狛江市東野川で経年による色の変化が楽しめる銅製雨樋工事をおこないます

更新日：2021年05月13日

狛江市東野川で調査した屋根は、台風で雨樋が落ちてしまったので、火災保険を適用して直す事になりました。吊ってある雨樋は銅製雨樋で、築３０年以上経過して緑青が出て風合いのある緑色に変化していました。新しく交換するのはピカピカの銅なので暫くは派手な見た目になりますが、経年変化による色の変化が楽しめるのが銅製雨樋の醍醐味ですので、徐々に変わっていくのを楽しみにしてください。

【台風の被害は火災保険で直します】

軒先に吊ってある軒樋が台風の強風によって垂れ下がっています。固定方法が、金具を垂木の先に打ち込んで止めていきますので、木が痩せてきて緩んでいた所を風で煽られて外れてしまった様です。台風の被害ですので、火災保険の風災を適用して直す事になりました。

【銅製雨樋は電蝕により穴が開く事があります】

銅は緑青（ろくしょう）というサビが出て表面を保護してくれので耐久性が高い材料なのですが、別の金属と接触する事による電蝕で穴が開く事があります。回りに鉄が使われていたり、釉薬瓦の釉薬の中に含まれる鉄分によって起こる事もあります。小さい穴であれば補修が出来ますし、その補修跡もまた良い味を出す事もありますが、劣化が酷くなったり曲がってしまえば交換が必要になります。

【最初はピカピカの銅製雨樋も経年によって色が変化していきます】

台風で落下した部分を新しく交換しました。垂木に被せる化粧カバー（たにばな）や雨樋本体・金物も全て銅で作られていますので、最初は自分の顔が写るくらいピカピカな状態です。最初は派手な見た目ですが、だんだんと色が変わっていきます。

こちらは交換して５年が経過した銅製雨樋です。最初は上の画像の様にピカピカな状態でしたが、５年が経過して段々色が変わってきています。良い色だと思いませんか？和風な建物に合うのが銅製雨樋ですので好みが分かれると思いますが、まだまだ色の変化を楽しむことが出来ます。狛江市東野川で銅製雨樋の交換工事をおこなう建物も、同じ様に最初は新しい銅の光沢が出ますが、長い年月をかけて緑青が出るのを楽しみにすると仰っていました。

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