
HOME > ブログ > 町田市金井で調査した屋根の縁切りと雨漏りの関係性について
更新日:2023年04月17日
町田市金井で屋根の調査をおこなっています。以前に屋根の塗装工事をおこなったあとから雨漏りが続いているので屋根の状態を見て欲しいというお問合せをいただきました。
スレート屋根の場合、塗装工事が原因で雨漏りに繋がる事があります。なぜその様になるのか、原因を調べて説明させていただきます。
スレート葺きの屋根です。屋根の勾配(角度)が比較的緩めの屋根にスレートが葺かれていて、傷みが出てきたので塗装工事で数年前にメンテナンスを行ったそうです。
スレートは一番低い軒先から葺いていき、上の段を重ねて棟まで葺いていきます。スレートが重なった状態に仕上がるのですが、この重なり部分がスレート屋根には非常に重要になります。
塗装工事をおこなう際には、この隙間が塗料で埋まらない様にしなければなりません。屋根に隙間が空いているのは不安に思い、隙間を全てコーキングなどで埋めている屋根をたまに見かけますが、この状態は屋根にとって非常に悪い状態で、雨水が入りそうな隙間を埋めたことが逆に雨漏りの原因になってしまいます。
スレートが重なった部分の隙間は非常に重要ですので、塗装工事をおこなう際にはこの部分をわざと隙間を空けるように塗装工事をおこなっていきます。この作業を『縁切り(えんきり)』といい、スレート屋根の塗装工事ではかならずおこないます。
上の3枚の画像は、塗装工事の際に縁切りをおこなわなかった屋根の状態です。塗料で隙間が埋まっているために切れ目を入れると溜まった雨水が流れ出てきました。
スレートの下には防水紙(ルーフィング)が葺いてい有るのですが、防水紙にも寿命があり経年によって劣化していきます。瓦屋根の違った一枚を剥がして中を確認して屋根材を元に戻すことが出来ませんので、目視で確認する事が出来ません。そのため、縁切りしていない事で溜まった雨水が劣化した防水紙から雨漏りする事になってしまいます。
屋根材の下に完全に雨水を入らない様にする事は不可能ですので、縁切り作業をおこなって雨水の逃げ道を作り、屋根塗装工事をおこなった事で雨漏りの原因になる事の無い様にしっかりとした知識をもって作業をおこなっていきます。屋根塗装工事は税込み415,800円から承っております。屋根材の状態や面積などによって変わりますので、まずはお気軽にお問合せください。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス対策としてマスク着用・アルコール消毒の徹底、オンラインでの打合せにも対応しておりますので、安心して工事をお任せください。
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【施工内容】
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