
HOME > ブログ > 三鷹市新川にて築31年の劣化したスレート屋根のご相談
更新日:2021年11月08日
三鷹市新川にて「築年数の経った屋根のメンテナンスを考えています」とのお問い合わせを受けてお伺いしました。築31年とのことですが、約20年前に屋根・外壁共に塗装によるメンテナンスを行ったそうで、その後は何もメンテナンスをしていなかったそうです。
お客様のお宅は切妻屋根であり、屋根材はスレートです。全体としては経年劣化によって以下の劣化症状が見られます。
・棟板金の釘のゆるみ
・屋根材のヒビ、割れ、欠け、反り
・屋根材の色褪せ、苔・カビ・藻の発生
また、アンテナから錆が下に流れ落ち、その流れ出た錆が棟板金・屋根材へ付着している部分も見受けられます。錆は金属である棟板金にも錆を生じさせ、金属ではありませんがスレートの屋根材の劣化も早めてしまいます。このままでは屋根工事によって屋根を新しくしても、アンテナが悪影響を及ぼしてしまいますので、今回の屋根工事のご提案とともにアンテナの交換のご提案もさせていただきく予定です。
特に雨漏りは今のところ起きていないようですが、屋根材の防水性も機能せず、美観も損ねています。スレート屋根の耐用年数は最大でも30年なので、雨漏りも時間の問題であり、全面的な屋根工事をおススメします。
同じ建物の屋根でも日当たりによって劣化具合に違いが生じます。今回のお宅でも違いは顕著です。まず、南側ですが太陽の紫外線の影響を受けて、色褪せによる劣化が起こり塗膜が劣化しています。ちなみに白く見える部分はカビです。北側は日光が南側に比べ日が当たらず、苔・藻・カビが発生しています。これらが発生する要因は「水はけの悪さ」にあります。放置すると増殖し根が内部に食い込むので、建物の美観を損ねるだけでなく、ダメージを加速させ、その分寿命を短くしてしまいます。発見次第、洗浄・塗装による早めのメンテナンスを行えば屋根をそれほど傷めずに寿命も延ばすことができます。こちらの記事をご覧になっている方は、ご自身の屋根を決して屋根には上らず、安全な場所からこれらが発生していないか一度確認してみてください。
今回、お客様のお宅の屋根は約30年前のスレート屋根ということで「アスベスト」が含有されているものでした。アスベスト入りの屋根材は撤去費用が高額になってしまうため、特に野地板や防水紙に問題がなさそうでしたので、既存の屋根材の撤去費用がかからない、「屋根カバー工法」の工事をご提案させていただきました。
私たち「街の屋根やさんでは」屋根・外壁のお悩みに対しご相談を受け付けております。今回のお宅のようにまだ雨漏りが起こっていないお宅でも、いずれはきっと来る雨漏りへの対処の方法があります。最適なプランをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
また現在、私たち「街の屋根やさん」では、新型コロナウイルス対策として点検・工事等でお伺いする際は、マスクの着用・アルコール消毒・ソーシャルディスタンスを徹底し、お客様の安心・安全に配慮しております。 もしご対面でのお打ち合わせに不安を感じるようでしたら「zoom」によるお打ち合わせも承っております。ぜひ、お気軽にお問合せ下さい。
記事内に記載されている金額は2021年11月08日時点での費用となります。スレート屋根カバー工法で選べる屋根材【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
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街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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