定するのですが、長さの短い這い樋は中間で固定しませんので、繋ぎ部分はしっかりと接着します。
繋ぐ際には専用のジョイント部材を介しておこないますので、この部分にも接着剤を塗布して固定します。
外壁面と屋根の角度によってはエルボーという曲がりの部材では角度が合わない場合があります。その際には角度がフレキシブルに変更できる自在エルボーという部材を使用して屋根の上に這わせる角度で設置します。
破損した雨樋の部分交換工事が完成しました!
塩化ビニル製の雨樋には一般的に可塑剤が含まれており、柔軟性を保つために使用されています。しかし、雨水や太陽光にさらされることで可塑剤が徐々に溶け出し、雨樋が硬化してしまうことがあります。この硬化した雨樋は、少しの衝撃でも簡単に割れる可能性が高くなります。
その様な症状の進行を遅らせるために塗装工事で表面を保護する工事をおこなっていきます。今回は、屋根全体と外壁の塗装工事を同時進行でおこなっていきますので、交換した部分も含めて塗装工事で仕上げていきます。
下から見て確認出来た呼び樋も交換完了です。今回の雨樋部分交換工事は税込み55,000円で実施しております。全体的な塗装工事と同時に行っていきますので、雨樋交換だけの場合や交換する範囲などによっても変わります。
今回の工事は雹による被害という事で火災保険の雹災申請をおこなって保険会社が費用を負担する修理工事となりました。同じ様に雹や強風、雪などの自然災害によって被害を受けた場合は火災保険申請して対応する事が出来ますので、ご不明な点等ございましたら街の屋根やさんまでお気軽にお問合せください(^O^)/
記事内に記載されている金額は2024年12月20日時点での費用となります。
【雨樋修理・交換】こんな場合は要注意!【プロが解説!街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
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街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
雨樋交換
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