
HOME > 施工事例 > 世田谷区等々力にて屋根通気工法での葺き替え工事、気になる暑さ.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:木下
担当:木下
世田谷区等々力にお住いのお客様よりお問い合わせをいただきまして現地調査にお伺いしてまいりました!
お問い合わせの内容は2階の暑さが非常に厳しく、通常では我慢できないくらいの暑さで、冷房をかけても効きが悪いので何とかしたいとのことでした(^^)/
1階部分はそれほどでもありませんでしたが、2階に上がり室内に入らせていただくとムアッとした空気が身を包みました、、、
また、屋根は勾配天井になっており、天井裏に断熱材を追加することができません(´-ω-`)
そのため断熱工事を行う場合には屋根の外側で行う必要があります!
赤外線カメラを使用して室内側から天井の温度を見てみると38.5℃になっておりました。
室温を下げるために空調を付けても天井近くの空気は屋根の温度で暖められるので部屋の上部に暖かい空気が滞留してしまいます、、、
続いて屋根の状況を確認するために屋根に登らせていただきました!
既存の屋根材はアーバニーというスレートでした!
スリット入りの屋根材で非常にオシャレな雰囲気のある屋根材です!
表面の塗装がされておりましたが塗膜の劣化が生じておりました!
アーバニーは塗装が不向きなスレートとして知られております。
というのもアーバニーはスリットが特徴的ですが、小口部分が細かくなりすぎて縁切りの対応がしにくいので塗装のリスクが高くなってしまいます(´-ω-`)
築年数を考慮して屋根の葺き替え工事のご提案をさせていただきました!
また、暑さをどうにかしたいという事もありましたので屋根断熱工事も併せて行っていきます!
まずは既存の屋根材の撤去を行っていきます!
アーバニーは割れが生じやすいスレートなので解体時も気を付けながら行っていきます!
解体時は古くなった防水紙がスレートに癒着して一緒に剥がれてきますが、新規の防水紙を後で施工するので問題ありません!
防水紙の剥がれた箇所から既存の下地の状態も確認出来ます。
この段階で下地に劣化が生じている場合には張り替えなども行う必要がございます!
屋根材の解体が完了しましたので続いて断熱材の施工を行っていきます!
厚み30mmのウレタンフォームで表面にはアルミシートが貼られております。
既存の屋根下地に垂木を設置してその間にウレタンフォームを取り付けていきます!
その上に構造用合板を張り合わせて下地組完了です!
軒先側の吸気口から空気が入って循環することで暑さがこもりにくくなります!
棟側には換気棟を取り付けるので暖められた空気が上から抜けるような造りになります!
下地組まで終了したら残りの作業は通常の葺き替え工事と同じになります!
構造用合板の上に防水紙の施工を行っていきます!
使用した防水紙は田島ルーフィングのニューライナールーフという防水紙です!
耐用年数が30年と非常に長く、防孔性能も高いお勧めの防水紙です!
使用感も非常によく、職人さんからの評判も高いので屋根の葺き替え工事ではお勧めの防水紙です!
防水紙の施工が完了したら軒先唐草などの役物を取り付けて屋根材の施工を行っていきます!
今回使用した屋根材はアイジー工業のスーパーガルテクト(Sシェイドチャコール)です!!
軽量な金属屋根で、屋根材本体の重さで言うとスレートの約4分の1程度の重さになります!
表面に焼き付けの遮熱塗料が塗布されており、裏には発泡断熱材がつけられております!
色も6色展開しており、お家の雰囲気に合ったものをお選びいただけます!
屋根材の施工は軒先側から吹き上げていきます!
長さの調整が必要になるのでその場合は現場で都度対応していきます!
屋根材の施工を行う途中で雪止めの設置も行っていきます!
金属屋根の場合、表面が滑りやすくなりますので雪止めは必須になります!
途中まで屋根材の施工が完了しました!
残りあと少しです!
残りの屋根材の施工も問題なく完了いたしました!
暑い中職人さんが頑張ってくれますので感謝です!
屋根材の施工が完了したら続いて棟板金の施工を行っていきます!
棟板金の固定に使う下地の貫板には樹脂製の貫板を使用しました!
経年劣化による腐食がないので長年使用していただけます!
貫板の設置を行っていきます!
屋根の合わさった部分に隙間を開けておりますがこの位置には換気棟を取り付けていきます!
防水紙に穴をあけているので万が一にでも雨水が入ってしまわないように雨仕舞を行う必要があります!
換気棟と通常の棟板金を取り付け取り合いのシールを打って施工完了になります!
屋根の葺き替え工事が完了しました!
屋根の断熱工事も併せて行っておりますので暑さの対策もばっちりです!
実際にお客様にお話をお伺いすると、今までは空調を付けないと部屋にすらいられなかったとのことでしたが、工事後は空調を付けなくても部屋にいられるぐらいになったとのことでした!
屋根の葺き替え工事によって防水性も高まったので30年以上はご安心いただけます!
お客様のご希望もあり、この後更に遮熱・断熱性のある塗料を使用しての屋根塗装工事の追加工事のご用命もいただきましたがそれはまたご紹介させていただきます!
今回、屋根の葺き替え工事は税込4,480,000円(足場、屋根工事、雨樋交換含む)で行わせていただきました!
既存屋根材や新規の屋根材、屋根の形状等によって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください!
記事内に記載されている金額は2024年08月21日時点での費用となります。【工事前】
【工事後】
Y様のアンケートを詳しく見る→
【新シリーズ:施工事例を紹介!】雹(ひょう)の被害を受けたスレート屋根をスーパーガルテクトで屋根カバー工事!【施工事例を紹介!街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
スレート屋根工事
【施工内容】
スレート屋根工事
【施工内容】
スレート屋根工事
【施工内容】
棟板金交換
【施工内容】
その他の工事
【施工内容】
雨漏り修理