
HOME > 施工事例 > 台東区|応急措置後に棟板金の交換工事を実施!
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
担当:渡辺
台東区のお客様邸の屋根です。強風によって棟板金が飛散し住宅のすぐ横に落下、通行人もなく事故が無かったのは不幸中の幸いですが、大変危険な状態です。
そもそも棟板金が飛散する原因としては、棟板金を固定している釘の浮きや腐食による抜け、棟板金を固定している貫板の腐食、釘の浮きや抜けと大きな原因は2つです。
どちらも経年劣化によって起こりえますので、定期的な点検とメンテナンスが必要不可欠なのです。
棟板金が無い今、雨漏りをする確率というのは50%です。必ずしも雨漏りを起こすという事でもないのですが、今まで棟板金に保護されていた部分が露出してしまっていますので、破れがあれば雨漏りを起こしてしまいます。
まず、新規取替の材料準備が必要な為、一時的に養生をし、雨水が入り込まないようにしっかりとビニールシートで入り口を塞ぎます。
他方の棟板金を確認すると、棟板金は経年により錆び、赤褐色になってしまっています。鋼板の為、雨水に当たり続けることによって錆が進行してしまったのでしょう。鋼板の錆と同時に、固定している釘の錆も十分考えられます。
ここまで錆の進行が酷い場合、塗装によって表面保護をする、という段階ではなく、すでに取替が必要な劣化具合です。
接合部もシーリングが劣化した結果、肉痩せを起こしほとんど残っていないように感じます。継ぎ目のシーリングは固定というよりは雨水の浸入防止目的で施工しています。肉痩せし隙間を作ることによって雨水が浸入し、貫板を腐食させ飛散のリスクを高めてしまいます。
シーリングはおよそ5年程度でひび割れを起こし始めます。塗装よりもこまめに見る必要があるという事を覚えておきましょう。
今回は全体の棟板金交換工事を行っていきます。既存の棟板金と貫板を撤去していきます。
貫板を確認してみると、腐食のせいでボロボロに崩れてしまっています。これでは釘の固定も甘く、棟板金の固定はできていなかったでしょう。貫板を撤去し、清掃していきます。
棟板金部分の防水紙の補強の為、防水テープを貼り、その後、棟板金取付工事を行っていきます。
新規の貫板を取りつけ、棟板金を設置していきます。今回は錆びにくいステンレス製(SUS)ビスでの取付を行い、抜けにくい施工をしていきます。
最後に継ぎ目にシーリング施工をし、棟板金交換工事は完了です。スレートの劣化も目立つため、塗装工事等のメンテナンスを同時に行う事をお勧め致しますが、今回は最低限の補修をご希望とのことでしたので、棟板金のみの補修で終了です。
このように思わぬ事故が起きた際にも点検から養生・補修までしっかりと対応させて頂きますので、慌てずに街の屋根屋さんまでご相談ください。迅速に対応させて頂きます。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
【棟板金】釘浮き・錆 雨漏りを防ぐ棟板金チェックポイント【プロが解説!アメピタ!】
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