調布市野水にて屋根葺き替え工事のご相談、既存の屋根材はアスベスト含有のスレートでした

更新日：2022年03月24日

既存の屋根材はスレートでした

　調布市野水にお住いのお客様よりお問い合わせいただきまして調査に行ってまいりました。7年前に屋根の塗装を行ったそうなのですが、ソーラーパネルの設置を検討しており、それにあたって屋根のメンテナンスを考えたそうです。

　既存の屋根材はスレート（ニューコロニアル）で、アスベスト含有の物でした。ニューコロニアルは旧クボタの製造していたスレートで非常にロングランな製品なのでアスベスト含有のスレートのほとんどがこのスレートなのではないでしょうか。木目柄の表面と小口が段々としていることが特徴で比較的見分けのつけやすいスレートになります。

　スレートの見分けを万が一間違ってしまいますと工事金額が大幅に異なってしまいますので、見分けをしっかりと行える業者選びをいたしましょう。

　特に新築から15年～20年程経過して初めてメンテナンスを行うので塗装をご検討中の方はスレートの見極めをしっかりと行わなければなりません。2002～2008年にはアスベストの規制の問題でノンアスベストスレートが多く作られたのですがその時期に造られたノンアスベストスレートは耐久性に著しい問題を抱えてしまっております。

　耐久性の向上を目的としたメンテナンスであれば塗装はあまりお勧めできません。様子を見て屋根のカバー工事や葺き替え工事を行う方が後々のことを考えるとおススメです。

屋根の葺き替え工事の注意点

　屋根の葺き替え工事を行う際には気を付けなければならない部分がございます。瓦からの葺き替え工事（16,500円/㎡～承っております。屋根の勾配や形状によって金額は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください。）で多く生じることなのですが、軒の出が変わってしまいますので、雨樋が上手く機能しなくなる場合がございます。瓦からの葺き替え工事を行う場合には雨樋の交換も一緒に行いましょう。同じくカバー工事でも同様の現象が生じることがございます。その際には軒幅の調整をすることができます。

　今回は金属屋根への葺き替え工事をご提案させていただくことになりました。スレートから金属屋根ですと、野地板の張りかぶせをおこなっても屋根の重量が軽くなりますので耐震性の向上が望めます。長年今のお宅にお住いになりたいという方には葺き替え工事がおススメです。

　私達、街の屋根やさんでは新型コロナウイルス感染防止対策としてマスクの着用を徹底しております。何かお困りごとありましたら安心してご相談ください。

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