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更新日:2021年05月13日
練馬区早宮で屋根の調査を行ってきました。使用されている屋根材はフルベスト20という旧松下電工が製造していた屋根材です。切り口に僅かな凹凸があり、軒先に向かって真っすぐのシマシマ模様になっているのが特徴です。フルベスト20は現在では廃盤品となっているので、全く同じものでメンテナンスなどを行うことはできません。また、アスベスト含有のスレート屋根であるため、葺き替えなどになる際は処分費が高額になることを念頭に置いておく必要があります。
アスベストと聞くと健康被害のイメージ強いですが、粉砕などしない限りは被害の恐れはないので、屋根材に使われていてもご安心ください。アスベストには建材を頑丈に作ることができるメリットもあって、アスベスト入りで作られた屋根は築年数が経ってもほとんどひび割れなどを起こしていないことも特徴です。
棟近くのスレートが1枚割れてしまっていました。2019年の台風19号の際に割れてしまったとのことでした。この場合、ご加入の火災保険会社に問い合わせしてみることをおすすめいたします。というのも、火災保険は火災による被害への保証と思われがちですが、ほとんどの保険会社で風災や雪害などの自然災害も対象としていることが多くなっています。もし対象となるのであれば、被害の復旧にかかる足場代や工事代を保険で賄うことができます。最終的な判断を下すのは保険会社さんなので、絶対に保険がおりますとは言えないのですが、そのようなものも対象になる可能性があると覚えていただけるだけでも幸いです。
スレート屋根は主原料がセメントであるため、本来は水を吸ってしまう建材です。しかしながら水を吸ってしまうと強度が弱くなってしまうため、製造時に塗装を施すことで撥水性をもたせています。この塗装の寿命は10年ほどでやってくるので、10年ほどを目安に再塗装のメンテナンスを行って上げることで、より長持ちさせることができます。今回のように苔が生えている状態はスレートが水を吸って湿っている証拠なので、塗装もしくは築年数によっては葺き替えやカバー工事を考える目安になってきます。
私たち街の屋根やさんでは、感染拡大の続く新型コロナウィルスへの感染対策として、マスクの着用や手指の消毒などを徹底して実施しています。お問い合わせの際はご安心いただければ幸いです。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。屋根葺き替えvs屋根カバー!違いを分かりやすく【プロが解説!街の屋根やさん】
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